「オトゴチ」っちゅうんは、司牡丹発行の無料の情報紙「土佐発・オトナノ御馳走」(隔月刊)の略称ながよ。
この情報紙の読者は、皆さん「オトゴチ団員」っちゅうことで、ありがたいことに全国47都道府県に5000人ばあおられるがやき。
ほんで、東京(とその近郊)の団員さんは特に多いき、年に1回この時期に東京にて、団員さんの集いを開催して16年になるっちゅうわけながよ。
ちなみにこの無料情報紙「オトゴチ」をご希望の方は、下記をご覧くださいや。
http://www.tsukasabotan.co.jp/jouhou/magazine_j.html
さて、今回も満席ビチビチの128名の皆さんにご予約をいただき、キャンセル待ちは何と過去最高の50人ばあおられたっちゅうことで、ワシと滝澤関東統括部長の2人で、16時過ぎばあから入って、準備や打ち合わせらあをしたがやき。
キャンセル待ちで入れざった皆さん、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ！
開宴時間の30分前の17時半ばあから、ぼちぼち団員の皆さんやご同伴の皆さんらあが集まり始めたがよ。
「宝」の全フロアと別室や個室も全て含めての丸ごと貸し切りっちゅうんは、この会がスタートして3年目が初めてやったがやけんど、これで5年連続丸ごと貸し切りっちゅうことで、まっことありがたいことながやき。
けんど、だいたい皆さん開会時間直前にいらっしゃるもんやき、受付前にズラリ行列ができてしもうたがよ。
「酒蔵レストラン」の前に大行列ができちゅうことに、通りを行く人らあはビックリして振り向かれよったがやき。
皆さん、お待たせしてしもうて、まっこと申し訳ございませんでした！
さて18時ちくと過ぎにゃあ、何とか開会。
まずはオトゴチ団長のワシのご挨拶で、なにしろ過去最高人数の会となったき、さすがにグラスや取り皿が少ないことや、行き届かん点も多々あるかもしれんけんど、ご容赦くださいやっちゅうて、お願いもさいてもうたがよ。
続いて、今年は「明治維新150年」っちゅう大きな節目の年であり、さらに「司牡丹会社設立100年」(創業は415年)であり、さらにさらに「司牡丹・船中八策・発売30年」っちゅう記念すべき年やっちゅう話らあをさいてもうて、今回は司牡丹から滝澤関東統括部長がお手伝いに来てくれちゅうきご紹介さいてもうて、その後は乾杯酒の「司牡丹・封印酒・生酒」(純米吟醸生酒)の説明らあをちくとさいてもうたがやき。
ほんで、これから記念すべき「グレイテスト・ショー」がスタートやっちゅうことで、ヒュー・ジャックマン主演の映画「グレイテスト・ショーマン」の主題歌「ザ・グレイテスト・ショー」にて、「封印酒・生酒」の入場となったがよ！
ほんで、このお酒をみんなあがグラスに注ぎ終えたがを見計ろうて、ワシの発声にてみんなあで声高らかに乾杯したがやき。
★乾杯酒:「司牡丹・封印酒・生酒」(純米吟醸生酒)〈発売前の早出し！〉
華やかな香りとフレッシュでやわらかな味わいが膨らみ、かつ後口のキレが爽やかで、まっこと夏らしい美味しさながよ。
アチコチから、「美味し〜い！」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがやき。
★「司牡丹・維新の里」(純米酒)
●皿鉢:チャンバラ貝旨煮 ドロメおろし はちきんのすりみ天 トンゴロイワシの唐揚げ 四方竹の生海苔和え サツマイモの柚子塩チップス 青さ海苔の天ぷら
続いては「維新の里」で、「維新」は英語で「レストレーション」やき、エルトン・ジョン＆バーニー・トーピンのアルバム「RESTRATION」から、「Take Me To The Pilot」っちゅう楽曲にてカッコよう入場ながよ。
この酒の、「香り」「膨らみ」「キレ」の三拍子揃うた美味しさに、皆さん一気に満面笑顔になったがやき。
このお酒の軽快な膨らみが、各珍味類の美味しさをバッチリ引き立ててくれ、いきなり箸も杯も止まらんなるっちゅうもんながよ。
