9月20日(木)は、新宿の京王プラザホテルにて、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の第44回全国大会が開催されたがやき。
全国から日本酒(66社+α)、本格焼酎と泡盛(14社+α)、国産ワイン(7社)、クラフトビールやラム(2社)らあの銘酒蔵元を中心に、伝統食品や珍味らあの会社(15社+α)が、合わせて100社以上がブース出展して、全国の支部長会社の酒問屋さんや加盟酒販店さんやそのお取引先料飲店さんらあが1000人以上来場されるっちゅう、日本名門酒会最大のイベントながよ。
まずは午前中は、ワシと滝澤関東統括部長と渡邉部長の3人で、メーカーブースの飾りつけらあの準備をしたがやき。
今年の司牡丹ブースは、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「純米大吟醸・吾唯足知」(純米大吟醸酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「かまわぬ」(きもと仕込純米酒)、「司牡丹・維新の里」(純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」(超辛口・本醸造酒)、「司牡丹・極(きわみ)辛口」(超辛口・本醸造酒)らあの定番に加え、会社設立100年記念の「司牡丹・百花王・純米吟醸」(純米吟醸酒)と「司牡丹・百花王・きもと純米」(きもと仕込純米酒)、世界中で大人気のリキュール「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」、さらにこの日だっけの限定品「大吟醸隠し酒」(大吟醸原酒)や「純米吟醸隠し酒」(純米吟醸酒)、さらにさらに絶品珍味の「司牡丹・食べる酒粕」っちゅう、こぢゃんと充実のラインナップながよ。
11時過ぎばあからはミーティングがあり、11時半過ぎばあからみんなあで昼食のお弁当をいただき、ちくと休憩ながやき。
その合間に、会場のアチコチを、本部ブースを中心に見学さいてもうたがよ。
まず今年の見どころは、これからますます旨うなる「ひやおろしブース」、「お燗酒ブース」、「蒸し燗ブース」、さらに「五寸瓶」コーナーも設けられちょって、いずれのコーナーにも「船中八策」はバッチリ置かれちょったがやき。
さらに、全国各地の「食品ブース」も出展し、食品や珍味らあがズラリと並べられ、紹介されちょったがよ。
続いては、世界初の日本酒カクテル専門バー「SAKE HALL HIBIYA BAR」のバーテンダーさんの手による日本酒カクテルが試飲できる「サキニックBAR」コーナー、「鰻に合う酒」「鍋に合う酒」コーナー、「バイリンガル」提案、「江戸硝子」コーナー、「エニシングの前掛け」コーナーらあも準備されちょって、なかなかの充実ぶりながやき。
さらにさらに、酒屋発の究極体験空間「カクウチ」を感じるとして、全国の「カクウチ」事例もパネル紹介されちょったがよ。
まだまだあるぜよ、「贈答品」展示コーナーや、過冷却飲料サーバー、SAKEサーバー、さらに試作品のSAKEウォーカーのコーナーらあもあったがやき。
特にSAKEウォーカーは、「船中八策」に炭酸ガスを封入し、スパークリング酒にできる道具やって、試飲さいてもうたらなかなか美味しゅうて、こりゃあヒットしそうな感じながよ。
さて、13時からは開会式で、日本名門酒会本部長・株式会社岡永の飯田社長さんの開会のご挨拶があったがやき。
「原点と最新〜定番に新たな命を吹きこむ〜」っちゅうテーマで、力強う語られたがよ。
さあ、もうまあお客様が来られるっちゅうことで、ワシゃあメーカーブースに急いで戻んたがやき。
13時半にゃあ、いよいよメーカーブースの展示会場がオープン。
お客様がドッと入場され、真っ先に走って司牡丹ブースまでお越しいただいたお客様もおられたがよ。
そっからは次々にお客様が殺到し、「隠し酒」の注文がひっきりなしで、さらにコチラのお酒の試飲、アチラのお酒の試飲と、いきなり司牡丹ブースは大忙しのテンテコマイになったがやき。
まっこと、ありがたいことながよ。
その後も、時間が経つにつれ、会場にゃあさらにお客様が増え続け、司牡丹ブースにもドンドンお越しいただいたがやき。
ワシと滝澤部長と渡邉部長の3人で、お酒を注ぎっぱなし、しゃべりっぱなしのフル回転やったがよ。
顔馴染みの酒販店さんらあが次々にお越しくださり、この日だけ限定の2種類の「隠し酒」のご注文も、ガンガンいただけたがやき。
もちろん、他のお酒らあも大好評やったがよ。
さて、ワシゃあ途中から司牡丹ブースを抜けさいてもうて、ミニセミナーに向こうたがやき。
15時半から16時までワシのミニセミナーで、「再び銀が泣いている!気づき行動した酒販店が、次世代の牽引車となる!」(〜「船中八策30年記念大会」で最も伝えたかったこと!〜)っちゅうテーマで語らいてもうたがよ。
まずは、「日本名門酒会」の創始者、先代の故・飯田博社長さんが、それまでの取引先特約らあの権利を返上し、背水の陣で「日本名門酒会」を立ち上げられた際、棋聖・阪田三吉の「銀が泣いている」っちゅう言葉を使われたっちゅうお話をさいてもうたがやき。
こりゃあ、「銀が泣いているがごとく、日本の各地で美酒名酒が人に知られんまんま泣きゆう」っちゅう意味で、誰も気づいてない頃に、飯田博社長さんにゃあ、日本酒の泣き声が聞こえたっちゅうことながよ。
そして現在、再び「銀が泣いている」がやないかっちゅうてお話さいてもうたがやき。
現在、グルコース濃度の高い甘い酒ばっかしが、いろんな審査会で上位に入り、「一口飲んで旨い酒」だっけがえい酒やとされ、「一口じゃあ物足りんかもしれんけんど、食が美味しゅうなり、ついつい杯が進む」っちゅう辛口美酒が、そのホンマの価値が伝わらんまんま、泣きゆうがよ。
さらに、本来日本酒との最高のパートナーである和食が、日本酒との関係を引き裂かれ、「もっと美味しゅう楽しんでもらえるはずやに!」っちゅうて、泣きゆうがやき。
さらにさらに、「もっと豊かになれるはずやに!」っちゅうて、世の中の人々の心が泣きゆうがよ!
