メンバーは10名(岡永:飯田社長・武田庄二商店:武田社長・一ノ蔵:鈴木社長・春鹿:今西社長・久寿玉:平瀬社長・嘉美心:藤井社長・五橋:酒井社長・開華:島田社長・若戎:重藤社長・司牡丹:ワシ)で、「天寿」さんに到着したがは10時前ばあやったがよ。

新しい蔵と古い蔵とが並んで建っちょって、どっちもえい感じながやき。

早速大井仁史常務さん、続いて大井建史社長さんが出迎えてくださり、広い中庭を眺めもって移動し、階段を上りゃあ、過去の鑑評会らあの賞状がズラリと飾られちょって、こりゃあインパクト大やと感動したがよ。


さて、応接室に通され、大井社長さんの娘さんがお茶を持ってきてくださり、社長さんと常務さんで、いろいろお話をしてくださったがやき。

創業年についちゃあ、実は最近古文書が出てきたらしゅうて、これまで語りよった年よりか40数年も古いことが分かったっちゅうがよ。
創業は文政4年(1830年)っちゅうことが確定し、間ものう創業190年になるっちゅうことながやき。
昭和58年にゃあ、先代社長さんが「天寿酒米研究会」を設立し、こりゃあ契約栽培会の走りやっちゅうがよ。

また、大井社長さんも、秋田県酒造組合で酒米を担当し、兵庫県の山田錦も3000俵ばあを契約栽培し、兵庫県に「秋田ムラ」ができちゅうばあで、こりゃあ組合単位としちゃあ初ながやないかっちゅうがやき。
さて、続いては酒蔵見学ながよ。
まずは、やっぱし今流行りの瓶貯蔵冷蔵庫ながやき。

まだまだ足りんっちゅうことで、酒母室も瓶貯蔵冷蔵庫に使われよったがよ。
こぢゃんと長い洗い場の水槽は、長い櫂棒をそのまんま洗うためやっちゅうがやき。

一昨年大改装した釜場は、ワシが大井社長さんを焚き付けたことでチャレンジされたっちゅう、「ものづくり補助金」に通ったお陰やっちゅうがよ。

酒米を持ち上げるリフトが、なかなか素晴らしい機械ながやき。

また放冷機は、司牡丹の見学で見せてもうた機械に近づけるように、自社内で改造したっちゅうき、凄いがよ。

さらに、蔵の壁面に「社長賞」の賞状が貼られちょって、こちらも社内にて工夫して、醸造試験場長さんも称賛するレベルの精米脱水機を作り上げた製造部に対して贈られたもんやっちゅうき、まっこと大したもんながやき。




また蔵内の壁面に、見学者用のパネルらあも飾られちょって、「天寿」の歴史や歴代蔵元や歴代杜氏、酒造りらあについてが、詳しゅうに紹介されちょったがよ。
上槽室に行きゃあ、前日見学さいてもうた「飛良泉」さん同様、カビを防ぐためのオゾン発生装置が置かれちょったがやき。

ちなみに「天寿」さんじゃあ、他の部屋らあに移動もできるように、備え付けちゃあせんっちゅうがよ。


まっこと「天寿」さんは、創意工夫に富んだ蔵やっちゅうことが、よう理解できたがやき。
広い蔵内をアチコチ見学さいてもうて、最後は外の空き地を見りゃあ、こちらにも瓶貯蔵用の冷蔵庫室とコンテナが、ズラリと鎮座しちょったがよ。

ほんで、「天寿」さんの代表銘柄らあを何点か利き酒さいてもうたがやき。
どれも鮮度感があって、膨らみもある、素晴らしいお酒やったがよ。
ほんで12時になったき、ちくとみんなあで昼食に、車で向こうたがやき。
「アフェット」さんっちゅうカジュアルなイタリアンのお店で、こちらにてワシらあ10名と大井社長さんと常務さんの12名にて、ちくと「天寿」さんのお酒をいただきもってのランチながよ。
まずはみんなあで乾杯し、アミューズをいただいたがやき。