皆さんも、その組み合わせの妙に満面笑顔となって、一気に大盛り上がりとなっていったがやき。
そっから後は、ワシと滝澤部長とで、早速アチコチ回らいてもうて、どこに行ったち大盛り上がりとなったがよ。
★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
●造り:一本釣り日戻りワラ焼き生・初ガツオの塩タタキと永田農法「足摺レッド」(赤玉葱)のスライス
さあいよいよ皆さん心待ちの、「初鰹の塩タタキ」＋「足摺レッド」と「船中八策・零下生酒」の登場ながやき！
いっつもやったら「龍馬伝」のBGMで登場ながやけんど、今年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の龍馬さん役に小栗旬さんが決まったっちゅうお祝いに、小栗旬さん主演の映画「銀魂」の主題歌、UVERworld(ウーバーワールド)の「DECIDED(ディサイディッド)」にて、元気よう入場したがよ。
獲れたての初鰹の塩タタキの鮮度抜群の旨み、「足摺レッド」の甘み、さらにそこに「船中八策・零下生酒」の軽快な旨みとなめらかな膨らみと抜群のキレが加わりゃあ、その美味しさはもはや天下無敵の最強タッグ！
どこのテーブルも、アッちゅう間に鰹のタタキの皿はカラになり、「船中八策・生」の瓶もカラになっていったがやき。
ほんで、あちこちから「やっぱり美味しい！」「最高っ！」っちゅう大絶賛の声が聴こえてきたがよ。
★「かまわぬ生酒」(きもと純米生酒)〈発売前の早出し！〉
●焼物:四万十ポークつくね たっぷり生姜餡掛け
お次のお酒も禁断の早出しで、ヤングきもと、きもと生酒の登場ながやき。
「かまわぬ」は、元禄時代の七代目市川団十郎さんが使うて流行った伝統文様やき、11代目市川海老蔵さんが主演し、お父様の12代目市川団十郎さんも出演された映画「利休にたずねよ」の主題曲の中から、作曲家岩代太郎さんの「侘・寂」にて、静かに入場したがよ。
このお酒のナチュラルでフレッシュな風味と幅のあるコクと上品な酸味が、まさに「旨いっ！」っちゅう一言ながやき。
さらに生姜餡のたっぷりかかった四万十ポークつくねと合わせていただきゃあ、お互いの旨味が引き立て合うて、美味しさ倍増ながよ！
さて、続いてはいよいよ、お待たせしましたの「大吟醸斗瓶囲い」が登場ながやき！
まずはこの酒にて、本年も全国新酒鑑評会最高位金賞を受賞しましたっちゅう報告をさいてもうて、万雷の拍手喝采をいただいたがよ。
ほんで、「斗瓶囲い」について詳しゅう解説さいてもうた後、荘厳な雅楽の調べ、東儀秀樹さんの「光の序」とともに、スタッフ2人に抱えられた「斗瓶囲い」がシズシズと入場し会場を練り歩きゃあ、皆さん狂喜乱舞して写メを撮りまくりとなったがやき。
全てのお席、全てのお部屋を回ったがやけんど、どこでもまるで人気アイドルのサイン会かと思うばあの、歓声とシャッター音で盛り上がりまくりやったがよ。
★特別出品:「司牡丹・大吟醸斗瓶囲い」(大吟醸原酒・本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒)〈非売品〉
●箸休め:司牡丹の「食べる酒粕」＋「ファームベジコ」の日本一のキュウリ
その後、この「大吟醸」は、片口らあに注ぎ分けられ、皆さんのテーブルに配らいてもうたがやき。
この酒を口に含みゃあ、その芸術的な高貴な香りと比類無きまろやかさで豊かに膨らむ味わい、見事なバランスの良さに、アチコチから感動のため息が漏れよったがよ。
高知市春野の「ファームベジコ」の長崎さんくの食味値日本一のキュウリに、司牡丹の「食べる酒粕」をつけていただき、この大吟醸と合わせりゃあ、元々旨いもんがさらにワンランク美味しさがアップしたかのように感じ、交互にやりゃあ止まらんなってしまうがやき。
★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)〈発売前の早出し！〉
●逸品:炙り鰤ぬた 長芋酒盗焼き
