
このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟店のオリジナル活動11年目の第1弾で、土佐学協会にとっちゃあ、「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」11年目の第1弾ながよ。
つまり、米づくりから酒づくり、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで、1年かけて体験し、オリジナル銘柄「日土人(ひとびと)」を世に送り出すっちゅう、全国でもまず前例のない、ワクワクするような取り組みながやき!
そのワクワクするような取り組みも、今回で11年目を迎え、その第1弾が田植えながよ。
毎年梅雨時の田植えやき、ほとんど毎回雨天やったがが、昨年は10周年記念でピーカンに晴れたがやけんど、今年はやっぱし雨天やったがやき。
そんな雨天の中で、ワシらあの受け入れ準備をしていただいた四万十町の農家の皆さんとクラインガルテンの皆さんにゃあ、まっこと感謝感謝ながよ!
さてそんな今回は、例年通り日本名門酒会加盟店の皆さんらあがPRしてくださり、愛媛や香川からバスをチャーターしてたくさんの方々と共に参加してくださり、例年よりは少なかったけんど、102名の参加者の皆さんが集まってくださったがやき。
それでも、いろいろ準備していただく地元農家の皆さんやクラインガルテンの皆さんらあも含めりゃあ、120名を超える人数になるき、大変なこたぁ大変ながよ。
さて、JR組が9時半にJR窪川駅に集合し、司牡丹の車に分乗して田植えの現場に移動。
香川から、高知から、愛媛からのバスも次々と到着したがやき。
ほんで、駐車場から田んぼの畦道に皆さんに移動していただき、まずは農家の方から、苗の植え方を皆さんに伝授していただき、さあいよいよ田植えのスタートながよ。


さすがに雨天やき、102名全員が田んぼに入るわけやないけんど、70名ばあの老若男女の皆さんが泥の中に入って田植えをされ、その姿はなかなか感動的やったがやき。


全身ドロンコになってはしゃぐ子供、田んぼの泥に足を取られて抜けんなっちゅう子供・・ 大人やち泥の中を素足で歩く快感に悦ばれちゅう方々も少のうなかったようながよ。
ほんで田植えスタートから40分後の10時40分ばあにゃあ、約2反の田んぼに永田農法「山田錦」の苗が、見事に植えられたがやき。




ありゃ?何か田んぼに黄色いお地蔵さんがおるみたいながっちゅうてよう見たら、カッパを着た子供さんやって、足が田んぼから抜けんなっちょったようで、お父さんが急いで助けに行かれたがよ。

まっこと可愛らしかったぜよ!
その後は、皆さん足を洗うたり着替えたりして、交流会場のクラインガルテンの広場まで、みんなあで移動したがやき。

さて会場は、農家の皆さんとそのご家族、さらにクラインガルテンの皆さんらあが、雨天やきテントまで建ててくださり、見事な交流会場を設営してくださっちょって、まっこと感激ながよ。
ほんで、11時半ばあにゃあ、ワシからちくとご挨拶をさいていただいたがやき。
お次は、日本名門酒会高知支部・旭食品の小松さんのご挨拶、日本名門酒会本部の丸田さんのご挨拶と続いたがよ。


ほんで、みんなあで「司牡丹・日土人」(永田農法・純米酒)を注ぎ合うてもうて、日本名門酒会愛媛支部・松山酒販のジャイアン戸田こと戸田会長さんのご発声で乾杯し、大交流会がスタートしたがやき!

100名を超える老若男女の皆さんの「かんぱい!」っちゅう声が響き渡り、向こうの山にコダマしたがよ。
さあそっから後は、一気に皆さん大盛り上がりとなったがやき。
バーベキューのメインは毎年恒例の絶品四万十ポークで、さらに肉汁滴る四万十牛の丸焼きや、農家の奥様方の手作りの豚汁やサラダやおにぎり、「ブラウン」の佐々木さんくの「コロンブスの茶卵」を使うた「塩・卵かけご飯」(今年は醤油と昆布出汁醤油も準備)も大人気やったがよ。






さらにさらに、四万十ポークのしゃぶしゃぶや、四万十ポークをふんだんに使うた焼きそばらあにもズラリ行列ができて、こちらも大人気やったがやき。


まだまださらに、クラインガルテンの皆さん自作の石窯で焼くピザコーナーや、いろんな色の綿菓子コーナーまであり、どちらも大人気やったがよ。



飲物も、缶ビールや酎ハイやノンアル飲料や、子供さん向けのジュースらあの準備もバッチリやったがやき。
もちろん司牡丹からは、昨年度参加の皆さんの名前が裏ラベルに記載された「日土人」(純米酒)や、「司牡丹・永田農法・純米吟醸酒」(純米吟醸酒)、「かまわぬ」(きもと仕込純米酒)、「山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあが届けられちょって、皆さん楽しそうに飲み比べたり酌み交わしたりされよったがよ。

ちなみに純米酒「日土人」は、この1年間の催しに参加した「人々」の名前が全員ラベルに入るっちゅうお酒ながやけんど、4年ばあ前からはトータルで300名を超える人数になっしもうて表ラベルにゃあ入りきらんなって、裏ラベルへの記載に変更になってしもうちゅうがやき。
また今回は、カラオケセットも用意してくださっちょったがやけんど、途中からいきなり常連の「土佐料理 花鶴」さんのご主人刈谷さんが、例のごとくハーモニカ片手にカラオケを歌いまくりだいて、農家の鳩オヤジさんもギターで参戦して盛り上がったがよ。

実は一昨年は、刈谷さんの尾崎豊の歌とハーモニカが天の怒りをこうて、テント代わりのブルーシートが風雨で裂けて大変やったき、今年は怒りをかわん程度でお願い申し上げますぜよ!
とにかくそっから後も、皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
あちこちに大勢の笑顔と笑い声があふれまくりやったがよ。
後半にゃあ、農家の皆さんが企画してくださった楽しい県対抗ゲーム大会で、今年はまずは女性か子供さんのみでの、「県対抗紙コップ積み重ね大会」が開催されがやき。

高知県チーム、愛媛県チーム、香川県チームと、四万十町&徳島県チームの4チーム対抗ながよ。
続いては「県対抗似顔絵大会」で、常連の人気者、ジャイアン戸田こと松山酒販の戸田会長さんの似顔絵を各チームの代表者が描いて、会場のウケが一番良かったチームが優勝っちゅうゲームながやき。

それぞれのチームの似顔絵が披露され、会場は大爆笑の渦に包まれたがよ!

高知県チームと香川県チームが、おんなじばあのバカウケやって、最終判断はご本人の戸田会長さんにお願いしたところ、香川県チームが優勝に決定したがやき。



お米1俵の賞品を進呈された香川県チームの皆さん、まっことおめでとうございますぜよ!

その後も、みんなあで西城秀樹さんの「ヤングマン」を熱唱したり、いろんな方々がカラオケで歌うて踊ったりして、大盛り上がりに盛り上がったがよ。


こうして13時半過ぎばあにゃあ、中締めとなったがやき。
皆さんにゃあさらに後片付けのお手伝いもしていただき、こうして11年目の田植え体験&大交流会は、無事お開きとなったがよ。
四国各地よりご参加いただきました皆さん、そして今年も素晴らしい舞台やお料理を準備してくださった農家の皆さんとクラインガルテンの皆さんに、心から感謝申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社