「おまさんが困った状態にあるとき、まっと困った状態にある人のために祈りなさい。そうすりゃあ、おまさんは突如として自分自身の問題が解決しちゅうことに気づくやろう。」(ジョセフ・マーフィー)
米国で活動したアイルランド出身の牧師・著述家・教育家で、自己啓発作家として有名な、ジョセフ・マーフィー(1898〜1961)さんの言の葉ながやき。
自分が困った状態にあるとき、みんなあ自分のことしか考えれんなって、他人のことらあ考えることができんなるもんながよ。
けんど、そんなときにこそ、他人のために祈りなさいと、かの自己啓発の大家ジョセフ・マーフィーさんは喝破するがやき。
困った状態になったとき、人間は自分のことしか考えれんなって、視野狭窄みたいになってしもうて、周りの状況らあが見えにくうなってしまうがよ。
このことが、ますます状況を悪化さいてしまう原因にもなって、より問題解決から遠退くことになってしまうがやき。
一方、困った状態になったとき、まっと困った状態にある人のために祈ることができりゃあ、この視野狭窄がパッとのうなって、急にサッと霧が晴れたかのように周りの状況が見渡せるようになるがよ。
こんな瞬間に、自分自身の問題の解決策が、突如として降ってきたりするもんながぜよ。