![写真1 山形県酒造組合](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/0/6/06f8db80.jpg)
高知から集まったがは、高知県酒造組合理事長のワシと、土佐酉水会会長の高木くんと、高知県酒造組合事務局の秋久さんと、高松国税局の方々3名っちゅうメンバーやったがよ。
![写真2 山形県酒造組合2](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/b/1/b16a0757.jpg)
![写真3 のぼり旗いろいろ](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/7/9/7900080c.jpg)
ほんで山形陣営は、山形県酒造組合の佐藤副会長(「鯉川」社長)、特別顧問の小関先生、鈴木常務理事、仙台国税局の方々2名っちゅうメンバーやったがやき。
ほんで15時過ぎばあにゃあ、研修会がスタートしたがよ。
今回の集まりは、平成28年12月に山形県が清酒の区分にて県単位で「GI(地理的表示)」を取得されちょって、高知県酒造組合も同様の「GI」取得を検討しゆうっちゅうことで、研修会を開催していただいたっちゅう流れながやき。
「GI」たぁ、「Geographical Indication(地理的表示)」のことで、たとえば「シャンパーニュ」を名乗るためにゃあ特定の地域内かつ一定の基準や品質を満たしちゅう必要があるがと同様に、「正しい産地」であることと、「一定の基準」を満たして生産されたことを示すもんながよ。
![写真4 GI山形ロゴマーク](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/5/0/5087eeea.jpg)
酒類の「GI」指定は、産地からの申立てに基づき国税庁長官が行い、表示の不正使用らあについちゃあ行政が取締まりを行うっちゅうがやき。
![写真5 会議室](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/6/0/6009edd1.jpg)
産地にとっちゃあ、地域ブランド確立による「他の酒類との差別化」っちゅう効果が、消費者にとっちゃあ、一定の品質が確保されちゅうことによる「信頼性の向上」っちゅう効果があるっちゅうがよ。
ちなみに現在の「酒類の地理的表示の指定状況」は、まずは地理的表示「日本酒」、地理的表示「山形」、地理的表示「白山」(石川県白山市)、地理的表示「灘五郷」の4件が、日本酒についての現状ながやき。
蒸留酒についちゃあ、地理的表示「壱岐」(長崎県壱岐市)、地理的表示「球磨」(熊本県球磨郡及び人吉市)、地理的表示「薩摩」(奄美市及び大島郡を除く鹿児島県)、地理的表示「琉球」(沖縄県)の4件、ぶどう酒についちゃあ地理的表示「山梨」が、指定されちゅうがよ。
さて早速、研修会のスタートで、まずはこちらから用意さいてもうた「事前質問事項」について、「GI取得の効果などについて」は佐藤副会長さんが、「管理機関などについて」は特別顧問の小関先生が、こぢゃんと丁寧にお答えしてくださったがやき。
その後も、ワシらあからの様々な質問や疑問らあに、何でも包み隠すことのう、しっかりとお答えいただいたがよ。
ビッチリ2時間半ばあ、お時間をいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
さてその後は、駅近くの繁華街に移動し、懇親会ながやき。
会場は、山形県産酒がズラリと揃う「山形 酒菜一」さん。
![写真6 酒菜一](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/0/e/0eb486d8.jpg)
![写真7 酒菜一入口](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/3/f/3fbe9c30.jpg)
高知から送らいてもうた「司牡丹」と「豊能梅」の土佐酒6アイテムと、山形県産酒がズラリと並び、それらあを注ぎ合うて、高知県酒造組合理事長のワシからこの度の御礼を申し上げ、乾杯したがよ。
ワシゃあ、山形県最高級ブランド「山形讃香」、「上喜元・大吟醸」、「出羽桜・にごり吟醸生酒」らあを次々といただいたがやき。
![写真8 山形酒いろいろ](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/e/2/e276b6cd.jpg)
確かにどのお酒もまっことハイレベルで、山形らしい透明感が感じられるがよ。
ちなみに司牡丹は、あえて土佐らしい酒をと思うて、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・永田農法・高知県産<山田錦>」(純米吟醸酒)を送らいてもうちょったがやき。
![写真9 つきだしと司牡丹永田農法](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/b/2/b2426e75.jpg)
つきだしや、珍味盛りらあをいただきもって、あらためていろいろ飲んだがやけんど、やっぱしワシゃあ料理をいただくときにゃあ、山形にしろ高知にしろ、香りが高いお酒や甘いお酒はあんまり飲みとうならんと、つくづく感じたがよ。
![写真10 珍味盛り](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/9/e/9ee1bb08.jpg)
馬刺も登場し、佐藤副会長んところの「鯉川・亀治好日」の燗酒が用意されたがやき。
![写真11 馬刺し](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/8/a/8af5d402.jpg)
![写真12 亀治好日](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/c/c/cc23c65c.jpg)
佐藤副会長は燗酒がお好きなようで、この商品の肩貼りにゃあ、「いったい現実に純米燗酒がうまいことを把握している者はいるだろうか?」っちゅう長いメッセージをバシッと貼り付けちゅうがよ。
どうやら「シカゴ」の「Does Anybody Really Know What Time It Is?」(いったい現実を把握している者はいるだろうか?)のパロディのようながやき。
ワシも年をとって、年々燗酒が好きになってきゆうもんやき、この燗酒はまっことお世辞抜きに美味しかっがよ。
また、こちらのお店でしか飲めんっちゅう「十四代・播州山田錦・中取り純米吟醸生酒」も、ちくといただかいてもうたがやき。
![写真13 十四代](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/e/1/e1353ef5.jpg)
さすがの完成度の高さで、素晴らしいお酒やったがやけんど、ちくとワシにゃあ甘かったがよ。
その後も、とにかくみんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
山形名物の芋煮(牛肉醤油味)も登場し、これがまた旨いもんやき、さらに燗酒が進むこと進むこと!
![写真14 芋煮](https://livedoor.blogimg.jp/tsukasabotan/imgs/f/9/f93bd8f6.jpg)
さらにさらに、会話も盛り上がりまくりでヒートアップし、21時過ぎばあにゃあ大団円のお開きとなったがよ。
山形県酒造組合の皆さん、まっことまっこと有り難うございました!心から深う感謝申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社