2018年07月21日

幸せの言の葉<1159>

 「悲観主義者は風に恨みを言うて、楽観主義者は風が変わるがを期待し、現実主義者は帆を合わせるがぜよ。」(ウィリアム・アーサー・ウォード)


 アメリカ合衆国の教育者であり、牧師であり、著述家の、ウィリアム・アーサー・ウォード(1921〜1994)さんの言の葉ながやき。


 現実世界であるこの世において、何か事を成したいがやったら、悲観主義じゃあイカンし、楽観主義でもイカン、歪みのう現実を直視できる目を持った現実主義やないとイカンっちゅうことながよ。


 悲観主義者は、環境や周囲や他人のせいにして恨み言ばっかし言うたり、あるいは自分のせいにして落ち込んだりするだっけで、結局何ちゃあ事を成すこたぁないがやき。


 一方楽観主義者は、周囲や環境が変わって、そのうち波に乗れるろうっちゅうて期待するばあのことで、現実をありのままに直視するこたぁせんき、こちらもまた何ちゃあ事を成すこたぁないがよ。


 この世で事を成したいやったら、悲観も楽観もせんと、ありのままの現実を歪みのう直視して、そこから一歩一歩行動に移していかにゃあイカンがやき。


 風の向きや強さは、今はこうやけんど、この後はこうなって、長い目で見りゃあこうなっていくろうっちゅうような判断をくだし、そこに対して帆を合わせ、自分の目的とする場所に自分を運ばせるっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)