「酢飯屋」さんの店主・岡田大介さんは、日本全国の郷土寿司を研究されゆう方で、高知県の郷土寿司にも詳しゅうて、ご著書の「季節のおうち寿司」の中でも「郷土寿司大国 高知県」っちゅうて紹介してくださっちゅうばあながよ。


ほんでこの度「酢飯屋」さんにて、12月16日(月)〜22日(日)までを「高知WEEK」と称して、高知寿司ランチやクラフト展示販売を実施し、12月21日(土)にゃあ18時から「ベロベロの神様ナイト」っちゅう「土佐のお座敷遊び」メインの宴会を開催し、ほんでこの日22日(日)に、「酢飯屋バーベキュー」を開催っちゅう流れながやき。
ワシゃあ11時50分ばあに「酢飯屋」さんに到着したら、既に10名ばあのお客様がおられ、まずは久々にお会いする岡田さんにご挨拶さいてもうたがよ。
ほんで、開会までの間、店内をちくとウロウロさいてもうたがやき。
高知県の「手ぬぐい」や、いろんなグッズらあや、さらに調味料や食品らあも置かれちょって、即売されよったがよ。


お!販売やないけんど、お酒も土佐酒がズラリと用意されちゅう!

司牡丹は、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)や、「船中八策・きもと」(超辛口・きもと純米酒)らあが用意されちょったがやき。
また、壁面にゃあ、フランスの漫画が掲示されちょって、こりゃ何じゃろかと思いよったら、岡田さんから「私のことを紹介しちゅう寿司漫画です」っちゅうことやったがよ。
フランスの漫画で紹介されちゅうたぁ、まっことスゴイことながやき!




しかも、途中のページにゃあ、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」まで紹介されちょって、ちくとビックリながよ!
さて、この日のお料理は、全て高知県から取り寄せた食材を使うたもんらしゅうて、まず真っ先に目をひいたがは、チョー長い長い、「アカヤガラの刺身」やったがやき。

こりゃまっこと、なかなかユニークこの上ないカタチの魚ながよ。
けんど、岡田さんいわく、食べたらこぢゃんと美味しいらしいき、まっこと楽しみながやき。
さらに、ワシの同級生のファーム・ベジコの長崎さんくの野菜を、寿司桶に盛った「野菜サラダ桶」が、高知県産の「柚子ポン酢」と共に用意されちょって、「ミレービスケット」もあったがよ。

「おでん」の具材も、高知県産のコンニャクや豆腐らあで、日本酒のお燗を湯煎できるように、チロリも用意されちょったがやき。

「豚しゃぶ」のコーナーにゃあ、四万十ポークがズラリ!

いろんなお料理に搾りかけれるように、「柚子」もタップリ用意されちょって、まっこと至れり尽くせりながよ。

お!「可杯」も置かれちゅう!

岡田さんいわく、この日の前夜に開催された「ベロベロの神様ナイト」じゃあ、この「可杯」遊びで大盛り上がりに盛り上がりまくり、大変やったっちゅうがやき。
さて、12時ちょい過ぎにゃあ、20数名のお客様が集まり、岡田さんから開会のご挨拶と、この日のお料理らあについての説明があったがよ。

皆さん、既に来場された順に、ビールやら日本酒やらソフトドリンクやらを飲まれよったき、そのまんま乾杯し、高知県テーマの「酢飯屋バーベキュー」がスタートしたがやき。
ワシゃあ前日にこぢゃんと飲み過ぎて二日酔い寸前やったもんやき、最初はビールをいただきよったがやけんど、このお料理を見たら、こりゃあ日本酒やっちゅうことで、「船中きもと」をぬる燗にして、チビチビいただきもって、「おでん」や「アカヤガラ刺身」らあをいただきゃあ、これが旨いこと、旨いこと!
昼間やにいきなり、「船中きもと」のぬる燗が止まらんなってしもうたがよ。
ワシゃあ周りのお客様らあにも、司牡丹や他の土佐酒らあをちくと説明しもって、お薦めさいてもうたがやき。
料理を美味しゅうする辛口の土佐酒は、やっぱしこういう料理にゃあ最高ながよ!
ところで何でバーベキューながやろと思いよったら、中庭にて早速ワラ焼きの実演が始まったがやき。


12月は、本鰹はあんまり獲れんきに、今回は宗田鰹のワラ焼きながよ。
次々と焼き上がった「宗田鰹のワラ焼きタタキ」が皿に乗せられたがやけんど、そのたんびにアッちゅう間に無くなっていくばあ、大人気やったがやき。
ワシも、宗田鰹のタタキらあて初めていただいたがやけんど、これがこぢゃんと香ばしい香りがして旨味タップリで、本鰹以上に絶品やったがよ。
しかも、これまた「船中きもと」のぬる燗とバッチリで、なんぼやち飲めてしまうもんやき、まっこと危険ながやき。
さらに続いては、「神楽坂ワイン食堂ビストロ Entraide」さんのシェフ・工藤真樹さんが、ファーム・ベジコの長崎さんくのハーブで煮出した出汁と長崎さんくの野菜だっけで作ったっちゅう、「野菜のテリーヌ」が登場!

これがまた、見た目や切り口らあがこぢゃんと美しゅうて、インスタ映えもするもんやき、女性陣がドッと押し寄せ、大人気となったがよ!
ワシもいただいたがやけんど、野菜本来のナチュラルな旨味と、生命力あふれるような力強い味わいに、まっこと野菜以上の野菜を感じて、ちくとビックリしたがやき。


お次は、これぞ岡田さんの真骨頂!「土佐寿司」がドカンと登場したがよ!

しかも、なかなかレアな「キビナゴのオカラ寿司」と、「茗荷寿司」と、こりゃ珍しい「マンチョウ(マンボウの腸)寿司」ながやき。
これまた皆さん、ドドッと殺到し、アッちゅう間に空っぽになっちょったがよ。


ワシゃあ、「おでん」と「船中きもと」ぬる燗にハマってしもうて、チビチビやらいてもうたがやき。

続いては、「四万十地鶏の炭火焼き」が登場し、これまたアッちゅう間に空っぽに!

さらにお次は、岡田さんが「ウルメイワシの干物」を焼きだいたがよ!

こりゃあ辛口の土佐酒しかないっちゅうことで、大定番の「船中八策」を皆さんにお薦めさいてもうて、ワシもチビチビやらいてもうてウルメをいただきゃあ、そりゃあ飲んで食べて飲んで食べてが止まらんなるっちゅうもんながやき!


さらに、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)もあったき、こちらはフルーティやき、女性陣らあにお薦めさいてもうたがよ。

ちなみに高知県からワシ以外にも、「イナカデリコ」代表で高知と東京をつなぐ仕事らあをされゆう浅野聡子(さとこ)さんが来られちょったがやけんど、岡田さんから同姓同名でおんなじように岩手と東京の2拠点で仕事をされゆう浅野聡子(あきこ)さんを紹介され、2人で大盛り上がりになっちょったがやき。


まるでかつてのトレンディドラマ時代の「W浅野」ながよ!

皆さんその後も、しばし飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。
ほんでラストにゃあ、ビアノ・アコーディオン奏者の秦コータローさんが、アコーディオンの演奏をしてくださり、さらに盛り上がったがよ。

こうして14時半ばあにゃあ、高知県テーマの「酢飯屋バーベキュー」は、大団円のお開きとなったがやき。
岡田さんと「酢飯屋」スタッフの皆さん、そしてご参加の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社