11月17日(土)は、「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「司牡丹とシャモ鍋&土佐料理を堪能する会〈2018〉」が開催されたがやき。
実はこの会は、坂本龍馬さんの誕生日であり命日でもある11月15日の近辺の土曜日に毎年開催しよって、今年で14年、15回目の開催になるがよ。
司牡丹は龍馬さんと最も縁の深い蔵元やし、シャモ鍋は龍馬さんの好物で、亡くなる直前にも食べろうとしよって食べ損ねちゅうっちゅうことで有名なし、さらに「酒蔵レストラン 宝」のある東京国際フォーラムは元土佐藩邸やし、その上今年は「明治維新150年」で、かつ「司牡丹・船中八策・発売30年」、さらに「司牡丹会社設立100年」(創業415年)っちゅう大きな節目の年やき、こぢゃんと意味が深いがやき。
しかも毎回ゲストとして、龍馬さんの子孫でチーズプロフェッショナルの坂本嵩さんや、勝海舟さんの子孫の高山みな子さんにもお越しいただき、一緒に杯を酌み交わすことができるっちゅう、何とも凄い会ながぜよ!
以前に日経新聞の「交遊抄」にもワシがこの会のことを書かいてもうたき、ご存じの方もいらっしゃるろう。
ちなみに昨年の会は、「2017年11月22日」のブログをご参照くださいや。
さて今年は、14名のメンバーにて18時より開催やったがよ。
18時ちょい過ぎにゃあ、ワシの進行にて開会し、ほんで、こぢゃんとスペシャルな乾杯酒、「座(THE)司牡丹」(永田農法・佐川町永野埴生ノ川産「山田錦」使用純米大吟醸原酒・袋吊り搾り)をグラスに注いでいただき、坂本嵩さんのご発声にて乾杯し、いよいよ開宴ながやき。
★特別乾杯酒:「座(THE)司牡丹」(永田農法・佐川町永野埴生ノ川産「山田錦」使用純米大吟醸原酒・袋吊り搾り)
●先付:ハマグリのスープ仕立て 九条葱筒切り
まずは、4合瓶2万円のスーパープレミアムな大吟醸酒の至高の芳香と究極の味わいの至福の調和に、アチコチから感嘆のタメ息が聞こえてきたがよ。
さらに、ハマグリスープのナチュラルな旨みと合わせていただきゃあ、スープの格がワンランクもツーランクもアップしたかと思うばあ、美味しさ倍増やったがやき。
1杯目1品目から、早くも皆さん愉悦の表情を浮かべられちょったがよ。
★「司牡丹・維新の里」(純米酒)
●前菜:チャンバラ貝の旨煮 クリームチーズの酒盗掛け キビナゴ ウツボの唐揚げ等
お次は、「香り」「膨らみ」「キレ」の3拍子が揃うた「維新の里」が、前菜盛りの様々な料理の素材そのものの美味しさを、下から支えるようにグッと押し上げてくれるがやき。
こうなりゃあ、飲んで食べてを交互にやりゃあ止まらんなってしまうがよ。
●ファーム・ベジコの日本一のキュウリと「司牡丹・食べる酒粕」
さらに続いて登場した、ファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんが送ってくださった、野菜ソムリエサミットで食味評価日本一に輝いたキュウリと「食べる酒粕」の組み合わせは、皆さんから「こりゃナンボでもイケて、お酒も進む!」と大絶賛やったがやき。
★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
●鮮魚:ワラ焼き戻り鰹の塩タタキ 直七(ファーム・ベジコ)
お次はいよいよ、土佐直送の戻り鰹の登場ながよ。
獲れたての戻り鰹を、直ぐ様さばいてワラで一気に焼き上げ、冷凍せんとチルド便で直送し、翌日到着したっちゅう鮮度抜群プリップリのタタキながやき。
分厚う切り分けられた鰹を、天日塩と直七(なおしち)のやわらかな酢で、塩タタキとしていただきゃあ、これがタマルカっちゅうばあ旨いこと、旨いこと!
さらにそこに、リッチな旨みの「船中ひやおろし」を合わせりゃあ、互いの美味しさをグンと引き立て合うて、もはや鬼に金棒の最強タッグながよ!
