4月16日(火)は、まずは平成31年度第1回「土佐酒振興プラットフォーム」全体会が、9時半から高知県農業技術センター3階会議室にて開催されたがやき。
この「プラットフォーム」は、2016年3月14日(月)に「設立準備会」(2016年3月18日のブログ参照)を開催し、同年5月23日(月)にゃあ「土佐酒振興プラットフォーム」の平成28年度第1回全体会としての設立総会(2016年5月26日のブログ参照)を開催しちゅうがよ。
ちなみに「土佐酒振興プラットフォーム」たぁ、土佐酒の認知度の向上及びその原料となる本県産の酒米の生産振興に向けた活動を推進するため、産学官の関係者が連携し、土佐酒に新たな価値を生むための方策らあを検討する場として設立されたもんながやき。
ほんで、酒米の品質向上、土佐酒のさらなる品質向上とブランド化、土佐酒の販路拡大と輸出拡大らあを推進し、好循環を実現しょうっちゅう目論見ながよ。
ほんで今回も、高知県酒造組合からは理事長のワシを含めた理事メンバーと事務局が出席し、他にゃあ高知県産業振興推進部地産地消・外商課、高知県農業振興部環境農業推進課、高知県農業協同組合農畜産部、高知県中小企業団体中央会、公益社団法人高知県貿易協会、高知県工業技術センター、高知県農業技術センター、国立大学法人高知大学の先生等々、20数人ばあの方々らあが集まられたがやき。
まずは、高知県農業振興部環境農業推進課の高田さんの司会にて9時半に開会し、「土佐酒振興プラットフォーム」の会長として、ワシから開会のご挨拶をさいてもうたがよ。
続いては、本年度から新たに構成メンバーになられた方々もいらっしゃるっちゅうことで、簡単な自己紹介からスタートしたがやき。
ほんで議事に入り、まずは司会の高田さんから、会議の議長は会長が務めることになっちゅう旨の報告があり、ワシの進行にて議事に移ったがよ。
まず平成30年度の活動実績についてで、まずは「酒米部会」の活動について、高知県農業振興部環境農業推進課溝渕専技さんから、報告があったがやき。
「平成30年度高知県酒米品評会」についての報告らあがあったがよ。
お次は、高知県農業技術センターの坂田チーフさんから、新酒造好適米「土佐麗(とさうらら)」の育成・選抜、栽培技術の確立らあについての報告があったがやき。
続いては、高知県工業技術センターの甫木さんから、高知県工業技術センターでの取り組みについて、お話があったがよ。
次に「販売・輸出部会」の活動について、まずは「ブランド化」についちゃあ、高知県中小企業団体中央会の小澤さんから、報告があったがやき。
お次は、「輸出促進」と「外商」について、高知県産業振興推進部地産地消・外商課の藤村さんから、報告があったがよ。
あらためていろんな報告を聞いてみて、この1年間も中身の濃い活動が山盛りで、まっことようやりゆうと、ちくと感動してしもうたがやき。
続いては、平成31年度の活動計画について、まずは「酒米部会」の活動について、高知県農業振興部環境農業推進課の溝渕専技さんから、報告があったがよ。
次に「販売・輸出部会」の平成29年度の活動計画について、まずは「ブランド化」についちゃあ、高知県中小企業団体中央会の小澤さんから、報告があったがやき。
続いては、「輸出促進」と「外商」について、高知県産業振興推進部地産地消・外商課の藤村さんから、報告があったがよ。
その後、質疑応答らあがあり、議長のワシから、本日の議事の終了を告げさいてもうたがやき。
お次は、その他として、高知県工業技術センターの上東醸造技術企画監さんから、「高知の酒造りと土佐宇宙酒〜宇宙酵母深海に挑む〜」の報告があったがよ。
まずは土佐酒について、18酒造会社で出荷額約60億円は県内食品製造業の10%を占めるとか、全国一の辛口で、酸があって飲みごたえがあり、雑味は少のうて後口がキレイでキレがある酒やっちゅう、特徴についてのお話らあがあったがやき。
平成25〜29年度の市販酒調査結果を見たち、普通酒、本醸造酒、純米酒、吟醸酒の全てにおいて、ほとんどの年で甘辛度順位はトップクラスで、酸度はちくと高めやけんど、アミノ酸度の低さはトップクラスやき、明らかに全国一の辛口で、酸があって飲みごたえがあり、雑味は少のうて後口がキレイでキレがある酒やっちゅうことがいえるっちゅうがよ。
ほんで、高知酵母についてや、全国新酒鑑評会金賞受賞率の高さについてや、「サケ・コンペティション」での入賞率の高さについてや、「2018全米日本酒歓評会」についちゃあゴールド受賞率日本一なったっちゅうお話らあがあったがやき。
さらに、「土佐宇宙酵母」開発秘話と「土佐宇宙酒」についてのお話があり、そんな「宇宙酵母」が現在深海の底に旅しちゅうっちゅうお話があったがよ。
高度200kmの国際宇宙ステーションで生まれ育った宇宙酵母が、現在海底探査装置「江戸っ子1号」にて、水深約5000m、600気圧、4℃の深海に挑みゆうっちゅうことで、この高低差で生まれ育った世界初の真核生物やっちゅうことになるがやき!
