「議論は知識の交換であり、口論は無知の交換ぜよ。」(ロバート・クィレン)
アメリカ合衆国の作家でありコメディアン、ロバート・クィレン(1887〜1948)さんの言の葉ながやき。
議論も口論も、一見おんなじように思えるけんど、その本質は実は全く正反対やっちゅうことながよ。
土佐人は議論好きやとよう言われるように、酒の席らあで口角泡を飛ばして議論し合いゆう姿らあを、しばしば見かけるがやき。
けんど、その議論が白熱し、いつの間にか口論になってしもうちゅうことが少のうないような気がするがよ。
そりゃあつまり、せっかくの「知識の交換」が、「無知の交換」に変わってしもうたっちゅうことを意味しちゅうがやき。
「議論は知識の交換」であり「口論は無知の交換」じゃっちゅうことを、しっかりと肝に銘じて、これからは議論したいもんじゃのう!
それさえ肝に銘じちょきゃあ、議論が口論に変わりそうになった時に、「イカンイカン!」っちゅうて、軌道修正することができるはずながよ。
ほいたら最後まで、「知識の交換」ができるっちゅうことながぜよ。