ちなみに「日本酒フェア 2018」たぁ、約410点の入賞酒をきき比べできる「平成29酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会」と、全国45都道府県の酒造組合がそれぞれテーマを設けて出展し試飲販売を実施する「第12回全国日本酒フェア」の、2つの大イベントが2部制にて開催され、「世界で一番日本酒が集まる日」と言われる日本酒業界最大のイベントで、毎年各部3000名以上合計6000名以上の来場者数を誇っちゅうがよ。
ワシが「日本酒フェア」の会場に到着したがは、第1部がスタートしたばっかしの朝10時やったがやき。
「第12回全国日本酒フェア」の高知県ブースのテーマは、もちろん「TOSA NAKAMA SAKE」で、ポスターやノボリ旗らあのディスプレイもバッチリやったがよ。
高知県全18蔵元の日本酒24アイテムとリキュール9アイテムが試飲でき、購入も可能ながやき。
また、土佐の酒とうまいものの店「神楽坂ぼっちりや」さんの石元さんらあが、ブース内にてツマミも販売してくださりよったがよ。
まだスタートしたばっかしで、お客様も少なかったき、お手伝いに来てくださった高知県産業振興推進部地産地消・外商課の山本企画監さんと共に、「平成29酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会」に、きき酒チェックに行かいてもうたがやき。
ほいたら、予想以上にこちらの会場は既に大行列やったがよ。
「東北�▲屮蹈奪�」の「山形・宮城」に並んだら、どうやらコチラが一番人気やったようで、きき酒するまでに30分以上並ぶことになってしもうたがやき。
その後は、「四国・九州ブロック」に行ったら、こちらでも15分ばあ並ぶことになって、ビックリながよ。
きき酒しゆう間に、周りの方々の声に聞き耳を立ててみりゃあ、「やっぱ高知県は美味しい！」「高知はレベルが高い！」っちゅう声が聞こえてきて、まっこと鼻が高かったがやき。
確かに、「四国・九州ブロック」じゃあ、金賞受賞数も受賞率も高知県がダントツやし、きき酒してみても、他県の方にゃあ申し訳ないけんど正直なところ、高知県が1ランクも2ランクも格上やと感じたがよ。
もちろん、金賞受賞の「司牡丹・黒金屋」が、そん中でもトップクラスやと感じたがやき。
きき酒を終えて高知県ブースに戻ったら、お客様が殺到しちょって大変なことになっちょったがよ。
早速、ワシもお手伝いに入らいてもうたがやき。
ちなみに高知県ブースは、18蔵各2アイテム以内の出品で、司牡丹は「司牡丹・維新の里」(純米酒)と「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を出品しちょったがやけんど、何人ものお客様から、「船中八策はないのか？」っちゅうてたずねられたがよ。
まっこと、申し訳ございませんぜよ！
そうは言うたち、「維新の里」も「山柚子搾り」も、「美味しい！」っちゅうてなかなかの人気で、販売分はまずは「山柚子搾り」が、早々に完売となったがやき。
お酒を注いだり、説明したり、記念撮影に応じたりしゆううちのアッちゅう間に、第1部終了時間の14時になっちょったがよ。
お次の第2部は15時半からやき、その休憩時間の間にみんなあで遅いランチをいただいたがやき。
さあ、15時半から「第2部」のスタートながよ。
最初のうちは、大半のお客様が鑑評会入賞酒の「公開きき酒会」の方に行くもんやき、ちくとヒマやっちゅうことで、ワシゃあ他のブースらあを見学に回らいてもうたがやき。
「酒蔵淡彩スケッチコーナー」や、「酒蔵ツーリズムPRコーナー」、「歴代首相『國酒』揮毫色紙展示コーナー」、「きき酒チャレンジコーナー」、「おつまみコーナー」らあもあり、別会場にて「日本酒セミナー」も開催されよって、なかなかの充実っぷりながよ。
各県酒造組合ブースも、それぞれがテーマを設けて出展しちょって、なかなか面白かったがやき。
奈良県のテーマは「日本清酒発祥之地 大和のうま酒」で、島根県のテーマは「日本酒発祥の地 しまね」やったりして、ちくとテーマがかぶっちゅうくもあったがよ。
愛媛県は、高知県の隣で、「愛媛の立ち飲み酒場『蔵元屋』」がテーマやって、角打ちスタイルのブース設定が人気やったがやき。
ホンマはこのスタイルは、高知県が一番ピッタリやったに、まっことやられたぜよ！
そうは言うたち、やっぱしダントツ人気の高知県ブースは、中盤からお客様が殺到となって、急いでワシもお手伝いに入らいてもうたがよ。
とにかく、試飲酒を注いじゃあ説明したり、語ったりしゆううちに、次々に品切れが続出！
終盤にゃあ、ほとんどスッカラカンに近い状態になっちょったがやき。
また、第1部以上に第2部でも、「船中八策をなんで置いてない？」っちゅうて、たくさんのお客様に叱られてしもうたがよ。
「船中八策は高知県を代表する酒やに、置いちょかなイカン！」っちゅうて断言される方もおられ、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ！
来年は、何とか置けるように、ちくと考えさいていただきますきに！
ふと気がつきゃあ、終了時間の19時になっちょって、みんなあで撤収作業に取りかかったがやき。
こうして20時前ばあにゃあ無事撤収作業も終わり、お疲れ様の解散となったがよ。
高知県酒造組合の皆さん、お手伝いいただきました高知県の山本企画監さん、「まるごと高知」の藤原副店長さん、「神楽坂ぼっちりや」の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ！
さてその後は、西新宿の名店「地酒処 吉本」さんが、今月いっぱいにてお店を閉められるっちゅうことで、ワシゃあこの日を逃したらうかがうチャンスはないもんやき、山形「大山」の加藤さんと山口「五橋」の酒井さんと、高知県の山本企画監さんも一緒に、4人でうかごうことになったがやき。
お店に到着し、まずは「吉本」さんの大原社長さんに、永年の感謝を伝えさいてもうたがよ。
間ものう40年になろうっちゅう老舗の名店が、今月いっぱいで閉店らあて、まっこと信じとうないがやき。
まずは生ビールにて乾杯の練習をし、つきだしや馬刺をいただいたがよ。
続いては、「船中八策」(超辛口・純米酒)にて正式な乾杯をし、刺身盛りをいただきゃあ、いきなり杯も箸も止まらんなって、会話もこぢゃんと盛り上がりまくったがやき。
名物の「塩イカ胡瓜もみ」も、もう二度と食べれんかもしれんと思うたら、なお一層美味しさが倍増し、お酒も進みまくるっちゅうもんながよ。
そっから後は、さらに「タン塩焼き」や「ブリカマ焼き」らあをいただきもって、「大山」や「五橋」のお酒もガンガンに酌み交わし酌み交わし、大盛り上がりに盛り上がりまくり、閉店まで行き抜けてしもうたがは当然ながやき。
大原社長さん、本当に長い間素晴らしいお店を、まっことありがとうございました！お疲れ様でした！
是非ともいつの日か再開されますことを、心待ちにしちょりますぜよ！
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
