「ワシにゃあおまさんの目を醒ますこたぁできん。おまさんやったら、おまさんの目を醒ますことができるがよ。ワシにゃあおまさんの傷を治せん。おまさんやったら、おまさんの傷を治せるがぜよ。」(ジョン・レノン)
イギリスのミュージシャンで、「ザ・ビートルズ」を結成したリーダー、ジョン・レノン(1940〜1980)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、ジョン・レノンさんが40歳で射殺される直前に行われたインタビューで発した言葉やっちゅうがよ。
ある意味、ジョンさんの遺言とも取れるし、最後の作品とも取れるがやき。
要するに、ジョンさんがナンボ頑張って、どれっぱあ素晴らしい感動的な楽曲を作ったとしたち、それで人の心を揺さぶることはできるかもしれんけんど、人の目を醒ますこたぁできんし、人の傷も治すこたぁできんっちゅうことながよ。
ジョンさんいわく、「自分の夢は自分で作るもん」で、夢を実現するための道を作れるがは自分自身しかおらんっちゅうことながやき。
こりゃあ、禅語でいう「自灯明(じとうみょう)」と、おんなじような意味ながよ。
「自灯明」たぁ、お釈迦様が亡くなる前に弟子らあに残した最期の言葉ながやき。
「これから何を頼りに生きていきゃあえいがか!」っちゅうて嘆く弟子らあに対してお釈迦様は、「自分自身を灯火として、この先の見えん暗闇のような人生を歩いていきなさい」っちゅうて、最期に語られたっちゅうがよ。
自分自身が灯りとなり、暗闇を照らす・・・そんな生き方を、ジョン・レノンさんも伝えたかったがやないろうかのう!
・・・さて、2018年のワシのブログも、今回がラストながやき。
読者の皆さん、今年もまっことありがとうございました!
また来年、2019年も、ワシのこのブログと司牡丹を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。