2月23日(土)は、徳島県三好市池田町にて開催の「第20回記念・四国酒まつり」(http://www.shikoku-sakematsuri.com/)会場内にて、第9回「四国地カクテルバトルロイヤル」(http://a-kiss.net/ji-cocktail/)が開催されたがやき。
今回は20回記念っちゅうことで、いっつもより多い80蔵の四国の地酒が試飲できて、さらに吉田類さんのトークショーも開催されるっちゅうことで、いっつも以上に盛大なイベントとなる予定やっちゅうことで、10時前にゃあ会場入口に物凄い行列ができちょったがよ。
ちなみに司牡丹は、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)が出品されちょったがやき。
ところで四国の「地カクテル」っちゅうんは、四国四県それぞれの県産米を使用した地酒をベースに、各県の果物や野菜らあの県産品だっけを使用して、各県のバーテンダーが創作したカクテルのことながよ。
その四国四県の地カクテルが出揃うて競い合うっちゅうんが、「四国地カクテルバトルロイヤル」ながやき。
第1回は平成22年の2月20日(「2010年2月22日」のブログ参照)に開催され、第2回は平成24年の2月25日(「2012年2月27日」のブログ参照)に開催され、第3回は平成25年の2月23日(「2013年2月25日」のブログ参照)に開催され、第4回は平成26年の2月22日(「2014年2月26日」のブログ参照)に開催され、第5回は平成27年の2月21日(「2015年2月25日」のブログ参照)に開催され、第6回は平成28年の2月20日(「2016年2月24日のブログ参照」)に開催され、第7回は一昨年の2月18日(「2017年2月22日のブログ参照」)に開催され、第8回は昨年の2月24日(2018年2月
28日のブログ参照)に開催され、今回が第9回目の開催ながよ。
さて、高知のバーテンダー協会を代表して、今回ワシらあの酔狂につきおうてくださる、Cafe&BAR「SHELTER(シェルター)」(高知市帯屋町1-14-15 TEL:088-872-1415)の堅田佳嗣さんらあと、お店の前にて朝8時ばあに待ち合わせたがやき。
今回はお手伝いいただく、第5回と第6回連続優勝者の「Craps(クラップス)」(http://r.gnavi.co.jp/rpgv37hj0000/)の塩田貴志さんも同乗し、阿波池田に向けて出発したがよ。
9時半ばあにゃあ、池田町の会場のサンライズに到着。
例年以上に物凄い人の数(参加者は例年2万人超え!)で、まるで満員電車の中を移動しゆうようで、荷物の搬入が大変やったがやき。
そんな大イベントを横目に、ワシらあは「四国地カクテルバトルロイヤル」のブースをセッティングし、四県のバーテンダーの皆さんが、カクテルの準備ながよ。
10時過ぎばあにゃあミーティングがあり、総括の久本酒店佐藤社長さんから、当イベントについての流れや注意事項らあについて、説明があったがやき。
そうこうしゆううちに会場のお客様もドンドン増えてきて、「四国地カクテルバトルロイヤル」のコーナーにも、いつの間にか人だかりができちょったがよ。
バーテンダーの皆さんも、カクテルづくりに大忙しながやき。
地カクテルの審査は11時からスタートで、先着100名様限定ながよ。
さて、今回エントリーされた地カクテルは、以下の4アイテムやったがやき。
〈香川〉
●「Tradition(伝統)」:「川鶴・ハート&ソウル」と、香川県産イチゴ「さぬき姫」、クランベリージュース、シナモンローステッドチェスナッツシロップ、ミントの葉、小豆島オリーブサイダーらあを使うたカクテルで、イチゴ栽培の伝統と酒造りの伝統がフュージョンして生まれた新しい伝統やっちゅうがよ。
【「花水仙」(高松市丸亀町)大山夏季】
〈愛媛〉
●「紅美人(くれないびじん)」:「華姫桜・吟醸」と愛媛県産イチゴ「紅ほっぺ」と同冷凍イチゴ、ローズインフュージョンコアントロー、自家製ストロベリーピューレ、愛媛県産フレッシュレモンジュース、クラッシュアイス、粉砂糖、練乳、ミントの葉らあを使うたカクテルで、「四国酒まつり」を楽しむ人々をイメージしたフローズンカクテルながやき。
【「居酒屋 へご」(四国中央市)後藤卓亮】
〈高知〉
