「自分をその人より優れちゅうとも、偉大やとも思わんこと。また、その人を自分より優れちゅうとも、偉大やとも思わんこと。そうした時、人と生きるががたやすうなるがぜよ。」(レフ・トルストイ)
帝政ロシア時代の小説家・思想家で、19世紀ロシア文学を代表する文豪、レフ・トルストイ(1828〜1910)さんの言の葉ながやき。
人間誰やち、生きることが苦しいと感じるときがあるもんながよ。
そんなときの原因は、大抵は人間関係ながやき。
人間は、ついつい自分と他人を比較してしまう生き物やき、それが反感や嫉妬を呼んだり、軋轢を生んでしもうたりするもんながよ。
結局は、自分と他人を比較してしまうっちゅうことが、全ての根源となっちゅうっちゅうことながやき。
あくまで自分は自分であり、他人は他人であり、どちらも優れちゅう点もありゃあ劣っちゅう点もあって、比較するようなもんやない、全く別の存在でありながら、誰もが同じ素晴らしい人間っちゅう存在なんやと、心の底から真に気づいたとき、自分と他人を比較するような生き方から、訣別することができるはずながよ。
そんとき初めて、人と生きることが苦しいっちゅう呪縛から解放され、人と生きることがたやすいことに昇華されていくがぜよ。