「ワシらあは、不必要なもんだっけが必需品やっちゅう時代に生きちゅうがぜよ。」(オスカー・ワイルド)
アイルランド出身の詩人・作家・劇作家、オスカー・ワイルド(1854〜19000)さんの言の葉ながやき。
ワイルドさんは、産業革命真っ只中の19世紀末のイギリスを、利便性を追求した結果、不必要な物や情報にあふれ、不必要なストレスを抱えるようになったがやないかと考え、この言の葉を発したがよ。
それから100年以上を経た現代、この言の葉はますますピッタリなもんになってきちゅうがやき。
たとえば、携帯電話やスマホ、パソコンらあのネット環境がなけりゃあ、そりゃ1日たりとも生活できんと思うちゅう人が多いろうけんど、ホンマにそうやろか?
確かにそれらあのお陰で、こぢゃんと便利にゃあなったけんど、それらあのせいで、不必要なストレスを抱えるようになったともいえるがよ。
自分にとって正真正銘、ホンマに必需品やと思えるもんは何ながか、いっぺんじっくり考えてみろうぜや。
そんなホンマの必需品だっけがある、こぢゃんとシンプルな生き方こそが、これからの時代にゃあ真の豊かさになるかもしれんがぜよ。