ワシゃあまず朝1便で東京に飛んで、会場の日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんに、試飲用のお酒を届けたがやき。
この度の西日本豪雨で、高知自動車道の立川橋が土砂崩れで崩落し、運送便が麻痺しちょって、今回の大会用の試飲酒が間に合わんかもしれんっちゅうことで、ワシと杜氏で半分ずつ手持ちすることになったがよ。
杜氏はこの後の便やき、まずはワシが半分を届けたがやき。
ほんで、11時15分に渋谷の「天狗」さんにうかごうて、テンアライド株式会社の飯田社長さんと、ちくと面談さいてもうたがよ。
神田の「立ち呑み神田屋」っちゅう新店が好調で、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)が、何と1杯(100ml)600円で飲めるっちゅうことで人気になっちゅうっちゅうがやき。
まっこと、ありがとうございますぜよ！
その後、途中で昼食を済まいて、再び馬喰町の岡永さん本社に13時にうかごうたがよ。
既に会場の準備もバッチリで、企画部の田村部長さんと浅野杜氏と3人で、ちくと打ち合わせをしたがやき。
パワーポイントの準備もバッチリやったがよ。
ほいたら何と！「船中八策」の大ファンの築地の株式会社河岸頭の橋本社長さんから、お祝いの生花が届いてビックリ！
橋本社長さん、まっことありがとうございますぜよ！
また、この日ご参加いただいた加盟酒販店さんにゃあ、「船中八策乃匠(たくみ)認定証」が授与されるがやけんど、追加で参加になった5名分の認定証に、手書きで店名を書かせてもうたがやき。
13時半過ぎばあから、ボチボチご来場されだいて、開会時間の14時にゃあ、満席の50名を超える方々にお集まりいただき、さらに司牡丹の滝澤関東統括部長や岡永さんの社員の皆さんや、取材の酒販ニュースの政所編集部長さんにもお越しいただき、立ち見も含めビッチビチの大入り満員になったがよ。
まっこと、ありがとうございますぜよ！
まずは司会の田村部長さんからガイダンスがあり、「船中八策30年記念大会」＜東京会場＞が開催となったがやき。
ほんで、皆さんに配られた「船中八策 奥義書」を基に、まずはワシの講演ながよ。
「初伝�〜位�:日本名門酒会の発足」じゃあ、日本名門酒会の発足についてや司牡丹の歴史と由来について、「初伝��誕生:司牡丹・船中八策発売」じゃあ、坂本龍馬と司牡丹の縁や坂本龍馬の船中八策について、「初伝�Ｌノ�:船中八策があなたの人生を豊かにする4つの理由」について、「中伝�仝斥�:船中八策に寄せられたお客様の悦びの声」について、「中伝��秘密:船中八策の美味しさの秘密」じゃあ、日本酒のグルコース濃度について、「奥伝�／誠�:船中八策の造りの神髄」について、「奥伝�∋般�:船中八策で日本酒に『意味のイノベーション』を！」について、40分ばあお話さいてもうたがやき。
「初伝� 廚如∪菎紊慮痢θ單椎郤卍垢気鵑�、それまでの取引先特約らあの権利を返上し、背水の陣で「日本名門酒会」を立ち上げられた際、棋聖・阪田三吉の「銀が泣いている」っちゅう言葉を使われたっちゅうお話をさいてもうたがよ。
こりゃあ、「銀が泣いているがごとく、日本の各地で美酒名酒が人に知られんまんま泣きゆう」っちゅう意味で、誰も気づいてない頃に、飯田博社長さんにゃあ、日本酒の泣き声が聞こえたっちゅうことながやき。
そして現在、再び「銀が泣いている」がやないかっちゅうてお話さいてもうたがよ。
現在、グルコース濃度の高い甘い酒ばっかしが、いろんな審査会で上位に入り、「一口飲んで旨い酒」だっけがえい酒やとされ、「一口じゃあ物足りんかもしれんけんど、食が美味しゅうなり、ついつい杯が進む」っちゅう辛口美酒が、そのホンマの価値が伝わらんまんま、泣きゆうがやき。
さらに、本来日本酒との最高のパートナーである和食が、日本酒との関係を引き裂かれ、「もっと美味しゅう楽しんでもらえるはずやに！」っちゅうて、泣きゆうがよ。
さらにさらに、「もっと豊かになれるはずやに！」っちゅうて、世の中の人々の心が泣きゆうがやき！
気づかんもんは欲しいたぁ思わんき、世の中の人々の表面的な意識としちゃあ気づいてないかもしれんけんど、心の奥底じゃあ気づいて、涙を流しゆうっちゅうことながよ。
ほんじゃき、現代は心が荒廃しちゅうとか、殺伐としちゅうとか言われるがやき。
そんな、泣きゆう3つの銀を救えるがは、日本で唯一、最強の「価値創造型サプライチェーン」である、日本名門酒会しかないがぜよ！
だいたいこんな感じで、締め括らいてもうたがよ。
皆さんからは、割れんばかりの拍手をいただいたがやき。
続いては、浅野杜氏から、「奥伝�／誠�:船中八策の造りの神髄」について、＜不易＞変わらんものと＜流行＞変えてきたものについて、醸造責任者の立場から、約20分ばあ詳しゅうに講演さいてもうたがよ。
浅野杜氏の話も、皆さんから割れんばかりの拍手をいただいたがやき。
引き続き、会場を移動して、試飲タイムながよ。
