2018年11月18日

幸せの言の葉<1197>

「ワシらあは、不必要なもんだっけが必需品やっちゅう時代に生きちゅうがぜよ。」(オスカー・ワイルド)


アイルランド出身の詩人・作家・劇作家、オスカー・ワイルド(1854〜19000)さんの言の葉ながやき。


ワイルドさんは、産業革命真っ只中の19世紀末のイギリスを、利便性を追求した結果、不必要な物や情報にあふれ、不必要なストレスを抱えるようになったがやないかと考え、この言の葉を発したがよ。


それから100年以上を経た現代、この言の葉はますますピッタリなもんになってきちゅうがやき。


たとえば、携帯電話やスマホ、パソコンらあのネット環境がなけりゃあ、そりゃ1日たりとも生活できんと思うちゅう人が多いろうけんど、ホンマにそうやろか?


確かにそれらあのお陰で、こぢゃんと便利にゃあなったけんど、それらあのせいで、不必要なストレスを抱えるようになったともいえるがよ。


自分にとって正真正銘、ホンマに必需品やと思えるもんは何ながか、いっぺんじっくり考えてみろうぜや。


そんなホンマの必需品だっけがある、こぢゃんとシンプルな生き方こそが、これからの時代にゃあ真の豊かさになるかもしれんがぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)