
しかも小野さんは、コンサート内でも司牡丹をPRしてくださったようで、司牡丹のアンテナショップ「酒ギャラリー ほてい」の売上もこの数日跳ね上がったようながよ。
特にファンの方々は、以前に小野さんが「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)が美味しいっちゅうて語られたことを覚えちょって、とにかくこのお酒が、ガンガン売れまくったようながやき。
実は本来「酒ギャラリー ほてい」は、土日営業で月曜休みながやけんど、あまりの人出に、急遽お店を開けさいていただいき、この日もよう売れたようながよ。
小野大輔さん!まっことありがとうございますぜよ!
さてこの日は、午前9時半ばあから、司牡丹社内にて平成29酒造年度の「のみきり」やったがやき。
こりゃあ冬から春にかけて醸造したお酒の保存状態や品質をチェックするために、全てのお酒の貯蔵タンクのノミを切って(タンクの口を開けること)、ひっとつひっとつ夏場に利き酒するっちゅう、酒屋の伝統的な社内行事のひとつながよ。
「ノミ」を「きる」き「のみきり」ながぜよ。
今年は、タンク貯蔵の日本酒(普通酒11本、本醸造酒17本、純米酒11本、特別純米酒17本)56本と、平成10酒造年度からの長期熟成酒用の純米大吟醸酒9本と、瓶貯蔵の日本酒(生酒、ひやおろし、吟醸酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒など)17種類とで、日本酒合計82本やったがやき。


加えて、焼酎が24本、焼酎ベースの柚子リキュールが7本やったがよ。
これらあ全てを、ワシや杜氏、醸造部社員や営業社員らあの何名かで利き酒してチェックしたがやけんど、数があるだっけに、なかなかこれがシンドイがやき。
この時点での今年の司牡丹の日本酒全体の特徴は、昨年と比べりゃあ米がよう溶けてくれたき、淡麗辛口の淡味の中にもしっかりと旨みもあり、後口のキレも良う仕上がっちょって、まっことどの酒も品格があるっちゅうイメージながよ。
特に今年は、精米歩合60%の特別純米酒、「船中八策」になる17本が、造りや搾ってから後の品質維持らあのブラッシュアップの成果もあってか、例年以上に際立って綺麗に感じたがやき。
ここに並べられちゅうがは原酒やき、「船中八策」やったらアルコール度数17度あるがやけんど、そんな度数の高さを全く感じさせんばあ綺麗な酒質やって、さらに荒らさもほとんど無いばあ美しゅう熟成しちょって、ワシゃあちくとビックリしたばあながよ。

また瓶貯蔵の中じゃあ、「船中八策・ひやおろし」の美味しさが、例年以上にこぢゃんと光っちょったがやき。


えい具合にキレイに低温熟成されちょって、例年以上に絶品やったがよ。
「ひやおろし」の出荷開始までは、まだ1ヶ月ちょっとあるけんど、その頃にゃあさらに味がのって、旨みもグンと増しちゅうはずながやき。

こりゃあ今年の「ひやおろし」も、出荷開始早々に完売必至やろうき、皆さん是非お早めのご注文を、宜しゅうお願い申し上げます!


ほんで、とにかく今年の司牡丹も、日本酒(普通酒・本醸造酒・純米酒・吟醸酒・大吟醸酒)にしろ、焼酎にしろ、リキュールにしろ、例年以上に「どれを飲んだちハズレがない!」と言うていただけるはずやき、皆さんも是非安心して、ガンガンお召し上がりいただけましたら幸いながぜよ!(ただし飲み過ぎにゃあ注意ぜよ!)


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司牡丹酒造株式会社