10月20日(土)は、高知県産業振興計画における「土佐酒輸出促進事業」の4年目(平成30年度)の欧州出張4日目、マドリード2日目で、まずはスペインのディストリビューター「TOKYO-YA」さん直営のSAKE BAR & RESTAURANTE「SHUWA酒和」さんにて、「土佐酒試飲会」イベントが開催されたがやき。
まずは「SHUWA酒和」さんに、昼食を済まいて昼の12時ばあに集合し、試飲会の準備ながよ。
高知県地産地消・外商課の山本企画監さんと藤村主幹さんと高知県貿易協会の水谷さんが、先に到着され、全体の準備をしてくださりよったがやき。
「司牡丹」のワシと「安芸虎」の有光社長、「桂月」の松本社長、「土佐鶴」の農本さん、「無手無冠」の福永さんらあも、自蔵ブースの準備ながよ。
司牡丹は、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)と「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の、3アイテムの出品ながやき。
「TOKYO-YA」のマユコ・ササヤマさんが中心となって、打ち合わせし、13時ばあからはまずは第1部の「土佐酒試飲会」(一般向け)がスタートし、ぼちぼちお客様が来られだいたがよ。
今回は、各社のブースに通訳が1人ずつ就いてくれちょったき、お酒の詳しい説明らあもスムーズにできて良かったがやき。
ちなみに司牡丹ブース担当のバニイさんは、日本人のお父さんとスペイン人のお母さんを持つハーフ美女で、こぢゃんと熱心に説明してくれ、まっこと助かったがよ。
途中からお客様が増えはじめ、皆さん熱心にテイスティングされるもんやき、なかなかの忙しさやったがやき。
特に「船中八策」は、ツマミと合わせてこそ真価を発揮する酒やっちゅう提案を、バニイさんも自ら体験し納得し、しっかりお客様に伝えてくれたもんやき、大好評やったがよ。
実はワシゃあ、前夜の会員制バーにて、こちらのイベリコ豚の生ハムが脂がしつこうないし塩分も控えめやき、その美味しさに感動し、これやったら日本酒にもバッチリやと感じちょって、それをバニイさんに伝えたら、その通りやっちゅうて、特に「船中八策」にバッチリなはずやっちゅうて、お墨付きをくれたばあながやき。
そんな話もしもって、いろいろアピールさいてもうたがよ。
第1部の「土佐酒試飲会」(一般向け)は、30名弱ばあの方々にお越しいただけ、大盛況のうちに終了したがやき。
続いては、15分ばあの休憩をはさんで、そのまんま17時から第2部「土佐酒試飲会」(飲食店関係者等のプロ向け)が開催されたがよ。
こちらはプロ向けなもんやき、なかなか深い質問らあも増えて、1人1人のテイスティングも長いもんやき、通訳のバニイさんにこぢゃんと活躍してもうて、助かったがやき。
「封印酒」のフルーティ&スムーズな美味しさを大絶賛してくださる方がおるかと思やあ、「船中八策」のツマミと相性のえい辛口の美味しさを大絶賛してくださる方がおったり、また「山柚子搾り」の万人ウケする爽やかな美味しさを大絶賛してくださる方がおったりで、プロの方々の評価は見事に分かれたがが、印象的やったがよ。
ストがあって途中の道路が封鎖されて来れんかった方々もおったようで、お客様の数としちゃあ20名弱ばあと少なかったけんど、皆さん1点1点のテイスティングや質問らあも長かったもんやき、なかなかの忙しさやったがやき。
ほんじゃき、アッちゅう間に終了時間の19時になっちょったがよ。
バニイさん、見事な通訳、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は撤収作業をし、20時半からは3会場に分かれての、「土佐酒と料理のマリアージュ会」が開催されたがやき。
「SHUWA酒和」さんは「土佐鶴」、「IZARIYA」さんは「司牡丹」と「無手無冠」、「Tori-key」さんは「安芸虎」と「桂月」っちゅう具合に分かれたがよ。
ワシと「無手無冠」の福永さんと、高知県貿易協会の水谷さんとで、「IZARIYA」さんに移動し、20時ばあに到着し、準備をしたがやき。
こちらのお客様は、カウンター7名、テーブル席12名、合計19名満席の予定やったがが、ストで道路封鎖の影響で、2名ドタキャンが出たっちゅうことで、急遽ワシと福永さんも席に座って、一緒に飲み食いさいてもらうことになったがよ。
期せずして2夜連続の「IZARIYA」さんでのディナーとなったがやき。
さて、21時ばあに皆さん揃われ、岡添社長さんの開会のご挨拶があり、まずは「無手無冠」の「柚子酒」にて乾杯し、「土佐酒と料理のマリアージュ会inIZARIYA」がスタートしたがよ。
このお酒にゃあ、何と「ハガツオのタタキ」を合わせるっちゅうことで、ちくとビックリやったがやき。
けんど、タタキのタレにゃあ柚子果汁を使うちゅうき、意外に相性は良かったがよ。
まずは福永さんが、カウンターで説明し、次にテーブル席で説明しっちゅう流れで、以降は自社のお酒が出される度に、交替で説明をさいてもうたがやき。
続いては、「スズキの大根蒸し」と「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)。
このお酒の華やかな香りがこの料理の格をさらに引き上げ、このお酒の辛口の美しゅうスムーズな味わいがこの料理の味わいをグッと引き立て、まっこと美味しかったがよ。
お客様の反応も、上々やったがやき。
お次は、「子羊の味噌漬け」と「無手無冠・純米生原酒」。
こりゃあお互い個性的で強い味わいやき、その個性同士がバッチリのマリアージュやったがよ。
続いては、白トリュフとキノコと鮭の炊き込みご飯」と「船中八策」(超辛口・純米酒)。
このお酒が、この料理の素材の良さを、出汁のように下から支えて押し上げてくれ、美味しさ倍増ながやき。
お次は、「珍味9品盛り」と「ダバダ火振り」(栗焼酎)。
25度の栗焼酎のロックは、なかなか強烈やったけんど、珍味と合わせてチビチビやりゃあ、チビッとずつやけんど飲めてしまうがよ。
ほんでラストは、「柿のアイスと緑茶のフィナンシェ」と、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の組み合わせながやき。
「山柚子搾り」の爽やかな酸味と甘味のバランスが、絶賛やったがよ。
その後も、お客様はいろんなお酒をおかわりされたりして、しばらくワイワイと楽しまれよったけんど、流石に23時半になったっちゅうことで、大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、そして「IZARIYA」の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみにその後は、ワシと福永さんは、岡添社長さんと小林社長さんが共同オーナーの焼鳥屋「Tori-key」さんにまだ行ったことがないっちゅうことで、まだアチラのイベントはお開きになってないようやったき、岡添社長さんと一緒にちくとうかがわいてもうたがよ。
提灯がズラリと飾られちゅうお店は、なかなか目立つ造りで、焼鳥もちくといただいたがやけんど、日本の焼鳥と遜色ないばあ美味しかったがやき。
こうして、またもや午前様、1時を過ぎてしもうたがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社