2018年10月06日

幸せの言の葉<1183>

「反対の立場に立って考えてみりゃあ、これまでどういたち解けんかった難問が、不思議なばあスラリと解けてくるがぜよ。」(長谷川克次)


合板機械メーカー名南製作所を設立し、社長・会長を務め、2009年からは取締役相談役を務められゆう、長谷川克次(1927〜)さんの言の葉ながやき。


名南製作所は、リンゴの落下で有名な「F=ma」(ニュートンの第2法則)を社是としちゅうっちゅうがよ。


こりゃあ「力=質量×加速度」っちゅうことやけんど、要は人間じゃあ何ともならん自然の法則を理解し、この法則に従うて、自分の頭で考えて仕事をしょうっちゅうことらしいがやき。


自分の頭で考えゆうつもりで、結局世間一般で言われゆうまんまのことを鵜呑みにして語りゆうだっけやっちゅうことが少のうないき、ここは気をつけにゃあイカンがよ。


さらに、実際に自分の頭で考えよったち、一方向からしか見てのうて偏った見方しかできてなかったりするもんながやき。


ほんじゃき、どういたち解けんような難問にぶつかった時にゃあ、あえて反対の立場に立って考えてみりゃあえいっちゅうがよ。


反対の立場に立って考えてみりゃあ、これまでどういたち解けんかった難問が、不思議なばあスラリと解けることが少のうないっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)