11月5日(月)は、まずは「ザ クラウンパレス新阪急高知」において、「第10回志国高知幕末維新博推進協議会」が、13時15分から2時間ばあ開催されたがやき。
県内各市町村のトップや、各団体のトップの方々らあが100名ばあ集まり、来年の1月末まで開催予定の「志国高知幕末維新博」についてと、来年2月からスタートする「リョーマの休日〜自然&体験キャンペーン」らあについて、報告や意見交換らあがあったがよ。
協議会会長で議長役の尾崎正直知事さんから、「『チコちゃんに叱られる』に出演された、酒造組合の竹村理事長!」っちゅうて当てていただいたがやき。
「土佐寿司」のパンフレットも配られちょったき、ワシゃあそちらの説明をさいてもうたがよ。
ほんで、同日の18時半からは、城西館さんにて、「松崎淳子先生の『土佐寿司の本』出版記念祝賀会」が開催されたがやき。
高知県立大学名誉教授の松崎淳子先生は、「土佐伝統食研究会」代表、「よい食生活をすすめるネットワーク」会長、「こうち男女共同参画ポレール」代表、そしてワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」副会長らあを務められ、御年92歳にてそれらあすべての活動にバリバリの現役で参加され、平成19年にゃあ「高知県文化賞」を受賞され、平成28年にゃあ文部科学大臣表彰地域文化功労も受賞されちゅう方で、土佐の食文化の生き字引的存在ながよ。
そんな松崎先生の永年に渡る研究成果と、伝統的な土佐のサバ寿司や田舎寿司をはじめとする郷土寿司の卓越した調理技術を絶やすことのう後世に残していくため、ワシらあ「土佐学協会」メンバーらあが中心となって、「松崎淳子先生の書籍を出版する会」を立ち上げ、基金を設立し、各方面にご寄付を募りましたところ、お陰様で425口212万5千円ものご寄付が集まり、無事出版に漕ぎ着けることができたがやき。
ほんで、ご寄付をいただいた皆様にゃあ、既に1ヶ月ばあ前に「土佐寿司の本」は送付さいてもうちょって、この日11月5日にゃあ一般発売を開始し、同日に「出版記念祝賀会」を開催することになったっちゅう流れながよ。
17時前ばあに会場入りしたら、既に壇上にゃあ書家の北古味可葉さんの筆によるタイトルが、バッチリ掲げられちょったがやき。
会場後方にゃあ、土佐学協会のマンボこと松田さんと飛鳥出版室による書籍販売コーナーも設置されちょって、ポスターも作ってくださっちょったがよ。
その後、司会進行担当の土佐学協会理事の長崎さんらあと打ち合わせらあをして、18時からは受付開始となったがやき。
約150名の皆さんが、次々とご来場されたがよ。
ほんで、18時半にゃあ長崎さんの司会進行にて、いよいよ開会。
まずは「松崎淳子先生の書籍を出版する会」代表で「土佐学協会」理事長のワシから、主催者代表のご挨拶をさいてもうたがやき。
まずはご寄付に対する御礼を述べさいてもうて、あらためて松崎先生のご紹介や、松崎先生にお力添えをいただいた「土佐学協会」のこれまでの活動らあについて、さらに「土佐寿司」は世界に発信できる土佐の偉大な資産やっちゅうお話らあをさいてもうたがよ。
続いては、尾崎正直高知県知事さんから、ご来賓を代表してお祝辞をいただいたがやき。
尾崎知事さんからは、「これ一冊に留まらんと、松崎先生にゃあいつまでもお元気で、第2弾第3弾の書籍をお願いします!」っちゅうエールをいただいたがよ。
尾崎知事さんにゃあ奥様とお2人でご出席いただき、まっことありがとうございますぜよ!
続いては、松崎淳子先生の御礼のご挨拶ながやき。
土佐弁まるだしで「あんたねぇ〜〜!知っちゅうかね〜〜!」っちゅう語りかける独特の愛らしい熱弁は、まっこと土佐人の心に直接響いてくるがよ。
ワシらあ「土佐学協会」のみんなあを、こぢゃんとお誉めいただき、まっことコソバユイがやき!