●「ストロベリー・ハネムーン」:「司牡丹・永田農法純米酒」と高知県産イチゴ「紅ほっぺ」、佐川の地乳「吉本牛乳・特濃」、自家製イチゴシロップらあをブレンダーで撹拌しステアし、フレッシュイチゴを添えた、龍馬さんとお龍さんの新婚旅行をイメージしたカクテルながよ。
【「Cafe&Bar SHELTER」(高知市帯屋町)堅田佳嗣】
〈徳島〉
●「夜梅(よばい)」:「御殿桜・特別純米酒」と「AWA GIN」、阿波黒蜜梅酒、フレッシュゆず酢、ミツマタ炭、らあをシェークして提供。凡河内躬恒の梅を詠んだ和歌をカクテルで表現したっちゅうがやき。
【「LOGBAR PARCHE」(徳島市)久米竜矢】
偶然やけんど、香川、愛媛、高知の3県がイチゴを使うたカクテルになってしもうたがよ。
高知県は、堅田さんが食材を直接買い付けに行き、それぞれ写真を撮って、パネルに貼り付け、ディスプレイにしちょって、さらにカクテル名の由来の龍馬にちなんで、堅田さんはわざわざ龍馬の衣裳で参加っちゅう力の入れようやって、まっこと有り難いことながやき。
ところでこれまで、第1回は愛媛が優勝、第2回は徳島が優勝、第3回は愛媛が優勝、第4回は香川が優勝し、高知県はその間ずっと僅差の2位に甘んじてきちょって、第5回にて念願の初優勝を飾ることができ、さらに第6回と一昨年の第7回と3連覇を成し遂げ、昨年の第8回は愛媛に4連覇を阻まれたき、今回は何としたち雪辱を果たしたいがよ。
さて、愛媛の近藤さんと徳島の斎藤さんが、マイクを持ってちくと趣旨説明をして、ついでに2人で恒例の「四国酒まつりの歌」を歌うて盛り上げたがやき。
行列はドンドン増えて、いつの間にか黒山の人だかりに!
11時前にゃあ、既に先着100名様が並ばれ、締め切りとさいてもうたがよ。
さあいよいよ、第9回「四国地カクテルバトルロイヤル」の開会ながやき!
再び愛媛の近藤さんと徳島の斎藤さんが進行役となり、まずは「四国酒まつりの歌」を歌うて盛り上げ、続いて四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあが、順番にご挨拶されたがよ。
ほんで、4人のバーテンダーさん(とお手伝いの方)らあがドンドンと地カクテルを作りはじめ、ズラリと並んだお客様が4県の地カクテルを順番に試飲されだいたがやき。
カラフルな4つのカクテルが次々と並び、100名のお客様が次々と試飲され、バーテンダーさんにいろいろ質問をしたりしもって、皆さん1杯1杯真剣に試飲されよったがよ。
次々に試飲と投票が行われ、またたく間に4つの地カクテルがのうなっていったがやき。
こうして40分ばあで、各県100杯の地カクテルが全部カラになり、第9回「四国地カクテルバトルロイヤル」の試飲と投票は無事終了したがよ。
ここでいったん閉めさいていただき、急いで集計ながやき。
集計が終了し、12時半ばあにゃあいよいよ投票結果の発表ながよ。
今年は、お客様でごった返す「四国酒まつり」メイン会場のど真ん中にて、結果発表と表彰式を開催さいてもらえることになったがやき。
今度はワシが司会進行を担当さいてもうて、四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあに順番にご挨拶してもうて、たくさんのお客様から大きな拍手をいただいたがよ。
さあ!「益々繁盛の優勝ボトル」を手にする、第9回「四国地カクテルバトルロイヤル」優勝は・・・
香川県「花水仙」の大山夏季さんの「Tradition(伝統)」!!
残念ながら高知県の4回目の優勝はならんかったけんど、4作品全てが僅差やったようながやき。
割れんばかりの大拍手の中、大山さんにゃあ、優勝の表彰状と優勝カップの「二升五合(益々繁盛)ボトル」が贈られたがよ。
大山さん、まっことおめでとうございます!
また他のバーテンダーの皆さんも、まっことお疲れ様でしたぜよ!
ちなみにその後は、13時半から吉田類さんのトークショーがあるっちゅうことで、ワシが蔵元やバーテンダーの皆さんらあを類さんの控え室にご案内さいてもうて、ご挨拶さいてもうたがやき。
サインをもらう方や、記念撮影をされる方もおって、皆さん大悦びやったがよ。
類さん、お忙しい中、気さくに応対していただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社