2019年01月07日

京都「龍安寺」「松尾大社」に平成31年新年の参拝ぜよ!

 1月3日(木)は京都に日帰り出張で、まずは「龍安寺」さんに新年のご挨拶にうかごうたがやき。


 7年ばあ前に、有名な「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名にした「吾唯足知(われただたるをしる)・純米吟醸酒」を発売さいてもうて、さらに5年ばあ前にゃあ「吾唯足知・純米大吟醸酒」も発売さいてもうちゅうがよ。
吾唯足知カットweb吾唯足知純米大吟醸810KB















 なんで高知の司牡丹が京都の「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名に使えるようになったかっちゅうたら、「龍安寺」さんを創建された義天玄承禅師(ぎてんげんしょうぜんじ)は土佐の生まれで、司牡丹の故郷佐川町の隣町越知町にて剃髪得度(ていはつとくど)されちゅうっちゅうご縁と、株式会社SBS(http://www.sakebs.co.jp/)の北澤相談役さんのご尽力のお陰ながやき。


 さて、その北澤相談役さんは今年は新幹線の席が取れいで翌日の訪問になってしもうたき、京都在住の加地(SBS顧問)さんと、JR京都駅にて12時20分ばあに待ち合わいて、2人で「龍安寺」さんに向こうたがよ。


 4年前は寒さが厳しゅうて雪が積もっちょって大変やったことがあったけんど、今年はそれほど寒うのうて、天気も良うてホッとしたがやき。


 今回はJRバスで「龍安寺」さんに向こうたがやけんど、ほいたら途中でポツポツ雨が降りだいたがよ。


 けんど、13時半ばあに到着した頃にゃあボッチリ雨も上がっちょったがやき。


 さてまずは例年通り、裏の寺務所から入らいてもうて、岩田事務長さんにご挨拶さいてもうて、直ぐに奥の間に通されたがよ。
(3)龍安寺さん寺務所

 そこでまずは、副住職さんに新年のご挨拶をさいてもうたがやき。


 一昨年11月に、越知町柴尾にて開催された「義天祭り」(「2017年11月15日」のブログ参照)と、その翌日に妙心寺関係の皆さんらあと共に司牡丹の酒蔵見学(「2017年11月16日」のブログ参照)にもお越しいただいた方ながよ。


 ほんで、お茶やお茶菓子、ちょっとしたツマミ、生ビールやお節料理まで出され、ちくとご相伴にあずかったがやき。


 さらにお燗酒もいただき、ちくとえい心地に酔わいてもうたがよ。


 また、5年前は歌舞伎の「鏡獅子」のビデオ、4年前はNHKスペシャル「20世紀の幕開け」のビデオ、3年前は「アインシュタインの特殊相対性理論」についてのビデオ、一昨年は佐渡裕さん指揮による大阪城ホールでの1万人大合唱コンサートの模様のビデオ、昨年は「昭和天皇実録」についてのビデオが上映されたがやけんと、今年は将棋の「電王戦」の佐藤天彦名人とponanza(第4回将棋電王トーナメント優勝ソフト)との対戦のビデオが流されよって、壁一面にゃあ詰め将棋の盤面や解説らあが貼り出されちょったがやき。
(4)電王戦ビデオ

 そうこうしゆううちに、住職さんが入って来られ、あらためて新年のご挨拶をさいてもうたがよ。


 しばらくビデオを拝見しもって、お酒とお節を結構いただかいてもうて、ホロ酔い気分になってきたき、このあたりでっちゅうことで、席を辞さいてもうたがやき。
(5)お茶とお茶菓子2018.1.7(6)お節料理
















 ほいたら副住職さんから、「是非ご覧になっていってください」っちゅうことで、岩田事務長さんにご案内された部屋にゃあ、「芭蕉図」の襖が置かれちょったがよ。
写真7 芭蕉図の襖写真8 芭蕉図の襖2












写真9 芭蕉図の襖3写真10 芭蕉図解説













 この襖絵は、元々安土桃山時代に狩野派の絵師よって描かれたもんで、それが明治維新の廃仏毀釈により困窮した龍安寺さんから明治28年頃に売りに出され、日本中あちこちを巡り、海外に流れたこともあったらしいがやけんど、この度123年ぶりに帰還したっちゅうもんやっちゅうがやき。


 ほんで、その帰還を記念し、この1月10日から6月10日までの5ヶ月間、特別公開されるっちゅうがよ。


 そんな貴重な襖絵を、一般公開前に特別に拝見することができ、また画像撮影もネットに公開もOKやっちゅう有り難いお言葉もいただき、ここに掲載さいてもうたがやき。


 まっこと、ありがとうございますぜよ!


 さて、龍安寺さんを出て、駐車場にてタクシーを拾うて、お次の目的地「松尾大社」さんに向こうたがよ。
(11)松尾大社入り口鳥居

 ほいたらまた雨がポツポツ降りだいたがやき。


 お酒の神様として全国的に有名な「松尾大社」さんに到着したがは、14時半過ぎばあになっちょったがよ。
(12)松尾大社へ

 ワシらあが到着した頃にゃあまたもぼっちり雨がやんで、初詣の参拝客でごった返す屋台が連なる参道を抜けて本堂に向こうたがやき。













 今年の干支「亥」の巨大な絵馬も飾られちょったがよ。
(13)松尾大社巨大絵馬

 混雑の中、人混みを掻き分け掻き分け、社務所に向こうたがやき。


 ワシゃあ毎年こちらにて初ご祈祷をお願いしゆうがよ。


 申し込みをしてから、すんぐに10数人ばあの方々と共にワシらあも呼ばれ、ご本殿へ。


 残念ながらご本殿は撮影禁止やったき画像はないけんど、司牡丹酒造の「酒業繁栄」のご祈祷も滞りのう終了したがやき。





 その後は、是非御神酒をっちゅうことで、ご案内いただいた場所は、大宴会ができそうな大広間やったがよ。
(14)御神酒をいただく

 「月桂冠」の四斗樽から酌まれた御神酒を、「松尾大社」さんの葵のご紋の入った大杯に並々と注いでくださり、その大杯をみんなあで回し飲みさいてもうたがやき。


 その後は、ちくと「松尾大社」さんを散策さいてもうて、美酒醸造祈願の「醸酒守」、酒販繁盛祈願の「販酒守」、健康飲酒祈願の「服酒守」の3つのお守りらあも購入さいてもうたがよ。


 帰りに嵐山線の松尾大社駅に向かいよったら、ぼっちり眼前に虹が架かっちょったがやき。
(15)虹!

 まっこと、こいつぁ新春から縁起がえい!前途洋々ぜよ!


 こうして加地さんと分かれ、ワシゃあ伊丹空港へ向こうて、高知に戻んて来て、日帰りの京都出張は無事終了したがぜよ。












土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 09:36│Comments(0)