「上り坂と下り坂は、一つの同じ坂ぜよ。」(ヘラクレイトス)
古代ギリシァの哲学者、ヘラクレイトス(紀元前540年頃〜紀元前480年頃)さんの言の葉ながやき。
人生にも、仕事にも、何にやち上り坂もありゃあ下り坂もあるがよ。
ほんで、上り坂の時にゃあ元気になったり、下り坂の時にゃあ落ち込んだりするけんど、かのヘラクレイトスさんは、その2つは「一つの同じ坂」やっちゅうがやき。
元はホンマの坂道のことを表しちょって、下から上りゃあ上り坂で、上から下りりゃあ下り坂やけんど、それらあは一つの同じ坂やっちゅう意味ながやけんど、人生や仕事の坂やち実はこれと同じながやないろうか?
今、自分が下りゆう売上ダウンの坂道は、実は自分が何ヶ月か前に上ってきた売上アップの坂道と、一つの同じ坂やないかよっちゅうことながよ。
今、自分が上りゆう売上アップの坂道は、実は自分が何ヶ月か後に下ることになるであろう売上ダウンの坂道と、一つの同じ坂やないかよっちゅうことながやき。
そう考えりゃあ、人生において上り坂か下り坂か、売上がアップしゆうかダウンしゆうからあに、一喜一憂することらあが馬鹿馬鹿しゅう見えてくりゃあせんかよ?
誰の人生にやち、上り坂もありゃあ下り坂もあるがやき、いちいちそんなことばあで一喜一憂したりせんと、下りゆう時にゃあ上るための準備を、上りゆう時にゃあ下るときの備えをしちょきゃあえいっちゅうことながぜよ。