引き続き、松崎先生にゃあ壇上に残っていただき、おそらく世界初のユニークな「土佐寿司アトラクション」の実施ながよ。
松崎先生、尾崎知事さん、久保県議さん、坂本県議さん、丸三の岡内会長さん(「高知の食を考える会」会長)、旭食品の竹内会長さん、飛鳥出版室の永野社長さんらあが登壇され、五升の米を使うて作られた「こけら寿司」が、ドカンと登場したがやき。
ほんで、この7名の皆さんにナイフを持っていただき、おそらく世界初の「こけら寿司カット」が実施され、会場の皆さんは写真を撮りまくりで、拍手喝采やったがよ。
ほんで、RKC調理製菓専門学校の三谷校長先生(「土佐寿司を盛り上げる会」代表)にご登壇いただき、乾杯のご挨拶とご発声ながやき。
乾杯のお酒は、「土佐学協会」のお酒、「日土人(ひとびと)・ひやおろし」(永田農法・純米酒)ながよ。
みんなあで威勢良う、声高らかに「乾杯!」し、祝宴のスタートながやき。
ちなみにここで、尾崎知事さんはご公務のため退席されたがよ。
尾崎知事さん、お忙しい中ご出席賜り、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、「土佐学協会」の成田会長さんからのメッセージをワシが代読さいてもうたり、松崎先生への花束贈呈やプレゼント贈呈らあがあったりして、盛り上がったがやき。
そんな合間にも皆さんは、テーブルのお料理を食べられたり、用意されちょった珍しいお料理らあに殺到されよったがよ。
ちなみに各テーブルにゃあ、お造りや組物の皿鉢料理の他に、松崎先生のレシピによる「サバ寿司」や「土佐田舎寿司」らあが出されちょって、大人気となっちょったがやき。
さらに、通常の「鰹のタタキ」「天ぷら」「ソーメン」「出汁巻き玉子」「すき焼き鍋」「ツガニ汁」「四万十鷄の鍬焼き」「鮎塩焼き」「牛肉ロースト」「煮物盛り合わせ」らあの他に、「蒸し鯛」「煎り鯛」「鯛ぜんざい」「松の皿鉢」「鮃の宝船」っちゅう、昭和30年代頃までの「おきゃく」で出されよった、珍しい皿鉢料理らあを再現してくださっちょって、こちらも大人気となっちょったがよ。
「城西館」さんの松本総料理長さんから、それらあのお料理の解説があったがやき。
さあ、そっから後は、皆さんアチコチ移動されもっての「土佐のおきゃく」ながよ。
アッチでワイワイ、コッチでガヤガヤと、盛り上がったがやき。
当然、松崎先生のくにゃあ沢山の方々が次々にお祝いの言葉を述べに来られ、記念撮影らあも度々やったがよ。
終盤にゃあ、北海道からわざわざお越しいただいた、札幌国際大学の遊佐准教授さんや、作家の本間千枝子さんの代理で東京からわざわざお越しいただいた娘さんの本間桃世さんらあを、松崎先生からご紹介いただいたがやき。
また、これまで土佐学協会にて記録してきた松崎先生にからんだ映像らあをまとめたもんを、ラストに流したがよ。
こうして大盛り上がりのうちに、アッちゅう間に時間は20時半を過ぎちょって、「高知の食を考える会」の岡内会長さんによる元気いっぱいの中締めにて、大団円のお開きとなったがやき。
お開き後も、お見送りの松崎先生と、皆さん次々と記念撮影らあを撮られ、盛り上がったがよ。
書籍出版の中心となった寅年生まれのメンバー(松崎先生も寅年!)の4匹の虎も、記念撮影さいてもうたがやき。
こうして21時過ぎにゃあ、松崎先生も帰られ、「松崎淳子先生の『土佐寿司の本』出版記念祝賀会」は、無事お開きとなったがよ。
松崎先生、まっことおめでとうございました!お疲れやろうき、ゆっくりお休みくださいや!
また、ご参加いただきました皆さん、そして会の準備やら受付やら運営らあにご協力いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社