「雨だれが石を穿(うが)つがは、激しゅう落ちるからやのうて、何度も落ちるからぜよ。」(ティトゥス・ルクレティウス・カルス)
古代(共和政)ローマ期の詩人・哲学者、ティトゥス・ルクレティウス・カルス(紀元前99年頃〜紀元前55年)さんの言の葉ながやき。
何じゃち、派手なパフォーマンスで勢いよう登場すりゃあ、そりゃあ話題にもなるろうし、ドカンと売れるかもしれんがよ。
けんど、往々にしてドカンと急に売れたもんは、落ちる時もおんなじように急激に落ち込んでしまうもんながやき。
ほんじゃき、息長うにコンスタントに売れたいがやったら、雨だれが滴り落ちるように、おんなじことを、おんなじ立ち位置で、地味に地道に、うまずたゆまず、何度も何度も、継続して実践し続けることが大切やっちゅうことながよ。
そんな実践こそが、そんな実践だっけが、あの硬い石にやちいつしか穴を穿つことのできる、つまり不可能と思われるような夢や目標を達成することができる、唯一の道やっちゅうことながぜよ。