2月25日(月)はまずは13時から、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう高知県酒造組合の理事会が開催されたがやき。
ところが、6名の理事のうち出席できたがは、理事長のワシと副理事長の2名、「松翁」の松尾社長と「豊能梅」の高木社長(+監事の「亀泉」西原会長)やって、3分の2に満たんと理事会は成立せんき、不成立っちゅうことになってしもうたがよ。
けんど、解散するがももったいないき、このまんま仮の理事会を開催し、欠席理事メンバーらあにゃあ後でメールにて内容を連絡し、WEB上にて理事会を開催するっちゅうことにしたがやき。
ちゅうことで、理事3名、監事1名、事務局の秋久さん、「土佐鶴」さんの代理方、高松国税局高知派遣酒類業調整官さんらあに、JA高知県米穀課の国則課長さんと高知県環境農業推進課の方らあも加わり、仮の理事会がスタートしたがよ。
早速議題に入り、まずは酒米「土佐麗」の価格についてながやき。
国則課長さんから、経過や価格らあについての説明があったがよ。
ほんで、お互いに侃々諤々いろんな意見を出し合うて、平成30年産についちゃあ何とか折り合いがつき、価格が決定したがやき。
31年産の価格についちゃあ、再協議の上で決定することになったがよ。
ここで、JA高知県と高知県環境農業推進課の方らあが帰られ、引き続きの議題は、その他当面の諸問題についてながやき。
賃貸マンションのエアコンについて、酉政会(日本酒造組合中央会)より政治資金寄付の協力依頼について、報告・検討が成されたがよ。
こうして、高知県酒造組合の仮「理事会」は、14時前にゃあ終了したがやき。
ほんで14時からは、引き続き高知県酒類業懇話会が開催されたがよ。
高知県酒造組合と高松国税局の方々に加え、四国卸酒販組合、高知県小売酒販組合連合会、ビールメーカーの方々らあが新たに加わったがやき。
酒類業者は、免許業者としての社会的責任を充分に認識し、自由で公正な競争を通じて、経営の安定の確保を図る必要があるがよ。
この実現のためにゃあ、各業者の自助努力は勿論のこと、生販三層の連携強調を一層密にすることが必要やき、酒類業界各層における意思の疎通を図りもって、市場安定等酒類業界の諸問題に対処するため、高知県酒類業懇話会を設置しちゅうがやき。
まずは、高知県酒類業懇話会会長のワシから、ご挨拶さいてもうたがよ。
この会長職も、ワシが務めさいてもらいゆう高知県酒造組合の理事長職にくっついちゅうがやき。
ほんで議題に入り、「未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅街頭キャンペーン」について、打ち合わせしたがよ。
まずは昨年度の「未成年者飲酒防止・飲酒運転撲滅街頭キャンペーン」の内容や収支報告書らあについて、事務局の秋久さんから報告があったがやき。
ほんで、開催日程の決定(4月12日に決定)、実施要領の確認、開会式進行手順、活動参加募集要綱らあについて話し合うたがよ。
さらに、支援機関である、高知県、高知県教育委員会、高知県警察本部、高知警察署、高知市教育委員会、高知県少年補導育成センター連絡協議会、青少年育成高知県民会議らあにご挨拶に回らにゃあイカンっちゅうことで、その日程らあを決定したがやき。
キャンペーン活動に参加していただく高校らあにも、ご挨拶に行かにゃあイカンき、そちらの日程も決定したがよ。
続いては、業界の現状について。
各業界の方々から、いくつかの話題が提供され、ちょっとした意見交換の場となったがやき。
こうして15時過ぎばあにゃあ、平成31年高知県酒類業懇話会は、無事お開きとなったがよ。
お忙しい中、ご参加いただきました各業界の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ。
さてその後の17時からは、高知県立大学永国寺キャンパス地域連携棟の306会議室にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の平成30年度第9回理事会が開催されたがやき。
今回は、永尾さんが欠席で、ワシと清原先生と長崎さんと百田さんの4名にての開催やったがよ。
ほんで、以下の内容らあについて報告や検討や打ち合わせらあをしたがやき。
●ワシからの事業報告
「土佐学協会」の「土佐の食材・郷土料理研究会」主催の「土佐の食材と郷土料理を楽しむ会 2019」が1月27日(日)に「なとな」さんにて開催(「2019年1月31日」のブログ参照)されたき、その報告をさいてもうたがよ。
また、「土佐酒学研究会」主催の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」11年目の第3弾、純米酒「日土人(ひとびと)」の仕込体験&交流会が、2月10日(日)に司牡丹酒造と「大正軒」にて開催(「2019年2月13日」のブログ参照)されたき、その報告もさいてもうたがやき。
●「土佐学大会」テーマについて
6月ばあに開催予定の、年に一度の大イベント「土佐学大会」のテーマについて、前回までの理事会にてちくとワシから提案さいてもうちょったがよ。
そりゃあ、「土佐の高知はサン・セバスチャンに学べ!(仮)」っちゅうテーマながやき。
ワシが10月にヨーロッパ出張に行った際、ロンドンで元・日銀高知支店長やった河合さんに合うて飲んだがやけんど、そん時に河合さんから、「高知県はスペインのサン・セバスチャンみたいになれる可能性を秘めちゅう!」っちゅうお話があり、参考書として「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか〜スペイン サン・セバスチャンの奇跡〜」(高城剛 著 祥伝社新書 2012年7月10日発行)を挙げられたがよ。
そん時、実はワシゃあ6年ばあ前にその本を読んじょって、「こりゃあ高知県の最高の参考書になる!」っちゅうて感動して、ブログに詳しゅう紹介したことがあったがを思い出して、河合さんと盛り上がったがやき。
ほんで、そん時のブログ(2013年1月19日のブログ参照)のコピーを、前々回の理事会にて参考までに皆さんにも配らいてもうちょったがよ。
ほいたらそん時長崎さんから、ワシがヨーロッパに出張に行っちゅう間に、河合さんが高知に来られ、越知町の「熱中塾」にて「サン・セバスチャン」ネタで講演されたがを聴いたっちゅう話があったがやき。
ほんで、もし河合さんが都合がつきゃあ、基調講演を河合さんにしていただき、その後に高知の先進的な若手料理人の方々にディスカッションしてもらおうっちゅう流れになっちょったがよ。
実は今日のサン・セバスチャン成功の物語は、1970年代後半に、世界中で放蕩暮らしをしよったこの街出身の不良やったある若いシェフが、フランスの料理革命と言われた「ヌーベル・キュイジーヌ」(「新しい料理」の意)と出会うて感銘を受け、自分らあの手で自分らあの「ヌエバ・コッシーナ」(ヌーベル・キュイジーヌのスペイン語読み)を創り上げていったことからスタートしちゅうがやき。
ほんじゃき、高知の先進的な若手料理人らあに、是非このテーマでディスカッションしてもらいたいっちゅうことながよ。
もしこれが実現できりゃあ、高知の飲食業界に、革命が起こるきっかけになるかもしれんがやき!