気づかんもんは欲しいたぁ思わんき、世の中の人々の表面的な意識としちゃあ気づいてないかもしれんけんど、心の奥底じゃあ気づいて、涙を流しゆうっちゅうことながやき。
ほんじゃき、現代は心が荒廃しちゅうとか、殺伐としちゅうとか言われるがよ。
そんな、泣きゆう3つの銀を救えるがは、業界で唯一、最強の「価値創造型サプライチェーン」である、日本名門酒会しかないがぜよ!
だいたいこんな感じで、締め括らいてもうたがやき。
70名ばあのご参加いただいた皆さんから、割れんばかりの拍手をいただいたがよ。
その後は、株式会社一ノ蔵の鈴木社長さんから、「一ノ蔵 絶対純米酒」についてのミニセミナーが開催されたがやき。
奇をてらわんと、安心感とやすらぎが感じられ、季節の移ろいに合わせた飲み方で料理を引き立てる『一ノ蔵特別純米酒辛口』を絶対的なスタンダードとして位置づけ、皆様にご提案申し上げますっちゅうがよ。
つまり、ワシの「船中八策」についてのセミナーも、鈴木社長さんの「一ノ蔵絶対純米酒」セミナーも、定番に新たな命を吹きこむっちゅう話しで、今回の全国大会にまさに相応しいテーマやっちゅうことながやき。
鈴木社長さんのミニセミナーも、拍手喝采やったがよ。
その後は、再び司牡丹ブースに戻んて、皆さんにお酒を注ぎまくらいてもうたがやき。
「サケ・ウォーカー」の「船中スパークリング」も、なかなか好評やったようぜよ!
こうしてアッちゅう間に「蛍の光」のBGMが流れだいて、17時半にゃあ展示商談会は終了したがよ。
まっことセミナーも含め、立ちっぱなし、しゃべりっぱなしで足が棒になっちょったけんど、こぢゃんと心地えい充実感やったがやき。
司牡丹ブースにお越しいただきましたたくさんの皆様、ワシのミニセミナーにご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、後片付けを他の2名におまかせし、17時45分ばあからは、ワシゃあ「加盟店懇親会」に出席したがよ。
メーカー、本部、支部、加盟店、料飲店さんらあみんなあが一堂に会しての大懇親会やって、まずは飯田社長さんがご挨拶され、続いてはワシの発声にて乾杯したがやき。
ワイワイの大宴席の中、18時ばあからは「夏生選酒権2018」の人気投票の結果発表が行われたがよ。
本年度の総合の優勝旗は、「浦霞」の佐浦社長さんに手渡されたがやき。
佐浦社長さん、まっことおめでとうございますぜよ!
その後も、あちこち移動しもっていろんな方々といろんなお話をさいてもうて、美味しいお酒を酌み交わしもって盛り上がったがよ。
途中、広島を舞台にした日本酒映画「恋のしずく」の発表らあも行われたがやき。
こうして19時前ばあにゃあ、「加盟店懇親会」はお開き。
続いては会場を移して、後片付けを終えたメーカースタッフや日本名門酒会本部スタッフの皆様らあを交えた「メーカー懇親会」やったがよ。
こちらでも飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがは当然ながやき。
「メーカー懇親会」も20時過ぎばあにゃあ無事お開き。
その後は、さらに会場を移して、カナダ・トロントからのお客様、「K1レストラン」のソムリエであるマイケル・トレンプリーさんが、9月26日に「酒サムライ」に叙任されるっちゅうことで、有志の蔵元メンバーらあが集まっての祝賀会が開催されたがよ。
マイケルさん、まっことおめでとうございますぜよ!
こうして日本名門酒会第44回全国大会は、全ての行事が無事終了となったがやき。
皆様、まっことお疲れ様でした!
ちなみにさらにその後は、数名のメンバーにて、神泉の「酒とさか菜」さんにうかごうて、こぢゃんと痛飲したがよ。
まっこと、やりきってしもうたがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社