チーズの風味が「天寿」さんのお酒とバッチリやったがよ。
続いては豆を煮いたような料理で、こちらは「鳥海山・きもと仕込」とバッチリやったがやき。

お次は、コロッケみたいな料理にムースをかけたもんながよ。

これまた美味しゅうて、昼間っからお酒も進み、会話も弾んだがやき。

メインのパスタも絶品で、これまた「天寿」が進み、盛り上がったがよ。

デザートも美味しゅうて、ペロリと平らげてしもうたがやき。

大井社長さん、常務さん、お休みの日に蔵見学ご案内と、ランチにもお付き合いいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
15時前にゃあランチも終了し、大井社長さんらあと別れて、ワシらあは秋田市に向こうたがよ。
16時ばあに秋田市民市場に到着。
ぼっちりANA機内誌「翼の王国」に掲載されちょった、「支那そば伊藤」がコチラにあるっちゅうことで、ちくと立ち寄ったがやけんど、残念ながら営業時間は16時までで、丁度終わったところやったがやき。

う〜ん、残念無念ながよ!
さて、みんなあで秋田市内のホテルにチェックインし、17時半ばあに再集合して、大町の秋田郷土料理の店「秋田杉」さんに向こうて、こちらにて懇親会やったがやき。

まずはちくとビールにて喉を潤し、つきだしをいただき、あらためて「飛良泉」のお酒で乾杯し、懇親会の正式スタートながよ。
さあそっからは、美味しい秋田料理が目白押し!
ネバネバ海藻のギバサは、まっこと日本酒の肴にゃあ最高ながやき。

じゅんさいもツルンと爽やかで、食感がまっこと心地ようて、この淡白な味わいは、日本酒以外は合わせようがないがよ。

いぶりがっこも、まっこと燻した風味が絶品で、日本酒が進むこと進むこと!
比内地鶏炭火焼きも、歯ごたえがあってジューシーで、こりゃあ旨い!

「飛良泉」と「天寿」が進みまくり、会話も弾みまくりやったがやき。
いよいよメインの比内地鶏きりたんぽ鍋が登場!

比内地鶏のモツらあがタップリ入った鍋は、まっこと脂が濃厚で、旨いこと旨いこと!
「太平山」の燗酒が、ガンガン進んだがよ。
馬刺やトンブリも登場し、まっことお腹もいっぱいになって、盛り上がりまくったがやき。
追加でハタハタも注文しちょったがやけんど、その前に「一ノ蔵」の鈴木社長さんがタイムリミットとなり、新幹線にて宮城に帰られたがよ。

ハタハタ、独特の風味で、美味しかったぜよ!

続いては、みんなあお腹いっぱいになっての2次会やき、秋田の自家製「がっこ」(漬物)やったら大丈夫やろうっちゅうことで、飯田社長さんお薦めの「お多福」さんへ。

出てきた漬物のバリエーションの豊富さに、ちくと感動ながやき。
燗酒を酌み交わし酌み交わし、いろんな種類の漬物を堪能し、盛り上がったがよ。

特に感動したがは、ピンクが鮮やかな「あねっこ漬け」で、何とお米の漬物ながやき!
もち米に赤シソ、ニンジン、大根、胡瓜の古漬けらあのいろんなもんが入っちょって、もち米の甘味に甘酸っぱいシソの風味らあが膨らみまくり、何ともいえん独特の風味が、まっこと中毒になりそうなばあ絶品で、しかも燗酒とバッチリやったがよ。
秋田名物ネマガリタケのホイル焼きも、まっこと美味しかったがやき。

「お多福」さんは、あらためて絶対また来たい最高に旨い名店ながぜよ!
さて2次会で2時間近う経過しちょったき、ちくとお腹も空いつろうっちゅうことで、〆は「そば処 紀文」さんながよ。

どう見たち、本来は日本蕎麦屋やに、店内ほぼ満席のお客様は、全員ラーメンを食べゆうやいかっ!?
こちらのお店の人気メニューは、何と昔ながらの中華ソバで、「千秋麺」っちゅう名前ながやき。
サスガに1人1杯はよう食べんっちゅうことで、みんなあ「半千秋麺」をいただいたがよ。

何でかしらん、お腹いっぱいやに飲んだ後のラーメンは入ってしまうがは不思議なもんながやき。
こうして、2日間に渡る秋田での日本名門酒会・蔵元有志会「夏季研修会」は無事終了し、お開きとなったがよ。
蔵元有志会の皆さん、ありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社