「出る杭は打たれるけんど、出すぎた杭は誰っちゃあ打てん。出ん杭、出ようとせん杭は、居心地はえいけんど、そのうちに腐るぜよ。」(堀場雅夫)
日本の実業家で、株式会社堀場製作所の創業者、堀場雅夫(1924〜2015)さんの言の葉ながやき。
「出る杭は打たれる」っちゅう言葉があるもんやき、日本じゃあ若いうちはできるだけ目立たんように、おとなしゅうしちょいた方がえいっちゅう空気がまだ残っちゅうがよ。
けんど、ほいたらいつまで目立たんようにおとなしゅうしちょったらえいがじゃろうか?
中堅あたりになってから、言いたいことを言うてやりたいことをやろうらあて思いよったら、あてがはずれるがやき。
実は、どの業界やち世代交代はいきなりで、ある日突然ガラリと変わるもんやき、中堅らあてアッちゅう間で、いきなりベテランや大御所になってしもうちゅうもんながよ。
そん時になってから杭を出そうとしたち、もう遅いがやき。
ほんじゃき、できるだっけ若いうちから、「出すぎた杭」を目指すべきやっちゅうことながぜよ!