12月3日(火)は、まずはワシゃあ理事長として、12時半から高知県酒造組合にて、高松国税局さんの方々らあと、「令和2年度税制改正要望」らあについて、ミーティングをさいてもうたがやき。
ほんで13時からは同会場にて、「令和元年度酒造講話会」が開催されたがよ。
土佐酒蔵元や社員やの皆さんらあが20数名ばあ集まり、まずは高知県酒造組合理事長のワシから、開のご挨拶をさいてもうたがやき。
ほんで、高松国税局鑑定官室の方から、「本年度の酒造りにあたって」っちゅうことで、「鑑定官室が実施する技術指導・技術相談等について」、「令和2年四国清酒鑑評会の実施(案)」、「令和2年吟醸酒研究会について」、「令和元年四国清酒鑑評会出品酒集計結果」、「平成30酒造年度全国新酒鑑評会出品酒の状況について」らあのお話があったがよ。
その後はちくと休憩タイムで、この間に新酒造好適米「土佐麗(とさうらら)」で仕込んだ「豊能梅」の新酒や、株式会社サタケの新型精米機を使うた原形精米の米を使うた酒と、通常の球形精米の米を使うた酒の飲み比べらあの、試飲があったがやき。
また、今年の「土佐麗」と「山田錦」の精米サンプルも並べられちょったがよ。
休憩タイム後は、お次も高松国税局鑑定官室の方から、「酒類製造上の留意事項」っちゅうことで、「酒造場の事故について」、「国税庁所定分析法と異なる測定方法で合理的かつ正確であると認められる方法について」、「トレーサビリティシステムについて」、「HACCPに沿った衛生管理の制度化について」、「令和元年年産清酒原料米の酒造適性予測」、「酒類総合研究所の今後の主な行事予定等」、「酒類総合研究所における日本産酒類の輸出促進のための取り組み」らあのお話らあがあったがやき。
ここで再びちくと休憩をはさんで、続いては高知税務署の方から、「酒類の地理的表示(GI)について」、「酒類の表示について」、「食品表示法関係」、「米トレーサビリティ法関係」、「酒税関連法令留意事項について」、「消費税軽減税率制度について」、「インボイス制度の導入(令和5年10月1日〜)について」、「輸出実施システムの流れ」、「飲料配送中に発生した貨物の毀損等に関する取扱いについて」らあのお話らあがあったがよ。
ほんで引き続き、高知県工業技術センターの上東醸造技術企画監さんから、「株式会社サタケの新型精米機(原形精米)について」、「秋田県醸造試験場渡辺誠衛氏講習会について」、「三重県工業技術研究所山崎氏令和元年度醸造学会講演について」らあについてのお話があったがやき。
さらに引き続き、高知県工業技術センターの甫木さんから、「R1BY・酵母について」のお話らあがあったがよ。
上東さんと甫木さんと高知県工業技術センターさんのお陰で、高知県の蔵元18社は、「TOSA NAKAMA SAKE」の「技をなかま」、つまり技を共有し、全蔵の技術レベルを上げていくっちゅう全国的にもこぢゃんと稀な、ある意味奇跡を実現しちゅうっちゅうことながやき。
まっこと、ありがとうございます!
こうして17時ばあにゃあ、「令和元年度酒造講話会」は無事お開きとなったがよ。
高松国税局の皆さん、高知税務署の皆さん、そして高知県工業技術センターの皆さん、お忙しい中ご講話いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社