日本酒造組合中央会の役員、各都道府県の会長・評議員の方々らあが、総勢100名ばあ集まったがよ。

ワシゃあ高知県酒造組合の理事長としての参加ながやき。
13時半にゃあ、まずは古賀常務理事さんの進行にて開会し、篠原中央会会長さんから、簡単なご挨拶があったがよ。
続いて新しゅうに県会長となった方々のご紹介があり、お次は、本会の議長について兵庫県の嘉納評議員さんが推薦され、議長席に着座され、議案についての報告がスタートしたがやき。

まず、第65回通常総会に提出する議案についてで、議案第1号「平成29年度事業報告」についちゃあ、朗読説明は省略すべきっちゅう提案があり、スムースに第1号議案は報告が終了したがよ。
続く議案第2号「平成29年度決算報告」についても、古賀常務理事さんからの要点のみの説明があり、スムースに終了したがやき。

お次の議案第3号「本会提出案件」については、特になしやったがよ。
続いては、評議員会研究議題で、「日本酒振興対策について」、3名の方々から発言(富山県・桝田会長より「表示方法の国際的視野に沿った改正について」、石川県・吉田会長より「加工用米の安定価格・供給について」、千葉県・大塚会長より「中国の原発事故規制について」)があり、それぞれに担当役員の方々から回答があったがやき。


こうして14時半過ぎばあにゃあ、平成30年度第1回評議員会は終了したがよ。
その後は、会場の座席の配置の変更があるためちくと休憩し、15時からは日本酒造組合中央会第65回通常総会が開催されたがやき。

壇上にゃあ演壇が設けられ、ご来賓席も用意され、まずは篠原会長さんからご挨拶があったがよ。
今度はちくと長めのご挨拶で、15分ばあやったがやき。
お次は永年勤続者表彰で、各県酒造組合関係の永年勤続者11名の方々らあが表彰され、代表の岡山県酒造組合利守会長さんから御礼のご挨拶があったがよ。

続いては感謝状贈呈で、「日本酒で乾杯推進会議」を通じ、長年多大な貢献をしていただいた、「日本酒で乾杯推進会議」代表の石毛直道氏(国立民族学博物館名誉教授)、「日本酒で乾杯推進会議」100人委員・運営委員会専門委員の神崎宣武氏(民俗学者・神崎研究室代表)、「日本酒で乾杯推進会議」運営委員長の西村隆治氏(沢の鶴株式会社社長)の方々に、感謝状が贈呈されたがやき。

ほんで、石毛名誉教授さんから、御礼のご挨拶があったがよ。
お次は、叙勲・褒章受章者紹介で、平成29年秋及び平成30年春に本業界関係者で、叙勲・褒章を受章された方々が、ご紹介されたがやき。
お次は議長選任で、恒例により、篠原会長さんが議長っちゅうことに決まったがよ。
ほんで議案審議に移り、まずは議案第1号「平成29年度事業報告」と議案第2号「平成29年度決算報告」を一括上程っちゅうことで、さらに朗読説明は省略すべきっちゅう提案があったがやき。

簡単な説明と、田中監事さんによる監査報告があり、議案1号2号ともに、原案通り拍手でもって承認されたがよ。
続いては、議案第3号「本会提出案件」で、まずは「第65回通常総会決議案について」(國酒振興のための決議・案)は岡本副会長さんによる朗読があり、拍手にて承認され、最後に「第66回通常総会開催地について」は東京っちゅうことで、拍手にて承認されたがやき。

お次は議案第4号「役員改選」で、選考委員により候補者を挙げるっちゅう改選方法に決まり、議長より選考委員が指名されたがよ。
ちなみに四国からはワシが、選考委員に指名されたがやき。
ほんで、選考委員は別室に移動し、新役員の方々を選考さいてもうたがよ。

再び会場に戻り、総会が再開されがやけんど、この時点にてご来賓の方々がご来場されたがやき。


ほんで、選考委員長さんから新役員(理事、監事候補者)案が発表され、その案通り拍手でもって承認されたがよ。


お次は来賓祝辞で、まずは麻生財務大臣さんの代理の方が、続いては山本農林水産大臣さんの代理の方が、さらに全国卸売酒販組合中央会の松川会長さんの代理で専務理事さんがお祝辞を述べられ、その後はご来賓の皆さんのご紹介があったがよ。
続いて祝電披露があり、ここでほとんどのご来賓の方々が、ご公務のため退席されたがやき。
ほんで、新役員メンバーにて、別室にて理事会が開催され、総会は再び一時中断。
総会再開となり、岡本副会長さんから、新正副会長、理事・支部長、監事、委員長らあが発表されたがよ。
ちなみに愛媛出身の篠原会長さんは、続投となったがやき。
お次は、退任される旧役員の方々が登壇され、退任のご挨拶をされ、続いて新任の役員の方々が登壇され、新任のご挨拶をされたがよ。


