2019年04月21日

幸せの言の葉<1239>

「家が貧しゅうても、体が不自由でも、決して失望しちゃあいかん。人の一生の幸も災いも、自分から作るもんながよ。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影やと知るべきぜよ。」(野口英世)


福島県出身の医師・細菌学者で、ノーベル生理学・医学賞の授賞候補に三度も名前が挙がったっちゅう、野口英世(1876〜1928)さんの言の葉ながやき。


ワシが小学生の時の国語の教科書に、野口英世さんの伝記が掲載されちょったき、野口さんがちんまい時に囲炉裏に落ちて左手に大火傷を負うて、小学生の頃に「てんぼう!てんぼう!」っちゅうてイジメられたっちゅう話は、今でも覚えちゅうがよ。


そんな野口さんが、「人の一生の幸も災いも、自分から作るもん」やとか、「周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影」やっちゅうて断言しちゅうっちゅうんが、まっこと凄いことながやき。


普通やったら、周りの人のせいにしたり、環境や状況のせいにしたりしたち、何ちゃあおかしゅうないはずやに、そうは思わんと、幸も災いもそれらあの全てを、「自分から作るもん」か「自分から作り出した影」やっちゅうがやき、その責任の範囲の大きさたるや、その覚悟たるや、その人間の器の巨大さたるや、まさに偉人の偉人たるゆえんながよ。


ワシらあ凡人やち、ちびっとやち野口さんに近づくよう、ちびっずつやち責任の範囲を大きゅうしていきたいもんながぜよ。


Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)