ほんで昼食を済まいて、13時からは、高松国税局さん主催の「インバウンド誘客・接客セミナー」が開催されたがよ。
高知県酒造組合のメーカーの社員の方々らあが、10数人ばあ集まり、まずは理事長のワシからの開会の挨拶で、続いて高松国税局さんから講師の先生のご紹介があったがやき。
地域インバウンド戦略コンサルタントで、高松在住のカナダ人、株式会社englishbiz代表取締役グルネウォルド・マークさんと、取締役のグルネウォルド和世さんのお2人が講師ながよ。
まずは知世さんから、「四国のインバウンド市場」についてと、「受け入れ体制作り」についてのお話があったがやき。
外国人の方が日本に来られた際に、困り度ナンバーワンがコミュニケーションやっちゅうがよ。
コミュニケーションっちゅうたら、言葉やと思うろうけんど、実はコミュニケーションの際に言語情報はたった7％で、聴覚情報(声の大きさや話し方)が38％で、視覚情報(表情、視線(アイコンタクト)、身のこなし、みだしなみ)が55％やっちゅう(メラビアンの法則)がやき。
つまり、言葉は単語羅列でもえいき、それよりかアイコンタクトや表情や身ぶり手ぶりが重要で、また商品に英語のPOPらあを付けりゃあ、言葉で説明せいじゃち、読んでくれるっちゅうことながよ。
ほんで、インバウンド誘客をしたいやったら、まず最初にやるべきことは、次の3つやっちゅうがやき。
�＼こΕ淵鵐弌璽錺鵑隆儻�サイト「トリップアドバイザー」に登録(無料)すること。
��継続的に英語で、インスタグラムやTwitterに投稿すること。(ハッシュタグは、日本語と英語の両方で。)
��「Googleマイビジネス」に掲載(無料)すること。
続いては、「笑顔でおもてなし実践英会話」で、こっからはグルネウォルド・マークさんの担当ながよ。
まずは、高校時代に習うた文法らあ無視してかまんき、シンプルな単語を羅列し、あとは「交流したい！」っちゅう気持ちの方が大事やっちゅうがやき。
お酒の説明やったら、「ドライ」「スウィート」、「ヘビィ」「ライト」、「フルーティ」「マイルド」「スムース」・・・らあの言葉を使やあ、何とかなるっちゅうがよ。
ほんで、聴講者の中から何名かが選ばれ、模擬試飲販売が行われたがやき。
マークさんが外国人客になって、彼にお酒の試飲を勧めるっちゅう設定ながやけんど、どうも日本人は、難しゅう考えてしまいがちやっちゅうがよ。
「ハイ！」
「ハロー！」
「トライ ディス！(試してみて！)」
これで反応してくれたらお酒を注いで、飲んだ後は、「ハウ イズ イット？(どうやった？)」っちゅうて聞きゃあえいっちゅうがやき。
ほいたら大抵は、「デリシャス！」とかっちゅう言葉が帰ってくるき、簡単にお酒の味わいらあを「フルーティ」とか「ドライ」とか説明して、最後に一番日本人が苦手なクロージングが重要やっちゅうがよ。
外国人にとっちゃあ、売り込みしてこんっちゅうことは、試飲だけで販売してないがやと思うことになるっちゅうがやき。
ほんじゃき最後に必ずクロージングの売り込みの言葉、たとえば「オンリー ワンサウザンド エン！(たった千円！)」っちゅうように、ワンプッシュせにゃあいかんっちゅうがよ。
流れとしちゃあ、�＼爾�け、�△�試し、��ワンプッシュ！っちゅうことながやき。
その後は、質問タイムらあがあり、なかなか盛り上がったがよ。
こうして14時半過ぎにゃあ、「インバウンド接客セミナー」は、終了したがやき。
マークさん、和世さん、こぢゃんと分かりやすうて、かつ実践的で役に立つセミナーを、まっことありがとうございましたぜよ！
続いては、メンバーを入れ替えて、同会場にて「理事会」が開催されたがよ。
理事・監事メンバーと、事務局の秋久さん、高知県地産地消・外商課の藤村さん、高知県工業技術センターの上東さん、高知県中小企業団体中央会の小澤さん、サコダデザインの迫田さん、高松国税局の皆さんらあにて、理事会がスタートしたがやき。
まずは「元年度産酒米の状況について」で、事務局の秋久さんから報告があったがよ。
