2018年07月28日

幸せの言の葉<1161>

「会社はえい仕事をしたきに儲かるがやき。儲けたぁ答えやって、儲け主義たぁ違うぜよ。」(安藤百福)


インスタントラーメンの発明者として知られちゅう、日清食品(株)の創業者、安藤百福(1910〜2007)さんの言の葉ながよ。


会社はどういたら儲かるかっちゅうたら、「えい仕事」をした結果儲かるがやと、かの安藤百福さんは断言されちゅうがやき。


ほいたら、今儲かってない会社は、「えい仕事」をしてないっちゅうことやろうか?


その会社の人らあは、自分らあは「えい仕事」をしゆうと、自負しちゅうはずながよ。


それやに儲かってないとしたら、そりゃあ「顧客が維持できてない」か、「ビジネスモデルが賞味期限切れ」か、間違いのうそのどっちかながやき。


今の時代、「顧客を維持する」ためにゃあ、今の時代に合うた「価値を提供」せにゃあイカンし、顧客と「つながり」をつくらにゃあイカンし、さらにそのための「仕組み」をつくらにゃあイカンがよ。


また、もし「ビジネスモデルが賞味期限切れ」しちゅうがやったら、それを見直し、「ビジネスモデルを変態させる」ことに挑戦せにゃあイカンがやき。


そりゃあ、「どんなお客様に」、「どんな価値を」「どんな価値資源から」、「どんな商品・サービスで」「どんな課金方法で」、提供できるかっちゅう基本を、徹底的に根本から見直しするっちゅうことながよ。


この「顧客を維持する」ことと、「ビジネスモデルを変態させる」ことらあも全て含めたもんが、今の時代に「えい仕事」をするっちゅうことながやき。


その結果として、会社は儲かるがであって、「儲け」たぁ答えながよ。


もし、その答えである「儲け」の方を目的にしてしもうたら、「儲け主義」に堕することになり、これまた「えい仕事」やのうなるっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)