深海にゃあ約1年間滞在するき、2020年に世界初の宇宙深海酵母が誕生することになるかっちゅうことで、まっこと楽しみながよ!
2月19日の毎日新聞夕刊全国版の一面トップにも掲載され、全国的にも話題になっちゅうがぜよ!
続いては、高知大学教育研究部総合科学系の窪添研究員さんから、「蔵元と酒米生産農家に対するアンケート結果と酒米の品質解析」についての報告があったがやき。
酒米を使用する蔵元側と、生産農家側の現状についてやギャップについて、またお互いの課題らあについてがよう見えてきたがよ。
また、「酒造好適米生産における後発産地発展のための手法開発」についても、お話いただいたがやき。
酒米先進地である広島県と比較して、今後高知県にゃあ何が必要かが、よう分かったがよ。
上東先生、窪添先生、まっことありがとうございましたぜよ。
こうしてお昼の12時ばあにゃあ、「土佐酒振興プラットフォーム」副会長で高知県工業技術センターの上東企画監さんが閉会のご挨拶をされ、無事閉会となったがやき。
さてほんでその晩は、18時半から「城西館」さんにて開催の、「志国高知幕末維新博推進協議会」懇親会に参加さいてもうたがよ。
先日3月22日に開催された「第11回志国高知幕末維新博推進協議会」にて、約3年間にわたって取り組んできた協議会が無事終了したっちゅうことで、その運営を支えてきた協議会メンバーにて、打ち上げの宴を開催しょうっちゅうことながやき。
会場にゃあ、150人ばあの協議会メンバーが集まり、まずは尾崎高知県知事さんから、開会と御礼のご挨拶があったがよ。
ほんで、土佐酒の燗酒(司牡丹は「金凰司牡丹・本醸造酒」)が配られ、高知県市町村会会長の池田中土佐町町長さんのご発声にて、皆さん土佐酒で乾杯し、宴席がスタートしたがやき。
ほいたら、まっこと豪華なお料理が次々と登場したがよ。
「鮮魚の盛り合わせ」(鯖・鰹・金目鯛・烏賊・他)、「土佐田舎寿司」(茗荷寿司・椎茸寿司・蒟蒻寿司・茄子寿司・ピーマン寿司・他)、「季節の天婦羅」(青さのり・茄子・椎茸・きびなご・茗荷・オクラ・他)、「美鮮豚のソテー 季節野菜を添えて」、「シイラのポワレ 季節の彩り」らあが次々とテーブルに運ばれたがやき。
これらあがどれもこれも旨いもんやき、同テーブルの周りの方々と「金凰司牡丹」の燗酒を酌み交わしもっていただきゃあ、まっこと箸も杯も止まらんなるっちゅうもんながよ。
また、燗酒以外にも、「土佐の地酒コーナー」が用意されちょって、司牡丹は「司牡丹・永田農法・純米酒」が出されちょったき、こちらもガンガン皆さんに注がいてもうたがやき。
ふと気がつきゃあ、皆さん席を立ってアチコチ移動し、土佐の「おきゃく」の献杯・返杯合戦がスタートしちょったき、ワシも「金凰司牡丹」と杯を持って参戦ながよ。
尾崎知事さんを筆頭に、いろんな方々と「金凰司牡丹」で杯を交わし、語り合うて盛り上がったがやき。
とにかくアチコチ移動しまくり、酌み交わしまくり、語り合いまくり・・・盛り上がりまくったがよ。
ほいたらアッちゅう間に時間が経っちょって、20時半ちょい前ばあにゃあ、青木高知商工会議所会頭さんの中締めにて、大団円のお開きとなったがやき。
皆さん、「志国高知幕末維新博推進協議会」活動、まっことお疲れ様でしたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社