「お金儲けのうまい人は、無一文になったときやち、自分っちゅう財産をまだ持っちゅうがぜよ。」(アラン)
フランス中世の作家、哲学者、評論家、詩人の、アランこと、エミール=オーギュスト・シャルティエ(1868〜1951)さんの言の葉ながやき。
今の世の中、ホンマに誰に何が起こったち不思議やないがよ。
投資に失敗して破産してしまうかもしれんし、会社が潰れて失業してしまうかもしれんし、大地震で一夜にして何もかんも失うてしまうかもしれんがやき。
けんど、だからこそ、そんな時代やからこそ、たとえ無一文になったとしたち、生きておりさえすりゃあ、「自分っちゅう財産」をまだ持っちゅうと、楽天的に考えられるような人こそが、次の時代を切り拓いていくことができるっちゅうことながよ。
つまり、どんな逆境におかれたち、そんな楽天的な考え方ができる人が、実は真の「お金儲けのうまい人」やっちゅうことながぜよ。