2019年03月16日

幸せの言の葉<1227>

「この世にゃあ、何かの役に立っちゃあせんもんらあて一つもないがよ、この小石やち役に立っちゅうがやき。空の星やちそう。おまさんもそうながよ。ほんじゃき笑うてみいや。」(フェデリコ・フェリーニ)


「映像の魔術師」の異名を持つイタリアの映画監督・脚本家、フェデリコ・フェリーニ(1920〜1993)さんの代表作、映画「道」からの言の葉ながやき。


人間誰やち落ち込んで、「自分は必要とされてない人間や」とか、「自分は生きる価値のない人間や」とか、思い込んでしまうことがあるもんながよ。


そんな時、この言の葉を思い出したいもんながやき。


何の価値もなさそうな小石やち、もしかしたら誰かの靴に入って足を止めさいて、交通事故を未然に防ぐことになるかもしれんし、空の星やち、美しゅうに輝くことで、誰かの心に希望の灯りを灯すことになるかもしれんがよ。


この世の中に、役に立たんもん、必要とされんもんらあて、一つとしてないがやき。


ほいたら、今は落ち込んじゅうおまさんやち、世の中の役に立つことが必ずあるはずやし、おまさんが絶対に必要やとアツうに語ってくれる人が、必ず現れるはずながやき、さぁ、思いっきり笑うてみろうぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)