2018年05月17日

「土佐学協会」主催「第12回・土佐学大会」(後編)ぜよ!

 5月13日(日)は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)主催の「第12回・土佐学大会」やって、今回は昨日のブログの続きで「後編」ながやき。
(1)土佐学大会後半


 高知県立大学・高知工科大学の永国寺キャンパス教育研究棟のA101教室にて13時半から「山内家第19代当主が語る明治維新150年」をテーマに開会し、お2人の講師による講演が終了し、予定よりかちくと早めの15時20分ばあにゃあ、質疑応答も終わったがよ。


 ほんで司会のワシから、ご参加の約50名の皆様に、ちくとお願いをさいてもうたがやき。


 「土佐学協会」が中心となって、「松崎淳子先生の書籍を出版する会」を立ち上げ、この秋に「土佐寿司の本」を出版する予定ながやけんど、そこに対するご寄付のお願いやったがよ。


 「郷土寿司大国」と呼ばれるばあ、高知県にゃあいろんな郷土寿司が各地に存在しちゅうに、それらあが県民にあんまり知られんまんま、いまや消えかけちゅうがやき。


 また、土佐の伝統食の生き字引的存在である著者の松崎淳子先生も御年92歳やき、こちらもいま作らにゃあ、いつ作るがなっちゅうことながよ。


 「和食」がユネスコの文化遺産となり、世界中で寿司がブームとなり、2020年「東京オリンピック」が目前で、「郷土寿司大国土佐」をアピールするにゃあ、絶好のタイミングでもあるがやき。


 ちゅうことで、皆様にご寄付をお願いいたしますっちゅうたら、何名かの方々からその場にてご寄付をいただき、また資料を欲しいっちゅう方々もたくさんおられたがよ。


 まっこと、ありがとうございますぜよ!


 さて、ここでちくと休憩タイムで、何名かのご参加者が帰られ、15時40分ばあから、「土佐学協会」研究会報告があったがやき。


 まずは理事長のワシが座長を務める「土佐酒学研究会」から、この1年間の活動報告をさいてもうて、今年度の活動の第1弾「四万十町にての田植え体験と交流会」が、6月10日(日)に開催されるっちゅう報告をさいてもうたがよ。
写真2 土佐酒学研究会報告

 お次は、理事の大野さんが座長を務める「地域文化デジタルアーカイブ研究会」の報告やけんど、大野さんが都合で欠席やったき、代わりにワシから簡単に活動報告をさいてもうたがやき。







 続いては、理事の長崎さんが座長を務める「土佐の酢みかん文化研究会」の報告で、長崎さんから活動報告があったがよ。
(3)長崎さん研究会報告

 お次は、一般研究報告で、高知県立大学文化学部3回生の宮地悠太さんから、「津野町高野農村歌舞伎に参加して」っちゅうタイトルにて、研究報告があったがやき。
(4)一般研究報告(5)宮地さん報告
















 津野町高野の農村歌舞伎は、「鍋蓋上廻し」っちゅう、全国唯一の方法で行われゆう貴重な伝統行事で、そこに外部から初めて、2人の学生で出演さいてもうたっちゅう報告やったがよ。
(6)農村歌舞伎映像

 演目は「義経千本桜」で、セリフもいただいたっちゅうて、その一部が映像で流されたがやき。


 連日の練習の中で感じたことは、お年寄りやベテランや若者や子供まで、みんなあが協力し合う姿は、「ひとつの大家族のようやった」っちゅうがよ。


 ほんで、今回自分はたまたま参加することができたけんど、このような地域活動に関心を持っちょって参加したいっちゅう学生は、実はたくさんおるがやないかっちゅうがやき。


 けんど、現実にゃあそんな学生が活動できる機会らあて、なかなかないがが現実ながよ。


 ほいたら、学生(あるいは若者)と地域をつなげる仕組みや組織、マッチング団体があったらえいがやないかっちゅうがやき。


 ほんで、地域と若者をつなげるマッチング団体が、特に高知県にゃあ必要やっちゅうて、締め括られたがよ。


 宮地さん、堂々とした研究報告、ありがとうございましたぜよ!


 こうして「第12回・土佐学大会」の一般の部は、16時半過ぎにゃあ無事お開きとなったががやき。


 その後は引き続き、会員の皆さんだっけ残っていただき、11名ばあのメンバーにて、土佐学協会平成30年度総会を開催したがよ。


 まずは、成田会長さんから開会のご挨拶があり、お次は議長選出で、ワシが議長を務めさいていただくことになり、審議を進めさいてもうたがやき。
(7)総会 会長挨拶

 まずは会員の状況について。
2018.5.17(8)総会風景

 平成30年3月31日現在の会員数は、個人会員52名、賛助会員9団体、学生会員0名、土佐学応援団0名で、前年同時期と比べて個人会員は10名増加やったがよ。


 続いては、平成29年度事業報告と収支決算報告。


 事務局の清原先生から報告があり、監事の藤戸さんから監査報告があり、無事拍手でもって承認されたがやき。


 その後は平成30年度事業計画(案)と収支予算(案)。


 清原先生から報告があり、「地域文化デジタルアーカイブ研究会」がないなるき、代わりの研究会のご希望がありゃあご連絡をお願いしますっちゅうことやったがよ。


 こちらも無事ご承認いただけたがやき。


 お次は、役員選出についてで、理事の大野さんからご家庭の事情により理事を引かせてほしいっちゅう希望があり、理事会としちゃあ残念やけんど致し方ないっちゅうことで、承認さいてもうたがよ。

(2)ご来場者
 こうして平成30年度総会も無事終了。


 その後は、ちくと会場の後片付けらあをして、18時前ばあからは、お疲れさんの懇親会ながやき。


 場所はもちろん、土佐学協会といやあ「ちゃのま」(高知市廿代町15-19ダイアパレス追手前2F TEL:088-802-3008)さん。


 今回は、講師の山内さんと高木さんにもご参加いただき、12名での懇親会やったがよ。


 乾杯のお酒は当然、土佐学協会プロデュース、「日土人(ひとびと)」(永田農法・純米酒)ながやき。
(9)日土人

 さあその後は、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・こぢゃんと盛り上がったがよ。














 懇親会は残念ながら欠席の長崎さんくの食味値日本一のキュウリ、チャンバラ貝、初鰹のタタキ三種盛り(塩タタキ、ポン酢タタキ、ぬたタタキ)、アオサノリの天ぷら、だし巻き玉子・・・何を食べたちまっこと旨いもんやき、お酒も会話も弾むこと、弾むこと!
写真10 長崎さんくのキュウリ写真11 鰹タタキ三種盛り










写真13 アオサ天写真14 出汁巻玉子

















 さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・「船中八策」(超辛口・純米酒)も注文し、また飲んで食べて語り合うて・・・おおいに盛り上がったがやき。
2018.5.17(12)宴席風景




 〆にいただいた鯖の棒寿司も、まっこと美味しかったがよ。
写真15 サバ棒寿司















 講師をお務めいただいた山内さん、高木さん、そして成田会長さんを筆頭の会員の皆さん、そして大会にご参加いただきました会員外の皆さんも、まっことありがとうございましたぜよ!














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司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 13:45│Comments(0)