皆さんからも、歓喜の声や感嘆のため息が聞こえてきて、見回してみりゃあ、皆さん全身満面満開笑顔になっちょったがやき。
★「司牡丹・百花王・きもと純米」(きもと仕込み純米酒)
●口直し:ブリぬた
続いては、会社設立100年記念の「司牡丹・百花王」の「きもと」と高知名物「ブリぬた」ながよ。
あえて冷やさんと常温(20℃程度)にて提供さいてもうた「百花王」の幅のあるコクと上品な酸味が、ブリの脂の旨みとヌタの辛みや酸味と見事に共鳴し合うて、後口はサラリと爽やかにキレて、またブリぬたが食べとうなる、食べたらまたこのお酒が飲みとうなる・・・ちゅう具合に、交互にやりゃあ止まらんなるがやき!
●坂本さん持ち込みのチーズ(ゴルゴンゾーラ・ドルチェ)
さらに、坂本さんが持ち込んでくださったチーズが登場ながよ。
今回は、イタリアの青カビチーズ、「ゴルゴンゾーラ」のドルチェ(甘口)を、チーズ専用クラッカーで挟んで出してもうたがやき。
これがホンマモンのゴルゴンゾーラかっちゅうてビックリするばあ美味しゅうて、皆さん感激されちょったがよ。
さらに、これがまた「百花王・きもと」とバッチリ合うこと!
「きもと」らしい乳酸の風味と麹のコクが、ゴルゴンゾーラの乳酸発酵の風味と青カビのコクに見事にハマり、お互いを相乗効果で引き立て合うがやき。
★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
●逸品:四万十鮎の唐揚げと四方竹と牛蒡の春巻き
お次は、本年度全米日本酒歓評会・ゴールド受賞酒「司牡丹・封印酒」と「鮎唐揚げ・春巻き」っちゅう、豪華な組み合わせながやき。
このお酒の華やかな香りと、なめらかでやわらかな味わいが、鮎の旨み、春巻きの旨みらあと見事に寄り添い合うて、お互いに引き立て合うがよ。
皆さんもその美味しさに、ウットリされちょったがやき。
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)〈常温(20℃程度)&ぬる燗(40℃程度)〉
●鍋物:龍馬の愛した「軍鶏鍋」(和風カツオ出汁)
さあ、いよいよメインの龍馬さんの愛したシャモ鍋ながよ。
龍馬さんの誕生日であり命日である日の2日後に、元土佐藩邸にて、龍馬さんの子孫の方や勝海舟さんの子孫の方らあと一緒に、龍馬さんの愛したシャモ鍋を、「龍馬からの伝言」のベストな「ぬる燗」でいただくっちゅうがやき、こりゃもう最高に美味しゅうて楽しいこたぁ、最初っから分かりきっちゅうがやき。
皆さんもう、満面ニコニコ笑顔の花が百花繚乱咲き乱れ、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・さらにアチコチ席を移動したりしもって、大盛り上がりとなったがよ。
●食事:青ノリ雑炊
〆の食事は、そのシャモ鍋の残りのダシを使うての、絶品青ノリ雑炊ながやき。
シャモのダシと玉子と青ノリとご飯っちゅう、黄金のカルテットともいえる組み合わせは、そりゃあもう旨いに決まっちゅうがよ!
皆さん、幸せいっぱいの至高の表情を浮かべられちょって、さらに盛り上がっていったがやき。
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:新高梨の柚子コンポート
ラストは、新高梨の柚子コンポートと柚子リキュールで、爽やかに〆ていただいたがよ。
こうして、ふと気がつきゃあ、スタートから3時間以上経過の21時を過ぎちょって、高山さんに中締めしてもうて、大団円のお開きとなったがやき。
高山みな子さん、坂本嵩さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ほいたらラストに、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声のほんの一部を以下にご紹介さいてもうて、本日のブログを締めさいていただきます。
●お酒だけでなく、お料理もとても美味しくて、毎年ありがとうございます。
●毎年最高ですが、今年は少人数で特に良かったです。
●普段日本酒を飲む機会は少ないのですが、今日はお酒とお料理が素晴らしく合っていて、楽しませていただきました。
●いつもながらの美味、美酒と楽しい話。
●毎年、本当にありがとうございます。
●It was wonderful and inspirational event.
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司牡丹酒造株式会社