「今の自分に疑問や不安を感じたら、そりゃあ、変化しなさいっちゅう心の声ぜよ。」(葉祥明)
祖父の代に日本へ渡来した中国人の家系に出自を持ち、自身は30代で日本国籍となった絵本作家、葉祥明(1946〜)さんの言の葉ながやき。
今の自分に疑問や不安を感じるようになったら、それまでとおんなじやり方をしよったらイカン、それまでの延長線上にゃあ答えはないっちゅう合図やといえるがよ。
そりゃあつまり、変化しなさいっちゅう心の声やと、葉祥明さんは喝破するがやき。
疑問を感じるっちゅうことは、本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいと感じちゅうっちゅうことながよ。
不安を感じちゅうっちゅうことは、何かが気がかりで落ち着かん心の状態になっちゅうっちゅうことながやき。
いずれにしたち、心の奥底の深層意識が、「何かが違う」っちゅうて、信号を発しゆうっちゅうことながよ。
表層意識じゃあ気づかん何かに、深層意識が気づいちゅうっちゅうことながやき。
ほんじゃき、それまでとおんなじやり方をしよったらイカン、それまでの延長線上にゃあ答えはないっちゅう合図であり、つまり変化しなさいっちゅう心の声やっちゅうことながぜよ。