「一匹の人間が持っちゅう丈(たけ)の精力を一時に傾注すりゃあ、実際不可能な事ぁないなるかもしれんぜよ。」(森鴎外)
日本の明治・大正期の小説家・評論家・翻訳家であり、かつ陸軍軍医・官僚で、医学博士と文学博士の顔を持つ、かの森鴎外(1862〜1922)さんの言の葉ながやき。
あれは難しい、これは無理や、それはできんろう・・・ちゅうて、おまさんもいろんな夢や理想を、これまでの人生でいくつもいくつも、あきらめてきたがやないかよ？
けんど、かの森鴎外さんは、「丈の精力を一時に傾注」すりゃあ、不可能なことらあないなるかもしれんっちゅうがよ。
ほいたら、これまでの人生でおまさんがあきらめてきた、いくつもいくつもの夢や理想は、もしかしたら実現することができたかもしれんっちゅうことながやき。
まだ遅いことらあないがやないかよ？
まだ間に合うがやないかよ？
これからやち、「丈の精力を一時に傾注」すりゃあ、いくつかの夢や理想は、実現可能ながやないかよ？
ちなみに「丈(たけ)」たぁ、「これ以上はないっちゅう上限量」のことながよ。
つまり、おまさんがこれからやち何としたち実現したいと熱望するたった1つの理想に対して、これ以上はないっちゅう上限量の精力を一時に傾注すりゃあ、そりゃあ実現できる可能性は高いっちゅうことながぜよ。
