11月8日(木)は、かつてワシがこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間を中心とした31名の皆さんと、「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「旬と日本酒・輝きの会」<2018秋・澤乃井&司牡丹を楽しむ会>やったがやき。
水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また会の命名者も水口先生やったがよ。
ほんで9年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。
その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、まずは4年前の5月に「宝」にて「初鰹と司牡丹の会」(「2014年5月15日」のブログ参照)を開催し、続いて3年前の10月に「戻り鰹と司牡丹の会」(「2015年10月30日」のブログ参照)を開催し、一昨年は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2016年6月14日」のブログ参照)、11月に「天寿とハタハタ・司牡丹と戻り鰹の会」(「2016年11月8日」のブログ参照)を開催し、昨年は5月に「初鰹と司牡丹の会」(「2017年5月18日」のブログ参照)を開催し、10月に「浦霞と三陸塩釜ひがしもの・司牡丹と戻り鰹の会」(「2017年10月10日」のブログ参照)を開催し、本年は6月に「初鰹と司牡
丹の会」(「2018年6月13日」のブログ参照)を開催し、今回に至るっちゅう経緯ながよ。
ちなみに一昨年秋の会の際に、水口先生が晩年提唱されよった「ディライト・マーケティング」から、「旬と日本酒・輝きの会」っちゅう名称が正式に決まり、水口先生のお弟子さんである吉川京二さん(株式会社ケーズマーケティング代表取締役)が会長にご就任されたがやき。
会のメンバーは、ブリヂストン、NEC、京王プラザホテルらあの有名企業のOBや現役の皆さんっちゅうお歴々が中心で、酒通・食通の方々だらけやろうき、気合いも入るっちゅうもんながよ。
まずはワシゃあ16時半ばあに「宝」に入り、お酒や食材や資料らあが届いちゅうからあをチェックさいてもうて、17時ばあにゃあ今回の呼び掛け人でもある、かつて水口先生の元でワシらあの事務局をご担当いただきよった澤田さんがいらっしゃり、ちくと打ち合わせや準備らあをしよったら、「澤乃井」の小澤社長さんもお越しになったがやき。
ちなみに「澤乃井」の小澤社長さんも、かつて存在しちょった「日本八壺会」っちゅう、水口先生から学ぶ日本酒蔵元の勉強会に所属されちょった仲間ながよ。
次々とお客様がいらっしゃり、ワシらあ蔵元含めて31名が集まり、18時にゃあワシの進行にて開会ながやき。
まずはワシから、お次は「澤乃井」の小澤社長さんから、ご挨拶と自己紹介らあがあったがよ。
ほんで、当会の吉川会長さんから開会のご挨拶があったがやき。
続いて、乾杯酒の「澤乃井・梅酒ぷらり」が配られたがよ。
★乾杯酒:「澤乃井・梅酒ぷらり」(リキュール)
ほんで、このお酒にてみんなあで声高らかに乾杯し、18時過ぎばあから宴会となったがやき。
小澤社長さんから、「梅酒ぷらり」の説明があったがよ。
日本酒ベースの梅酒で、甘みも控えめで、軽快で優しい味わいは、皆さんから絶賛やったがやき。
★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
●新高梨と生湯葉の白和え
お次は、司牡丹の「封印酒」の登場で、このお酒のフルーティな香りと、スムーズにやわらかに膨らむ味わいが、白和えの美味しさをグッと引き立て、いきなり皆さん、箸も杯も止まらんなったようながよ。
会場は、イッキに盛り上がっていったがやき。
★「澤乃井・大吟醸」(大吟醸酒)
●東京軟化ウドと青豆の含め煮 白身の菊花和え 貝の含め煮
続いては、「澤乃井・大吟醸」と三品の酒肴盛りの登場ながよ。
三品の酒肴盛りは、どれもがナチュラルでやさしい旨みを持っちゅう料理やき、華やかな芳香と綺麗で爽やかな味わいを持っちゅうこの大吟醸と合わせりゃあ、相性はバッチリで、料理の格がワンランク上がるばあ、美味しさがアップするがやき。
★「司牡丹・船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
●高知直送の一本釣り戻り鰹のワラ焼き塩タタキ 土佐の酢みかん直七掛け
お次は、鮮度抜群の戻り鰹のワラ焼き塩タタキと、「船中・ひやおろし」の最強タッグ!
ファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんから送ってもうた土佐の酢みかん「直七」をタタキに搾りかけていただきゃあ、ワラ焼きの燻した風味、戻り鰹の旨味、塩タタキの塩辛味、直七のやわらかな酸味らあが、この酒のリッチな旨味によって、見事に融合し、膨らみを増し、美味しさ倍増ながよ!
これまた絶品で、鰹もお酒も進むこと進むこと!
秋の味覚最強タッグの組み合わせに、皆さんも満面全身満開笑顔になっちょったがやき。
★「澤乃井・本醸造しぼりたて」(本醸造酒)
●千住葱と鴨つくね 青唐辛子みそ添え
続いては、「澤乃井・しぼりたて」と「鴨葱」っちゅう、垂涎の組み合わせながよ。
このお酒のフレッシュな香りと若々しい旨みが、鴨と葱の旨みを融合さいて、さらにグッと引き立て、互いに美味しさ倍増ながやき。
このあたりから、お客様の盛り上がりも一気にヒートアップながよ。
★「司牡丹・百花王・きもと純米」(きもと仕込み純米酒)
●四方竹と秋茄子の粗おろし大根と生姜の煮おろし
お次は、今年会社設立百年を記念して発売された、「百花王・きもと純米」と、「煮おろし」の登場ながやき。
珍しい秋のタケノコ四方竹のシャキッとした食感と旨み、秋茄子のコク、粗おろし大根の辛みらあに、生姜が見事なアクセントになっちゅうこの料理に、このお酒の幅のあるコクと上品な酸味が加わり、お互いの美味しさをグンと引き立て合うがよ。
★「澤乃井・きもと純米吟醸・東京蔵人」(きもと仕込み純米吟醸酒)
●トーキョーXの肩ロースのソテー
続いては、いよいよ「澤乃井」のメイン食材、幻の豚と言われる「トーキョーX」と、「澤乃井・きもと純米吟醸」の登場ながやき。
まずは「トーキョーXの肩ロースのソテー」を一口いただきゃあ、豚の旨みがこれでもかっちゅうばあ口中いっぱいに膨らみまくり、まっこと旨いこと旨いこと!
さらに「東京蔵人」をキュッとやりゃあ、このお酒のナチュラルな香り、心地えいコク、程よい酸味、やわらかな旨みらあの絶妙なバランスが、「トーキョーX」の旨みをグンと引き立て、これまた旨いの何の!
こりゃまっこと、交互にやりゃあ止まらんなる美味しさながよ。
●食事:四万十ノリのお蕎麦
シメのお食事の四万十ノリのお蕎麦も、川ノリの風味がまっこと豊かな絶品の美味しさやって、皆さんまっこと幸せの笑顔満開で召し上がられよったがやき。
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:柚子シャーベット
ラストはデザートとデザート酒で、最初はちくと抵抗感があったような男性陣も「こりゃウマイ!」と太鼓判!
とにかく全体のお酒とお料理の組み合わせが絶妙やと、皆さんからこぢゃんとお誉めの言葉をいただけたがよ。
気がつきゃあ既に時間は21時近うになったっちゅうことで、株式会社SBSの北澤会長さんによる三本〆にて、大団円のお開きとなったがやき。
皆さん、ちくと千鳥足で、満面全身満開笑顔で、まっこと嬉しそうに帰路に尽かれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、小澤社長さん、吉川会長さん、呼び掛け人の澤田さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社