こうして17時過ぎばあにゃあ、第65回通常総会は、無事閉会となったがやき。
ほんで、別室にて17時半から懇親パーティが開催されるがやけんど、ワシゃあこちらは欠席さいてもうて、東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)さんに向こうたがよ。
かつてワシがこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間を中心とした30名の皆さんと、こちらのお店にて「旬と日本酒・輝きの会」<2018夏・初鰹と司牡丹を楽しむ会>が18時から開催ながやき。
水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また「旬どき〜」っちゅう会の命名者も水口先生やったがよ。
ほんで9年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。

その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、まずは4年前の5月に「宝」にて「初鰹と司牡丹の会」(「2014年5月15日」のブログ参照)を開催し、続いて3年前の10月に「戻り鰹と司牡丹の会」(「2015年10月30日」のブログ参照)を開催し、一昨年は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2016年6月14日」のブログ参照)、11月に「天寿とハタハタ・司牡丹と戻り鰹の会」(「2016年11月8日」のブログ参照)を開催し、昨年は5月に「初鰹と司牡丹の会」(「2017年5月18日」のブログ参照)、10月に「浦霞と三陸塩釜ひがしものメバチマグロ・司牡丹と戻り鰹の会」(「2017年10月10日」のブログ参照)を開催し、今回に至るっちゅう経緯なが
よ。
ちなみに一昨年秋の会の際に、水口先生が晩年提唱されよった「ディライト・マーケティング」から、「旬と日本酒・輝きの会」っちゅう名称が正式に決まり、水口先生のお弟子さんである吉川京二さんが会長にご就任されたがやき。

会のメンバーは、ブリヂストン、NEC、京王プラザホテルらあの有名企業のOBの皆さんっちゅうお歴々が中心で、酒通・食通の方々だらけやろうき、気合いも入るっちゅうもんながよ。
ワシゃあ何とか17時半過ぎばあに「宝」に入り、呼び掛け人でもある、かつて水口先生の元でワシらあの事務局をご担当いただきよった澤田さんと、ちくと打ち合わせや準備らあをしたがやき。
ほんで次々とお客様がいらっしゃり、ワシを除いて30名(数名遅れて参加)が集まり、18時にゃあ呼び掛け人の澤田さんとワシの司会にて開会ながよ。
まずは、当会の吉川会長さんから開会のご挨拶があったがやき。
ほんで、乾杯酒の「司牡丹・封印酒・生酒」(純米吟醸生酒)を注いでいただき、吉川会長さんのご発声にてみんなあで乾杯したがよ。
★乾杯酒:「司牡丹・封印酒・生酒」(純米吟醸生酒)

アチコチから「美味し〜い!」「フルーティ!」っちゅう声が上がる中、続いてはご参加メンバーの江戸好きイラストレーターいずみ朔庵さんによる、「江戸時代のお金について」のミニ講演があったがやき。


当時のお金のサンプルらあも回覧し、ズッシリと懐が重いっちゅう感覚も体感でき、なかなか面白いかったがよ。
お次は、「宝」の料理長も兼任の木村総店長さんから、この日のお料理メニューの解説があったがやき。

続いては、「司牡丹・維新の里」と前菜盛りが登場し、18時半ばあから宴会のスタートとなったがよ。
★「司牡丹・維新の里」(純米酒)
●前菜:はちきん地鶏のすり身天 チャンバラ貝の潮煮 酒盗チーズ 四万十稚鮎の甘露煮 ホタルイカのヌタ 長芋のシラス焼き 司牡丹の「食べる酒粕」


このお酒の「香り」「膨らみ」「キレ」の三拍子揃うた美味しさと前菜の珍味の数々がまっことバッチリで、皆さん大悦びやったがやき。
特に、「司牡丹・食べる酒粕」の美味しさとお酒との相性の良さにゃあ、「どこで売りゆう?」っちゅう質問が殺到したばあながよ。

★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
●鮮魚:一本釣り初鰹のワラ焼き塩タタキと足摺レッドのスライス


