2019年09月21日

幸せの言の葉〈1288〉

「人を信じや。けんど、その百倍も自らを信じや。時によっちゃあ、信じきっちょった人々に裏切られることもあるがよ。そんなとき、自分自身が強い楯であり、味方であることが、絶望を克服できる唯一の道ながぜよ。」(手塚治虫)


戦後日本において、ストーリー漫画の第一人者として、漫画表現の開拓者的な存在として活躍した偉大なる漫画家、手塚治虫(1928〜1989)さんの言の葉ながやき。


人間として、人は信じるべきながやけんど、時にゃあ信じきっちょった人に裏切られることもあるがも、事実ながよ。


そんなときにゃあ、何もかんも嫌になって、絶望してしもうたりするがやけんど、そっから絶望を克服し、立ち直ることができるかどうかは、どればあ自らを信じることができるかにかかっちゅうと、かの漫画の神様・手塚治虫さんは語られちゅうがやき。


人を信じるその百倍も、自らを信じにゃあいかんっちゅうがよ。


それっぱあ自分自身を強うに信じきることができて初めて、その自分自身が強力な楯となり、味方となって、折れそうな心を支えてくれるがやき。


ほいたら、たとえ最も信じちゅう仲間に裏切られ、絶望のドン底に堕ちたとしたち、必ずやその絶望を克服し、復活することができるっちゅうことながぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)