2018年09月15日

幸せの言の葉<1177>

「偉大なことをなすにゃあ、実行力だけやのうて、夢想力がなけりゃあイカンぜよ。」(アナトール・フランス)


ノーベル文学賞も受賞しちゅう、フランスの詩人・小説家・批評家、アナトール・フランス(1844〜1924)さんの言の葉ながやき。


偉業を成し遂げるにゃあ、口だっけやのうて、実行力が必要やっちゅうんは、一般的によう語られることながよ。


ところが、かのアナトール・フランスさんは、さらに実行力だけやのうて、夢想力がなけりゃあイカンっちゅうがやき。


夢想力たぁ、何か?


そりゃあまず、世の中の人々が何に困っちゅうか、心の底じゃあ何を求めちゅうからあに気づき、その解決策を提供するにゃあ自分は何をすべきからあについてを、リアルに夢想する力ながよ。


さらに、それが現実に成し遂げられた時の、そのビジョンをアリアリと夢想することができ、そん時に世の中がどう変わるか、人々がどんな新たな幸せを享受できるようになるからあを、リアルに想い描くことができる力でもあるがやき。


ナンボこぢゃんと実行力があったち、こんな夢想力がなけりゃあ、実行に移す方向性らあがなかなか定まらんき、偉大な結果を生み出すこたぁできんっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)