「船中八策」(超辛口・純米酒)の定番、春の「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・純米薄にごり生酒)、夏の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)、秋の「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)が昨年と今年の2種類、冬の「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)、そしてプレミアムの「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)の7種類を、皆さんでじっくり試飲していただいたがやき。
「船中八策」の季節商品も含めて全アイテムを一度に試飲するらあて、おそらく未だ誰っちゃあ経験がなかったろうし、たった1銘柄だっけをズラリ並べて試飲するらあも滅多にないことやろうき、皆さん真剣な表情で、熱心に試飲していただいたがよ。
元は全部同じモロミやに、あらためて並べて試飲してみたら、これっぱあバラエティー豊富な味わいがあったがやと、皆さんから驚きの声が上がったがやき。
また、「船中八策」は、料理と合わせてこそ真価を発揮する超辛口酒やき、「司牡丹・食べる酒粕」や「酒盗」(鰹の内臓の塩辛)らあの珍味も用意さいてもうて、それらあと合わせても試飲していただいたがよ。
これまた、「船中」と珍味がお互いに引き立て合うて、酒だっけの試飲じゃあ決して感じることのできん美味しさを体感していただき、皆さん感動されちょったがやき。
試飲とマッチング体験が終わられた方から、再び講演の会場に戻っていただき、ワシからアンケートのお願いをして、続いてはちくと質疑応答があり、その後はいよいよ「船中八策乃匠(たくみ)認定証」授与式ながよ。
ホンマは、全員の方々お1人お1人に感謝を込めて、手渡ししたかったがやけんど、時間の都合もあり、「酒舗まさるや」さんの園部会長さんに、代表としてお渡しさいてもうたがやき。
ほんで、他の方々にゃあ、ワシと浅野杜氏から、紙缶に入った認定証を、順番にお渡しさいてもうたがよ。
こうして、ラストに飯田社長さんから、閉会のご挨拶があり、「船中八策30年記念大会」＜東京大会＞は、16時ばあにゃあ無事お開きとなったがやき。
ご参加いただきました加盟酒販店の皆様、そしてあらゆる準備やセッティングをしていただきました株式会社岡永さんの皆様、まっことまっこと、ありがとうございましたぜよ！
さてその後は、有志のメンバーにての懇親会ながよ。
タクシーにて、有楽町の「酒蔵レストラン 宝」さんに移動し、16時40分ばあっちゅう早い時間からの懇親会ながやき。
ご参加者のうち19名の加盟酒販店さんと、岡永さんの社員の方々やワシらあも含め、28名にての懇親会ながよ。
ほんで、当然「船中八策」が登場し、みんなあで注ぎ合うて、浅野杜氏の発声にて乾杯し、さあ宴会のスタートながやき！
前菜をチビチビやりもって、ワシゃあ周りの加盟酒販店の皆さんらあと「船中八策」をガンガン注ぎ合うて、最初っからハイペースで酌み交わしまくり、盛り上がったがよ。
「船中八策」たぁ最強タッグのパートナー、「鰹の塩タタキ」が登場すりゃあ、そのマッチングのあまりの美味しさに、アチコチから感嘆の声が聞こえてきたがやき。
「鰹のタタキ」をいただいた後は、ワシゃあアチコチ回らいてもうて、ご参加いただいた皆さんお1人お1人と「船中八策」をガンガン酌み交わし、語り合うて盛り上がったがよ。
途中から、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)も登場し、いろんな料理も登場したようなけんど、ワシゃあそのどちらにもほとんど手をつけんと、「船中八策」だっけをガンガン飲み続け、注ぎ続け、全員と酌み交わし終わった頃にゃあ、立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
ちなみに、龍馬さんの愛した「シャモ鍋」は、皆さんに大好評やったようながよ。
こうして大盛り上がりに盛り上がった懇親会は、19時ばあにゃあお開きとなったようなけんど、ワシゃあこのあたりの記憶が既にあんまりないがやき。
懇親会にまでご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ！
ちなみにその後の2次会は、飯田社長さんを筆頭に岡永さんの皆さんらあと、神田の「立呑み神田屋」さんにて、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)を酌み交わしたみたいなけんど、ワシゃあほとんど記憶がないがよ。
この日の午前中にテンアライド株式会社の飯田社長さんからうかごうたばっかしのお店に、いきなり行くことができたに、ほとんど記憶がないらあて、まっこと残念無念ながやき。
とにもかくにも、岡永さんの皆様、まっことまっこと、ありがとうございましたぜよ！
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司牡丹酒造株式会社
