「人生たぁ、今日一日のことぜよ。」(デール・カーネギー)
アメリカ合衆国の作家で教師にして、自己啓発の世界的権威、デール・カーネギー(1888〜1955)さんの言の葉ながやき。
この言の葉にゃあ、まっことハッとさせられたがよ。
ワシらあは人生を考えるとき、80年とか90年とかっちゅう長いスパンで考えてしまうもんながやき。
ほいたら、人生の総仕上げらあてまだ先の話やと思うてしもうて、一日一日を流されもって、ただ漫然と過ごしてしまいがちながよ。
けんど真実は、人間誰やち、いつあの世からお迎えがくるからあて分からんし、何より日々を流されもって漫然と過ごしよったら、1年らあてアッという間、5年10年やちスッと過ぎてしまうもんながやき。
そんときになって、「ありゃ?しもうた!早や、こんな年になってしもうた!まっと早うにやりたいことをやっちょくべきやった!」っちゅうて悔やむ人が、少のうないはずながよ。
けんど、そんときにゃあもう遅い、後の祭りながやき。
ほんじゃき、このカーネギーさんの言の葉を、肝に銘じちょかにゃあいかんがよ。
今日の一日を、一生やと思うて過ごすばあ大切に使えんような人は、結局は明日も明後日も大切に使えん・・・つまり一生を大切に使うことができん人やっちゅうことながぜよ。