ワシゃあ5年前に初めての参加で、今年は6回目の参加ながよ。
実は同社代表の刈谷先生は、司牡丹最高峰の「深尾(ふかお)」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)の熱狂的な大大大ファンながやき。
慶長8年(1603年)の司牡丹の創業は、山内家の筆頭家老・深尾公(佐川の城主)のお抱えの御酒屋としてスタートしちゅうきに、最高峰のお酒に「深尾」の名を冠しちゅうがよ。
司牡丹の最高ランクの純米大吟醸酒の中から、ほとんど圧力をかけん状態の最高の部分だっけを抜き取って「斗瓶」で囲い、8ヶ月以上低温熟成さいて、毎年12月に僅か500本ばあだっけ商品化されるっちゅう、まさに幻かつ究極の酒が「深尾」ながやき。
そんな「深尾」を、刈谷先生は毎年50本ばあ購入され、ここ「城西館」さんの冷蔵庫にキープされちゅうっちゅうがよ。
つまり、間違いのう世界一、否、宇宙一「深尾」を飲んじゅう方が刈谷先生やっちゅうことながやき!
ほんでこの忘年会じゃあ、刈谷先生キープの過去数年分の「深尾」をズラリと用意してくださり、飲み比べできるっちゅうがやき、何とも贅沢ながよ。
ほんじゃき、今回も刈谷先生を悦ばいちゃろうっちゅうことで、アトラクション用に「深尾」の「斗瓶囲い」を、「斗瓶」のまんまで、ワシの方で用意さいてもうちゅうがやき。
ほんじゃきワシゃあ、ちくと早めの18時20分ばあに会場入りさいてもうて、「城西館」さんの藤本副総支配人さんと、ちくと「斗瓶囲い」登場のダンドリらあを、打ち合わせさいてもうたがよ。
会場の酒コーナーを見たら、既に「深尾」が6年分、ズラリと並べられちょって、まっこと壮観やったがやき。
ちなみに昨年は、2011年の「深尾」から2018年の「深尾」まで、1年だっけ完売で抜けちょっただけで7年分が揃うちょったがやけんど、今年は2011年から2019年の中で、2015年から2017年までの3年分が完売で抜けちょって、6年分が並べられちょったがよ。




さて、開会時間の19時が近づくにつれ、じょじょにお客様も集まられだいたがやき。
今年は、過去最高の50名を超える皆さんが集まられたがよ。
ちなみにこちらの忘年会じゃあ、参加者は何かのお酒を持ってこにゃあイカンっちゅう暗黙のオキテがあるらしゅうて、次々に有名どころの日本酒やワイン、シャンパンや焼酎らあがズラリと集まって、これまた壮観やったがやき。


実はこの豪華絢爛のあらゆるお酒が堪能できるっちゅうんが、こちらの忘年会の一番のウリで、ほんじゃき毎年大人気で、参加者も増えまくりゆうがよ。

さて、19時にゃあ開会となり、まずは刈谷先生のご挨拶ながやき。


続いては、税理士法人刈谷&パートナーズさんの職員の皆さんのご紹介があったがよ。

ほんで、ビールが配られ、注ぎ合うて、みんなあで声高らかに乾杯し、宴会がスタートしたがやき。


ほんですんぐに、「城西館」さんの藤本副総支配人さんから、お料理のご紹介があったがよ。

この時点で、以下の通りの超豪華なお料理の数々が、ズラリとテーブルに並べられたがやき!
【オードブル】
●干し柿とマスカルポーネ
●カマンベールetオリーブピンチョス
●鴨冷燻et柚子皮コンフィ
●パテ・ド・カンパーニュ
●彩海鮮マヨ和えetミモレット
●ブルサンチーズetポークジンジャー
●エビグラタン(テルミドール)

【創作組み物】
●うちわ海老酒盗煮
●九絵ウニ焼き
●メヒカリレモン煮
●四万十鰻コンフィー
●茄子オランダ煮
●鮟鱇の南蛮
●文旦釜カニサラダ
●金目鯛ミゾレ煮

【創作寿司】
●本鮪とろ
●鰤炙りヌタ味噌
●天然鯛ジュレ貝割菜
●赤海老キャビア
●金目炙り
●清水サバ 生姜

【ジビエ】(画像撮り忘れ!)
●エゾジカとベーコンのポワレ MIXベリーソース
●七面鳥のロースト シャンピニオンソース
【揚物】(画像撮り忘れ!)
●スッポン竜田揚げ
●雲子磯辺揚げ
●ガシラ唐揚げ
●あん肝香り揚げ
●蓮根海老挟み揚げ
(青唐 レモン 山葵塩)
皆さん、この豪華な料理を前にして、かなりの数の方々がまずはお酒のコーナーに殺到したがよ。