けんど、その時期に河合さんが日本に、しかも高知に来るっちゅうんはなかなか難しそうなっちゅうことやったがやけんど、4月13日に高知に来られるき、そん時に河合さんのお話を撮影さいてもうて、大会にて流そうっちゅうことになったがよ。
長崎さんが中心メンバーとなって最近立ち上げられた「高知・食べる通信」の後援っちゅうカタチにすりゃあ、撮影料金は出せるがやないかっちゅうお話やったがやき。
以前「土佐田舎寿司」を取り上げてくださってから、こぢゃんと高知ファンになっちょって、しかも「ダンチュウ」2月号は「サン・セバスチャン」特集やったっちゅう、「ダンチュウ」の植野編集長さんは、なかなか予定が決まりそうにないき、「土佐学大会」としちゃあ難しそうなっちゅうお話が、長崎さんからあったがよ。
またワシから、「土佐寿司を盛り上げる会」に対して、高知県農業振興部から来年度は予算がつくき、「土佐寿司」とからめて開催すりゃあ「土佐学大会」にも予算が出るがやないかっちゅう報告をさいてもうたがやき。
ほいたら、「酢飯屋」の岡田さんを招くっちゅう手もあるのうっちゅう話で盛り上がったがよ。
●松崎先生の書籍「土佐寿司の本」について
土佐の郷土食の生き字引といわれる松崎淳子先生の、土佐の郷土寿司の書籍「土佐寿司の本」を出版するに、寄付を募らいてもうたところ、1口5000円で400口200万円の寄付を目標にしちょったがが、最終的に425口212万5千円が集まったっちゅうことで、目標達成し、無事出版にこぎつけ、さらに高知新聞に毎週日曜日に掲載される「金高堂書店」の週間売上ランキングにて、堂々の4週連続第1位を獲得し、重版となっちゅうがよ。
ご寄付者の皆さんに送る予定の書籍の会計報告についちゃあ、この後みんなあで封筒詰め作業らあをすることになったがやき。
●次回以降の理事会日程について
次回以降の理事会は、3月13日(水)16時からと、4月24日(水)17時からの開催となったがよ。
こうして「土佐学協会」平成30年度第9回理事会は無事終了し、引き続きみんなあで、松崎先生の書籍に対するご寄付者の皆さんに送る御礼状と会計報告を、封筒詰め作業をしたがやき。
40分ばあで、封筒詰め作業は終了し、無事解散となったがよ。
さてその後は、ワシと長崎さんとで、「なとな」さんに向こうたがやき。
高知県出身のデザイナー酒井俊彦さんが、東京から帰って来られちゅうっちゅうことで、「ダダナッツバター」の武智まりかさん、「高知県商工会連合会」の梅原浩一さんらあも集まり、5人で19時ばあから懇親会やったがよ。
まずは生ビールで乾杯の練習をして、前菜の山菜らあをいただいたがやき。
土佐の山里の美味しさが詰まっちょって、まっこといついただいたち心に沁みる美味しさの山菜料理ながよ。
ほいたら、宇佐のサバの刺身が登場したき、こりゃ日本酒やっちゅうことで、「自由は土佐の山間より」(特別純米酒)を注文し、正式な乾杯をしたがやき。
醤油と生姜でサッと和えただっけの鮮度抜群のサバの刺身が、旨いこと旨いこと!
「自由は土佐」が、ガンガンに進みまくったがよ!
さらに、希少な「モンズマガツオの塩タタキ」や、「ハガツオのタタキ」らあも登場し、こりゃタマラン!
「自由は土佐」が、これらあの食材の素材の良さを、出汁のように下から支えて押し上げ、美味しさがさらに引き立てられ、いきなり箸も杯も止まらんなったがやき。
さあそっから後は、もはや「土佐のおきゃく」の大宴会ながよ!
「ドンコ椎茸の煮物」「ふわふわ玉子焼き」らあをいただきもって、食べて飲んで語り合うて、食べて飲んで語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
気がつきゃあ23時になっちょったがよ。
「なとな」の原さん、またまた美味しいお料理を、ありがとうございました!
そして、ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社