「何とかなると思うちょったら、何とかなってくるがよ。世の中、何とかなるやろうと考えるがが一番強いぜよ。」(南伸坊)
東京出身の編集者・イラストレーター・漫画家・エッセイスト・作家で、本の装丁らあも多数手掛けちゅう、南伸坊(1947〜)さんの言の葉ながやき。
人間の思いの力っちゅうんは、一般的に考えられちゅうよりか、実はずっとずっと大きな力ながよ。
ほんじゃき、「何とかなりそうなこと」やち、「何ともならん」と思うちょったら、ホンマに「何ともならん」なったりするがやき。
逆に、「何ともなりそうにないこと」やち、「何とかなる」と思うちょったら、ホンマに「何とかなる」ようになったりするもんながよ。
ほいたら、どっちの考え方が幸せな人生をおくれるかは、もう明らかやろう。
どんなことやち、「何とかなる」と考えるようにする方が、より幸せな人生をおくれるっちゅうことながやき。
現代は特に、漠然とした不安、閉塞感、ギスギスした息苦しさ、殺伐とした雰囲気、全てを損得勘定で考える社会、総イライラ社会・・・つまり心が荒廃しちゅう時代やきこそ、逆に「何とかなる」と考えるがが、いちばん強いっちゅうことながぜよ。