「心っちゅうんは、それ自身一つの独自の世界ながやき。・・・地獄を天国に変え、天国を地獄に変えうるもんながぜよ。」(ジョン・ミルトン)
ダンテ「神曲」やアリオスト「狂えるオルランド」らあと並ぶ、ルネサンス期の長編叙事詩の名作と言われる「失楽園」の作者、イギリスの詩人ジョン・ミルトン(1608〜1674)さんの言の葉ながよ。
ほんで、この言の葉は、今現在自分がおる場所が天国になるか地獄になるかは、自分自身の心のあり様次第で決まるっちゅうことを言いゆうがやき。
つまり、時代や場所や環境や周辺人物や人間関係らあを全く変えんかったち、自分自身の心だっけを変えるだっけで、地獄を天国に変えることができるっちゅうことながよ。
たとえば、一所懸命がんばって仕事をして稼ぎゆうに、奥さんが愚痴や文句ばっかし言うて、家庭が針のムシロやっちゅう日本人男性は少のうないろうけんど、これやち自分自身の心を変えるだっけで、家庭を天国に変えられるっちゅうことながやき。
おそらくその旦那さんは、「自分は仕事でこればあ働いちゃりゆうに」とか、「家族のためにこればあがんばって稼いじゃりゆうに」とか、「〜しちゃりゆう」っちゅう自分中心の思いが心の大半を占めちゅうはずながよ。
その心を、奥さん中心の思いに変えてみることながやき。
ほいたら、「自分があんまりおらん家庭をしっかり守ってくれてありがとう」とか、「長年育児や家事をしてくれてありがとう」とか、「〜してくれて」っちゅう言葉と共に、感謝の思いが沸々と湧いてくるはずながよ。
それを、日々感謝の言葉としてキチンと伝えていくことができりゃあ、いつしか「針のムシロ」は天国に変わっていくっちゅうことながやき。
・・・まぁワシも、あんまりエラそうなこたぁ言えんけんどのう・・・。