お次は、来年4月に開催予定の「土佐新酒の会」について、いろいろ検討したがやき。
続いては、「令和2年度税制改正要望」についてで、「輸出用清酒の製造場に係る最低製造数量の適用除外」らあについて、ワシから説明さいてもうたがよ。
お次は、「GI(地理的表示)取得」についてで、まずは高松国税局さんの方から、「GI」についての詳しい説明があったがやき。
ほんで、高知県工業技術センターの上東さんに対し、理事会として正式に、「GI高知」の申立書の作成のためのお手伝いを依頼さいてもうたがよ。
次に、「GI高知プロジェクトチーム」が、ワシと上東さんと廣松さんと高木さんの4名に決定し、来月から毎月1回集まって、いろいろ検討していくことになったがやき。
また、「GI高知」マークのデザインは、「TOSA NAKAMA SAKE」に引き続き、迫田さんに依頼することになったがよ。
迫田さん、カッコえいデザインを、よろしゅうお願い申し上げますぜよ！
こうして17時過ぎばあにゃあ、高知県酒造組合の「理事会」は終了したがやき。
ほんで続いては、会場を移動し、18時からは「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんにて、「令和元年度日本はし拳協会通常総会」並びに「称号・段位審議会」が開催されたがよ。
「日本はし拳協会」の会員の皆さんが10数名ばあ集まられ、松尾副会長の司会進行でスタートし、高知県酒造組合理事長であり「日本はし拳協会」会長のワシのご挨拶にて開会したがやき。
ほんで、「令和元年度日本はし拳協会通常総会」が開催され、事務局の秋久さんから平成30年度収支決算報告があり、無事承認され、総会は終了したがよ。
お次は、「土佐はし拳 称号・段位審議会」が開催され、144名にも及ぶ段位申請者の方々について、1人1人検討しもって、称号・段位を認定していったがやき。
その後は、「第54回はし拳大会」の反省について、「第55回はし拳大会」の開催等について、いろいろ意見や提案が出されたがよ。
こうして、19時ばあにゃあ、「令和元年度日本はし拳協会通常総会」並びに「称号・段位審議会」は無事お開きとなり、引き続き懇親会の開催ながやき。
お隣の懇親会場に移動して、酒造組合から持ち込みさいてもうた各社のお酒を注ぎ合うてもうて、前高知県小売酒販組合連合会会長で「土佐はし拳全日本選手権大会」の山崎審判長さんのご発声により乾杯し、宴席のスタートながよ。
ちなみにお酒は、「第54回・土佐はし拳全日本選手権大会」で使うたお酒の残りを持ち込みしちょったようで、司牡丹は「司牡丹・本醸造生貯蔵酒」やったがやき。
なお、この懇親会から、高知県地産地消・外商課の藤村さん、高知県中小企業団体中央会の小澤さん、ちくと遅れて高知県工業技術センターの上東さんとサコダデザインの迫田さんも加わったがよ。
さあ、そっから後は、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・こぢゃんと盛り上がったがやき。
ちくと新しいメンバーの方が多いっちゅうことで、途中で自己紹介タイムらあもあったがよ。
中盤からは、ワシゃあ「司牡丹・本醸造生貯蔵酒」片手に、アチコチ回りもって、差しつ差されつ杯を酌み交わさいてもうたがやき。
こうして盛り上がりまくりゆううちに、ふと気づいたら人数も少のうなっちょって、時間は21時を過ぎちょったき、ワシの中締めにて、お開きとさいてもうたがよ。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました！
ちなみにその後は、有志のメンバーにて、「蕎麦と酒 湖月」さんにて2次会で盛り上がり、さらにワシと小澤さんと迫田さんで、恒例の場末のスナック「こぶたや」さんにて3次会で、さらに盛り上がりまくり、午前様になってしもうちょったがぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