いよいよ待ってましたの、昨日の朝まで活きちょった鮮度抜群の初鰹のワラ焼き塩タタキと、「船中・零下」の最強タッグが登場!
その組み合わせのあまりの絶妙な美味しさは、全員の方々から大絶賛やって、鰹もお酒も進むこと進むこと!
土佐清水の永田農法・赤タマネギ「足摺レッド」の美味しさと鰹との相性も最高やって、何人かから「鰹のオカワリが欲しい!」っちゅう声も上がったばあながやき。
★「豊麗司牡丹」(純米酒)
●焼物:四万十ポークのロースト 塩二郎の藁塩

お次は、脂身まで甘いっちゅう四万十ポークのローストに大人気の塩二郎の藁塩をかけた料理と、吉田茂首相も愛飲された「豊麗司牡丹」の組み合わせながよ。
その豚肉のトロケルような甘味と藁塩の風味に皆さん大悦びで、さらにこの酒と合わせりゃあ、互いの旨味や風味を引き立て合うて、こぢゃんと美味しゅう感じていただけたようで、皆さんから感嘆の声をいただけたがやき。
★特別出品:「司牡丹・大吟醸 黒金屋(くろがねや)」(金賞受賞・大吟醸原酒)
●口替:新生姜とトコブシの和え物

続いては、新生姜とトコブシの和え物と、本年度全国新酒鑑評会に出品され最高位金賞を受賞した、そのものの大吟醸が登場し、皆さん大コーフン!
新生姜の柔らかな辛味、トコブシの磯の風味あふれる旨味が、この酒の華やかな芳香となめらかな味わいが見事に調和する品格ある組み合わせに、またまた皆さん大絶賛やったがよ。
このあたりから、皆さんかなり打ち解け、席を移動されたりして、大盛り上がりとなっていったがやき。

★「きもと純米かまわぬ・生酒」(きもと仕込み純米生酒)
●揚物:はちきん地鶏と椎茸の包み揚げ

お次は、近年大人気の「はちきん地鶏」と椎茸の包み揚げで、そのジューシーな肉の旨みと椎茸の旨味が見事に融合しちょって、これまた絶品やったがよ。
そこに高知県唯一のきもと仕込みの、さらに希少な生酒を合わせりゃあ、このお酒の幅のあるコクと上品な酸味が、一層この料理の美味しさを引き立ててくれるがやき。
★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
●主菜:鱧のしゃぶしゃぶ



続いては、メインの「鱧のしゃぶしゃぶ」で、合わせるお酒は司牡丹人気ナンバーワン「船中八策」のプレミアムバージョン「槽搾り黒」の登場ながよ。
このお酒が、鱧と野菜らあの様々な素材そのものの美味しさを出汁のように下から支えて押し上げるようで、これまた「美味し〜い!」っちゅう声がアチコチから次々と上がったがやき。
思わず「くぅぅ〜〜っっ!!」っちゅう声が漏れそうなばあ、全身に沁みる美味しさやったがよ。
●食事:室戸の青さのり雑炊

シメの食事は、鍋の残り汁に卵とご飯と青さのりを加えた極上の雑炊やって、その絶妙な美味しさに皆さん大悦びやったがやき。

★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:柚子風味わらび餅


ラストはデザートとデザート酒で、最初はちくと抵抗があったような男性陣も「こりゃウマイ!」と太鼓判!
とにかく全体のお酒とお料理の組み合わせが絶妙やと、皆さんからこぢゃんとお誉めの言葉をいただけたがよ。
水口先生が亡くなられる直前まで口を酸っぽうして語られよった、ディライト・マーケティング・・・「ワー!嬉しい!ありがとう!」っちゅう実践を、まさにお酒とお料理で表現してくれたっちゅうて、皆さんから大絶賛をいただけたがやき。
気がつきゃあ時間は既に21時半を過ぎちょって、実に3時間半がアッちゅう間に過ぎちょったがよ。
こうして「旬と日本酒・輝きの会」<2018夏>は、大団円のお開きとなったがやき。
皆さん、ちくと千鳥足で、満面全身満開笑顔で、まっこと嬉しそうに帰路に尽かれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、吉川会長さん、呼び掛け人の澤田さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を以下にご紹介さいていただき、今回のブログを締め括らいていただきます。
●いつも素晴らしい酒と料理をありがとう!
●緊張しましたが、人々ともつながり、よかったです。
●いつも楽しい。
●毎回楽しく参加させていただいています。社長、サイコーです!!
●いつも最高に美味しいお料理にお酒、幸せすぎます!社長ありがと。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社