実はワシも、料理に手をつける前に、お酒のコーナーに向こうたがやき。
けんどそりゃあ、この豪華な料理を、より美味しゅういただくためにお酒が必要やったっちゅうことながよ。
「深尾」のコーナーにて、2019、2018、2014、2013、2012、2011と順番に試飲さいてもうて、えい感じに熟成感のある2014を選んで、席に戻んて、「干し柿とマスカルポーネ」「赤海老キャビア寿司」「九絵ウニ焼き」「雲子磯辺揚げ」らあをいただきもって、「深尾2014」をいただいたがやき。
その絶妙なマリアージュの美味しさたるや、そりゃあ予想以上で、まっこと天にも昇るかと思うばあ、絶品やったがよ。
その後は、ワシゃあしばらく「深尾」コーナーにて、次々とやって来られるお客様に、ちくとお酒の説明らあをさいてもらいもって、さらにいろんな年代の「深尾」を、じっくりテイスティングさいてもうたがやき。
続いては、スペシャル食材として、幻ともいわれるばあ希少な「土佐あかうし」が紹介され、ファーム竹崎の竹崎社長さんが、ちくとお話されたがよ。

ほんで、その希少なレバーとローストビーフが、会場で調理され、コーナーに出されたがやき。
【コーナー料理】
●土佐あかうし焼きレバー ニラ ニンニク
●土佐あかうしローストビーフ切り出し ベビーリーフ おろしソース


レバーもローストビーフも、まっこと旨いの何の!
このあたりの肉料理にゃあ、さらに熟成感のある古酒化した「深尾2011」あたりがバッチリやったがよ。
その後、20時前ばあにゃあ、ワシがマイクを持たいてもうたがやき。
ほんで、「大吟醸酒」の「斗瓶囲い」っちゅうんが、いかに滅多に見ることすらできん、貴重な存在かっちゅうお話をさいていただいたがよ。


その上で、実は今ここに、今年の「深尾」を「斗瓶」のまんまで持って来ちょりますっちゅうたら、「城西館」さんの藤本副総支配人さんが、「斗瓶囲い」を持って入場したがやき。
ほんで、「斗瓶囲い純米大吟醸」を持って、ゆっくりと会場を回りはじめりゃあ、一瞬の静寂の後、アチコチから感嘆の声や驚きの声やドヨメキが聞こえ、引き続き写メのシャッター音が鳴りっぱなしになったがよ。
さあその後は、皆さんが「深尾」の「斗瓶囲い」に殺到ながやき!
ワシと藤本副総支配人さんとで、「斗瓶」の中身をカラフェに注ぎ分け、アチコチに配らいてもうたがよ。
一口飲まれた方々からは、「フルーティ!」「こりゃ旨い!」「こんな日本酒、飲んだことない!」「美味しい!!」・・・ちゅう悦びの声が、次々とあがったがやき。
さあそっから後は、皆さん飲んで食べて語り合うての大宴会!
「斗瓶囲い」の「深尾」はもちろん、年代モンの「深尾」や、他社のいろんなお酒らあにもお客様が殺到し、ワシもせっかくやき次々と飲まいてもうたがよ。

20種類ばあの日本酒をいただきゃあ、そりゃあもう立派な酔っぱらいながやき。
ほいたらここで、まっこと美味しそうな「旬のタタキ盛り」が登場しちょったことに気づいたがよ。
【旬のタタキ】
●北海道産の鮫鰈
●日本海の天然鰤
●高知産のスマガツオ
(薬味 ポン酢 天日塩 ぬた味噌)

「鮫鰈のタタキ」が特に脂がえい感じに乗っちょって、まっこと絶品中の絶品やったがやき。
この「旬のタタキ盛り」が登場しちゅうことに気づいてない方々も少のうのうて、残りそうでまっこともったいなかったき、ワシがマイクを持ってこぢゃんとPRさいてもうたがよ。
後半にゃあ、司牡丹の社長であるワシですら年に一度のこの会でしか体験したことがない、「深尾」の年代モンの飲み比べを、他のお客様らあと共にガンガンやらいてもうたがやき。
「2019の『深尾』は広瀬すず!若いけんど本物や!」「2011はやっぱし黒木瞳や!」「ほいたら2012は、石田ゆり子や!」「2014がえい!こりゃあ松たか子や!」・・・みんなあで好き勝手に女優らあに喩えて、こぢゃんと盛り上がったがよ!
そっから後の宴席は、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンにヒートアップしていったがやき。

とにかく皆さん、日本酒やらワインやら、いろんな酒の数々を飲みまくり、さらにMAXハイテンションの大盛り上がりに盛り上がっていったがよ。
次はアノ酒、お次はコノ酒・・・ちゅう具合に、皆さん立ちっぱなしで飲みまくりやったがやき。
終盤にゃあ、温かい鷄そばやデザートも出されたがよ。
【温物】
●鷄そば

【デザート】
●アップルパイ
●ベリータルト
●チョコレートクランチ

こうして21時半前ばあにゃあ、約50名のベロベロの酔っぱらい集団を量産した宴席は、無事中締めとなり、大団円のお開きとなったがやき。


当然「斗瓶囲いの深尾」も、各年代モンの「深尾」も、全てスッカラカンになっちょったがよ。
刈谷先生、税理士法人刈谷&パートナーズの皆さん、そしてご参加いただきました皆さん、今年も素晴らしい宴席を、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社