予定の17時にゃあ、静岡中部支部の加盟店さんや本部・支部、蔵元らあが25名ばあ集まり、日本名門酒会静岡中部支部長会社の株式会社平喜・地酒部の松井さんの進行にて、開会ながよ。

まずは昨年1年間の支部実績らあの資料を元に、松井さんから報告があったがやき。
こちらの地区も、なかなか数字的にゃあ厳しかったようで、ちくと前年割れやったっちゅうがよ。
お次は、何名かの加盟店さんから発表があったり、今後の展開や提案らあの報告があったがやき。

本部の松本さんからも、「しぼりたて速報第2弾」についてや「発注単位及び発注ロット徹底のお願い」について等々、いろいろ報告があったがよ。

続いては、松井さんから「立春朝搾り」についてや、「年間行事予定」についてのお話があったがやき。
お次は、「大山」の真田さんから「強い大山を目指す」っちゅうお話があり、「一ノ蔵」の木村さんから「一ノ蔵 Madena」について、「若竹」さんから「重兵衛」や「鬼乙女・夢」について、「司牡丹」の佐野くんからは「30年以上熟成焼酎」らあについて、それぞれお話があったがよ。


続いては、日本名門酒会本部長・株式会社岡永の飯田社長さんより、2019年の方針やテーマらあについてのお話があったがやき。

まずは<2018年「一年52週の生活提案」の再構築>っちゅう昨年の振り返りとしてのお話があり、お次は<2019年「ものつくりの現場」と「売りの現場」を繋げていく>っちゅうお話があったがよ。
とにかく、昨年以来日本酒の注目度と実需のギャップがいよいよ激しゅうなり、日本酒業界は連続前年割れが続いちゅうがやき。
けんど今年は、「天皇陛下在位30年記念式典」(2/24)、「新元号公表」(4/1)、「サヨナラ平成カウントダウン」(4/30)、「新天皇ご即位」(5/1)、「大嘗祭」(11月)・・・らあがある御代替わり祝年であり、日本酒で乾杯が大きゅう広がる可能性を秘めちゅうがよ。
また、「ラグビーワールドカップ」(9月20日〜11月2日)の開催年でもあり、チケット応募は450万枚やっちゅうことで、海外からも40万人の訪日客が考えられるっちゅうがやき。
とにかく、何か事あるごとに、その都度その都度「日本酒で乾杯!」を薦めるチャンスは、いっぱいあるがよ。
けんど、プラス要因だけやのうて、マイナス要因も多数存在し、全体としちゃあマダラ模様やっちゅうがやき。
米中覇権争い(世界経済への影響深刻)、「GAFA」が既存経済を凌駕、消費税アップ(10/1)、「TPP11発効」(昨年12/30)、「日欧EPA発効」(今年2/1)らあっちゅうマイナス要因も多いがよ。
そんな中、あらためてブレない「原点」が大事やっちゅうて、「ものつくりの現場」と「売りの現場」っちゅう2つの現場を見つめなおすこと、強うすること、繋げていくことが必要やっちゅうて語られたがやき。
危機、正念場っちゅう言葉を繰り返したち意味がないがやき、とにかく「売りの現場」と「ものつくりの現場」を繋げていく生販一体の活動で、「新たな需要を創る」っちゅうことを徹底、実践していくのみやっちゅうて、力強う語られたがよ。
続いては、司牡丹のワシから2019年のテーマについて、「フラッと訪れた客までも日本酒ファンに変えてしまうほどの至福の『日本酒体験』を届けよう!」(〜「小売再生〜リアル店舗はメディアになる〜」に学ぶ〜)っちゅうお話をさいてもうたがやき。
アマゾンやアリババらあのネット通販の驚異的な成長により、既存の実店舗はもはや淘汰以外の選択肢がないといわれゆうがよ。
確かに、これまでの延長線上の小売店は淘汰されることになるろうけんど、心ゆさぶるような体験が可能なメディアになった店は、今後も発展するっちゅうがやき。
たとえば、ドイツのアウトドア用品販売最大手のグローブトロッターは、スキューバ・カヌー・セーリングが楽しめる22万リットルのプールを併設しちょったり、豪雨が襲う環境で防水衣料が試せる暴風雨実験室があったり、様々な地形が再現されたハイキングコースが体験できる靴売場があったり・・・等々、冒険に対する愛情とアウトドアへの情熱に満ちあふれた本物のストーリーが至るところから伝わってくる店で、そりゃあ、ふらっと訪れた客までもアウトドア愛好家に変えてしまうばあの転換力を持ったストーリーやっちゅうがよ。
ほいたら、日本酒も、こんな事例のような、至福の「日本酒体験」空間づくりをせにゃあいかんがやき!
具体的にゃあ、最近ワシがいっつも語りゆう、「日本酒は食の最高のパートナーであり、ネットに勝る最強のコミュニケーションツールである!」をベースにした体験空間づくりやといえるがよ。
ほんで、まずその第一歩が、「辛口酒&珍味 ペアリング試飲」ながやき。
グローブトロッターやち、1号店開店時に配ったがは、釣り餌の生きたミルワームやったっちゅうがよ。
これが、アウトドア愛好家への旅立ちのストーリーの第一章として、最高の手土産やったがやき。
つまり、豊かな日本酒の世界への旅立ちのストーリーの第一章として最高の手土産は、「辛口酒&珍味 ペアリング試飲」体験やないろうかっちゅうことながよ。
そんな第一歩からスタートし、体験型の提案を「これでもかっ!」ちゅうばあ増やしていき、フラッと訪れた客までも日本酒ファンに変えてしまうばあの、心ゆさぶるような至福の「日本酒体験」ができる、「メディア型日本酒専門店」に進化していくためのお手伝いを、司牡丹がさいていただきますっちゅうことながやき。
お次は、「一ノ蔵」の鈴木社長さんから、「一ノ蔵絶対純米酒」についてや、定番酒の楽しみ方としての52週の生活提案についてらあのお話があったがよ。

最後に、ご当地の『若竹』松永社長さんから、ちくといろいろお話があったがやき。

こうして19時ちょい前、無事新年会議は終了し、そのまんま新年会に突入ながよ。
司牡丹からは、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)や、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)や、「司牡丹・純米生酒(裏生)」(純米生酒)や、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)らあが出されちょったがやき。
さあみんなあで名門酒を注ぎ合うて、声高らかに乾杯して、新年会のスタートながよ。

サラダやクリームチーズ乗せカラスミや刺身盛りや湯豆腐らあがドカンと登場し、どれもこれも美味しいもんやき、お酒が進むこと、進むこと!



やっぱし静岡の魚は、高知に似いちゃうき、司牡丹の淡麗辛口のお酒とよう合うがやき。
さらにネギ味噌ホイル焼きや黒ハンペン揚げやカレーホルモン、ムール貝、金目鯛のしゃぶしゃぶも登場し、とにかくガンガンお酒が進み、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大いに盛り上がったがよ。




後半にゃあ、ワシもアチコチ移動さいてもうて、皆さんと司牡丹を酌み交わし酌み交わし、さらに盛り上がったがやき。


アッチで飲んで飲まいて語り合うて、コッチで飲まいて飲んで語り合うて・・・グチャグチャの大盛り上がりとなったがよ。

こうして22時前ばあにゃあ中締めとなったがやけんど、ワシも皆さんも、立派な酔っぱらいとなっちょったがやき。

静岡中部支部の皆さん、まっことありがとうございました!
今年も何とぞ、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社