「仕事がつまらんがやない。ルーティーンがつまらんがよ。」(所ジョージ)
ミュージシャンでありコメディアンでありタレントの、所ジョージ(1955〜)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、所さんの仕事場兼遊び場「世田谷ベース」でのインタビューにて、語られたもんながよ。
よう仕事がつまらんとかっちゅうて愚痴りゆうサラリーマンの人がおるけんど、所さんは「仕事がつまらんがやない」っちゅうて断言するがやき。
つまらんがは、仕事やのうてルーティーンやっちゅうがよ。
仕事のやり方をルーティーンにするき、つまらんなるがやっちゅうがやき。
つまり、つまらんがは、実は自分やっちゅうがよ。
たとえば、今日は靴下を片方だっけ履かんと会社に行ってみるとか、何でもえいきチョコッとだっけ何かを変えてみるだっけで、決まりきったツマラン日常らあて、びっくりするばあ簡単に雲散霧消するもんやっちゅうがやき。
仕事を、毎日毎日おんなじことの繰り返しの、つまらんルーティーンにしちゅうがは、実は自分自身やっちゅうことながよ。
そこに気づけりゃあ、ほいたら自分で面白うすることやち、簡単やっちゅうことにも気づけるはずながやき。
何でも面白がって、すぐにやってみりゃあえいだっけながよ。
さらに所さんは言うがやき。
「なんで大人になりゃあ、砂場で遊べんがやろうか?」
大人になったち、砂場で砂まみれになって遊んでみりゃあ、新たな気づきをいっぱい得られるかもしれんにっちゅうて、飄々と語られるがぜよ。