11月20日(火)は、15時から全農高知県本部3階大会議室にて、「平成31年産酒米生産計画会議」が開催されたがやき。
全農高知県本部や高知県内各地のJAの方々、高知県環境農業推進課や各農業振興センターや各農業改良普及所の方々、高知県酒造組合の酒米研究会委員の方々らあ49名が集まり、開会ながよ。
まず、全農高知県本部農畜産部の池田次長さんより、開会のご挨拶があったがやき。
続いて、高知県酒造組合理事長として、ワシからご挨拶をさいてもうたがよ。
ほんで会議に入り、まずは「米穀情勢」についての報告が、全農高知県本部米穀総合課の高橋課長さんからあったがやき。
「平成30年産水稲の作付面積および10月15日現在の作柄概況」、「今後の需給見通し」、「30年産米の販売状況等」、「平成30年産水稲作付面積及び予想収穫量(高知県)」、「酒造用米の情勢について」、「30年産酒造好適米の契約・集荷・販売状況」・・・らあについてが報告されたがよ。
平成30年産水稲の作柄は、10月15日現在で高知県の作況指数は96の「やや不良」と見込まれ、台風や豪雨らあの影響で、地域によっては被害があったくや、あんまり採れんかったくがあったようながやき。
お次は、「平成30年産酒米の集荷販売実績について」の報告が、全農高知県本部米穀総合課の溝渕さんからあったがよ。
好適米の「吟の夢」は、台風らあの影響で計画比77%、「風鳴子」も97%、掛米のフクヒカリが何とか101%たぁいえ、酒米の状況は全体にこぢゃんと悪いがやき。
続いて、高知県環境農業推進課の横山さんより、「平成30年産酒米の作柄・品質について(高知県)」の報告があり、早期水稲の作況指数は97、普通期水稲の作況指数は96で、全体としたちようないけんど、「吟の夢」についちゃあ、台風の影響らあでさらに採れてない状況やっちゅうがよ。
けんど「吟の夢」の品質についちゃあ、昨年に引き続き特等が出たり、1等以上が約40%、2等以上が約81%と、昨年に引き続き過去10年間で最高値やっちゅうがやき。
また「風鳴子」も、元々1等が出にくい品種ながやけんど、今年は9年ぶりに1等が出て、1等米比率43%っちゅうんは、過去10年間で最高値やっちゅうがよ。
さらに、「酒米に関する取組・支援について」らあの、今後に関する報告らあもあったがやき。
お次は、好適米の新品種「高育酒80号の産地品種銘柄申請・品種登録スケジュール」や「高育酒80号の育成経過と品種特性について」、高知県農業技術センターの坂田チーフさんから報告があったがよ。
続いては、「平成31年産酒米の取組方針及び生産計画(案)について」、全農高知県本部米穀総合課の溝渕さんから報告があったがやき。
31年産酒米生産の基本目標は、●需要に応じた計画生産、●安全・安心な県産酒米の生産、●種子更新100%っちゅうことやったがよ。
ほんで、各地のJAの計画と酒造組合の希望量との擦り合わせらあがあったがやき。
お次は、今後のスケジュールらあについて、全農高知県本部の溝渕さんと高知県環境農業推進課の横山さんから報告があったがよ。
第3回目の平成30年度高知県酒米品評会審査会は12月7日(金)に開催され、平成30年度高知県酒米品評会表彰式は翌1月24日に開催される予定ながやき。
こうして「平成31年産酒米生産計画会議」は、16時半過ぎばあにゃあ無事お開きとなったがよ。
ほんでその後は18時から、20数名ばあのメンバーにての懇親会が、「一旬(いっしゅん)」さんにて開催されたがやき。
参加蔵元の、高知県産米を使用した自慢のお酒を持ち込みさいてもうちょって、ちなみに司牡丹は、「司牡丹・維新の里」(純米酒)を持ち込みさいてもうたがよ。
さあ、それらあのお酒を杯に注ぎ合うて、懇親会がスタートしたがやき。
そっから後は、高知県酒造組合メンバーも、全農高知県本部の皆さんも、各地JAの農家の皆さんも、高知県環境農業推進課や各地の農業振興センターや改良普及所の皆さんらあも、入り乱れての大宴会ながよ。
刺身やらサラダやら鶏鍋やら天ぷらやら・・・をいただきもって、土佐酒を酌み交わし酌み交わし、会話も弾み、大いに盛り上がりまくったがやき。
気がつきゃあ、またまた飲み過ぎの立派な酔っぱらいになっちょったがよ。
農家の皆さん、そして全農高知県本部および関係者の皆さん、来年度もこぢゃんとえい酒米を、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社