12月7日(金)の18時からは、高知県立大学永国寺キャンパス地域連携棟の306会議室にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の平成30年度第7回理事会が開催されたがやき。
今回は、ワシと清原先生と永尾さんと長崎さんと百田さんの5名にての開催やったがよ。
ほんで、以下の内容らあについて報告や検討や打ち合わせらあをしたがやき。
●松崎先生の書籍「土佐寿司の本」について
土佐の郷土食の生き字引といわれる松崎淳子先生の、土佐の郷土寿司の書籍「土佐寿司の本」を出版するに、寄付を募らいてもうたところ、1口5000円で400口200万円の寄付を目標にしちょったがが、最終的に425口212万5千円が集まったっちゅうことで、目標達成し、無事出版にこぎつけ、さらに高知新聞に毎週日曜日に掲載される「金高堂書店」の週間売上ランキングにて、堂々の3週連続第1位を獲得し、重版となっちゅうがよ。
まっこと嬉しいかぎりながやき。
清原先生と長崎さんとで、書籍の入出金の最終のやり取りがあったがよ。
書籍の会計報告についちゃあ、ご寄付者の皆さんに12月年内にゃあ何とか送付さいていただくことができそうながやき。
また、長崎さんから、「天然生活」<1月号>の記事が回覧されたがよ。
「92歳・土佐のおばあちゃんに習う酢みかんのお寿司と酢のもの」っちゅう、松崎先生を取材した記事で、「土佐寿司の本」や出版記念パーティーの記事らあも掲載されちゅうがやき。
さらに長崎さんから、「マッチと街」っちゅう書籍が全員に進呈されたがよ。
この書籍は、長崎さんくにあった高知のいろんなお店らあの古いマッチのコレクションを書籍化したもんで、奇しくも今週の高知新聞の金高堂書店週間ベストセラーランキングじゃあ、「土佐寿司の本」を抜いて第1位に輝いちゅうがやき。
●「郷土野菜を楽しむ会」について
毎年冬場に開催しゆう「郷土野菜を楽しむ会」は、今年度はあんまり大々的にゃあせんと、「なとな」さんあたりを貸し切りにして、身内を中心に20人ばあにて開催することになったがよ。
開催日は、来年1月30日(水)か31日(木)か、2月1日(金)か2日(土)か、6日(水)か7日(木)あたりになりそうながやき。
●「土佐学大会」テーマについて
来年の4月後半から6月までの間に開催予定の、年に一度の大イベント「土佐学大会」のテーマについて、ちくとワシから提案さいてもうたがよ。
そりゃあ、「土佐の高知はサン・セバスチャンに学べ!(仮)」っちゅうテーマながやき。
ワシが10月にヨーロッパ出張に行った際、ロンドンで元・日銀高知支店長やった河合さんに合うて飲んだがやけんど、そん時に河合さんから、「高知県はスペインのサン・セバスチャンみたいになれる可能性を秘めちゅう!」っちゅうお話があり、参考書として「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか〜スペイン サン・セバスチャンの奇跡〜」(高城剛 著 祥伝社新書 2012年7月10日発行)を挙げられたがよ。
そん時、実はワシゃあ5年ばあ前にその本を読んじょって、「こりゃあ高知県の最高の参考書になる!」っちゅうて感動して、ブログに詳しゅう紹介したことがあったがを思い出して、河合さんと盛り上がったがやき。
ほんで、そん時のブログ(2013年1月19日のブログ参照)のコピーを、参考までに皆さんにも配らいてもうたがよ。
ほいたら長崎さんから、ワシがヨーロッパに出張に行っちゅう間に、河合さんが高知に来られ、越知町の「熱中塾」にて「サン・セバスチャン」ネタで講演されたがを聴いたっちゅう話があったがやき。
ちゅうことで、トントン拍子に話が進み、もし河合さんが都合がつきゃあ、基調講演を河合さんにしていただき、その後に高知の先進的な若手料理人の方々にディスカッションしてもらおうっちゅう流れになったがよ。
実は今日のサン・セバスチャン成功の物語は、1970年代後半に、世界中で放蕩暮らしをしよったこの街出身の不良やったある若いシェフが、フランスの料理革命と言われた「ヌーベル・キュイジーヌ」(「新しい料理」の意)と出会うて感銘を受け、自分らあの手で自分らあの「ヌエバ・コッシーナ」(ヌーベル・キュイジーヌのスペイン語読み)を創り上げていったことからスタートしちゅうがやき。
ほんじゃき、高知の先進的な若手料理人らあに、是非このテーマでディスカッションしてもらいたいっちゅうことながよ。
もしこれが実現できりゃあ、高知の飲食業界に、革命が起こるきっかけになるかもしれんがやき!
まっこと、ワクワクしてきたがぜよ!
このテーマについちゃあ、次回以降の理事会にて、さらに詳しゅう検討していくことになったがよ。
●次号「土佐学年報」について
NHKの大人気番組「チコちゃんに叱られる」にワシが「土佐学協会理事長」として出演さいてもうたネタを、次号「土佐学年報」に書かいていただくことになったがやき。
●次回以降の理事会について
次回以降の理事会は、1月9日(水)、2月19日(火)、3月15日(金)の開催に決まったがよ。
●「土佐寿司の本」スタッフ打ち上げ懇親会について
1月9日(水)の理事会終了後に、「土佐寿司の本」スタッフ打ち上げ懇親会を開催しょうかっちゅうことになったがやき。
●次号ニュースレターについて
次号ニュースレターは、1月早々に発行する予定の新年号やき、原稿の締め切りは1月4日やっちゅうことを再確認したがよ。
最後に、百田さんのお土産のマカロンを、みんなあで1個ずつ美味しゅうにいただき、19時過ぎばあにゃあ、「土佐学協会」平成30年度第7回理事会は、無事終了したがやき。
百田さん、ありがとうございます!ご馳走さまでした!
その後は、ワシと長崎さんとで、12月20日(木)に開催される「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第50回記念・冬の集い>の打ち合わせも兼ねて、「土佐料理 花鶴」さんにて飲んだがよ。
まずは生ビールで乾杯の練習をして、つきだしをいただいたがやき。
ほんで、大将の刈谷さんに鮮度がえい魚の刺身をおまかせでお願いしたら、サワラの幼魚のサゴシが登場。
こりゃあ辛口の日本酒やっちゅうことで、早速「船中八策」を注文し、正式な乾杯をしたがよ。
このお酒が、サゴシの素材そのものの鮮度の良さと甘みを、下から支えるように押し上げて、グンと引き立ててくれ、お互いの美味しさが倍増ながやき。
酔っぱらう前にちくと打ち合わせをっちゅうことで、飲みもって刈谷さんとちくと打ち合わせをさいてもうたがよ。
けんど、打ち合わせよりか長崎さんからもろうた「マッチと街」にハマりまくりの刈谷さんやったがやき。
その後も、チャンバラ貝や清水サバかつやらをいただきもって「船中八策」をグイグイやって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。
刈谷さん、20日のイベント、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社