お次のお酒は、これまた発売前の早出しで、「船中八策」のプレミアムバージョン「槽搾り黒」やって、ここは当然、名曲「龍馬伝」にての入場ながよ。
キュッとやりゃあ、品格のある含み香が広がり、鮮烈で輪郭のハッキリした味わいが絶妙なバランスで柔らこう口中に膨らみ、後口は心地えいばあ爽やかにキレてゆくがやき。
合わせる料理は、ニンニク葉を刻んだ酢味噌のヌタをかけた炙り鰤と、長芋に酒盗をかけて焼いた珍味の2品ながよ。
まっことこういう珍味系と合わせりゃあ、「船中・黒」の旨さが爆発するき、マジで杯も箸も止まらんなるがやき。
さて続いては、メインの龍馬さんのこよなく愛した軍鶏鍋が登場！
128名分の鍋なもんやき、こりゃなかなか大変ながよ。
★「船中八策・八策ラベル」(超辛口・純米酒)
●龍馬の愛した軍鶏すき鍋
ぼちぼち鍋も煮えた頃、今度は「龍馬伝�供廚痢峩�気」の曲にて、イケメンキャラクター八策(やさく)ラベルの「船中八策」が登場ながやき。
この酒が、軍鶏すき鍋の美味しさを下から支えて押し上げ、グンと引き出し、倍増さいてくれるがよ。
交互にやりゃあ、これまたまっこと箸も杯も止まらんなるがやき！
これぞ口福の極み！
ワシゃあ会場のアチコチを回らいてもうたがやけんど、皆さん満面全身笑顔になって、会場全体がさらにこぢゃんとえい雰囲気に包まれ、大盛り上がりやったがぜよ！
●〆のうどん
お食事は、軍鶏鍋の残り汁を使うたうどんながよ。
軍鶏鍋の出汁がうどんに沁み込んで、旨いこと旨いこと！
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●柚子シャーベット
締め括りにゃあ、名作映画「ララランド」より「エピローグ」のBGMにて、柚子リキュールと柚子シャーベットの登場ながやき。
その爽やかな香りと酸味と甘みは、まっこと大人の組み合わせのデザートながよ。
とにかく皆さん和気あいあいと美味しゅう楽しんでいただけたようで、例年以上にこぢゃんとえい感じに盛り上がった会になったがやき。
ワシも滝澤部長も、アチコチのお席を回らいてもうて、ニコニコ全身笑顔の皆さんと、美味しい酒を酌み交わしたり、いろんな話題で盛り上がったりで、こぢゃんと楽しまいてもうたがよ。
まっこと皆さん、こぢゃんと楽しそうで幸せそうで、心ゆくまでエンジョイされ、最後まで大盛り上がりやったがやき。
そんなこんなで、気がつきゃあスタートから3時間が経過しちょって、21時過ぎばあにゃあ、当店の木村総店長(兼料理長)と敷波店長から御礼のご挨拶があり、拍手喝采やったがよ。
ほんで、ワシの大学の大先輩でジャーナリストの岩田公雄さんの中〆にて、大団円のお開きとさいてもうたがやき。
今年も、満面笑顔でちくとフラフラしもって帰路につかれる皆さんのお顔が、例年以上にこぢゃんと輝いちょったがよ。
とにもかくにも、ご参加いただきました団員の皆さん、ご同伴の皆さん、まっことありがとうございました！
そして、「宝」のスタッフの皆さん、お疲れ様でした！ありがとうございましたぜよ！
ほいたら、ご参加者の皆さんからいただきましたアンケートの中から、いっつも以上にあふれまくりの悦びの声のほんの一部を、以下にご紹介さいてもうて、今回のブログを締めさいてもらいましょうかのう。
●料理がとても美味しかった。料理とお酒が本当に合っていて、納得がいきました！
●フマンの声まったくなし！！10年以上参加していますが・・・いつも最高です！！
●生きててよかったです。
●大変素晴らしい会で、大人気なのがよく分かりました。
●とても満足しました。特にお酒入場のパフォーマンスはお酒の価値が上がります。
●美味しいお酒、美味しいお料理、大好きな仲間と集えるのは、この上なく至福の時を過ごさせていただきました。
●丁寧な解説と料理の関係をお話いただき、お酒の楽しみ方が一層深まりました。
●こんなに美味い酒と肴。高知がうらやましいぜよ！
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