「この世界は食べ物に対する飢餓よりか、愛や感謝に対する飢餓のほうが大きいがよ。」(マザー・テレサ)
カトリック教会の修道女にして聖人、修道会「神の愛の宣教者会」の創立者で、ノーベル平和賞受賞者でもある、マザー・テレサ(1910〜1997)さんの言の葉ながやき。
確かに世界にゃあ、まだまだ食べ物に対する飢餓が少のうないがやけんど、かのマザー・テレサさんは、それよりか愛や感謝に対する飢餓のほうが大きいっちゅうがよ。
つまり、世界にゃあ、食べ物に飢えちゅう人よりか、愛や感謝に飢えちゅう人のほうが多いっちゅうことながやき。
しかも、食べ物の飢餓は誰やちスッと分かるろうけんど、愛や感謝に対する飢餓は、目で見たち分からんし、本人も気づいてなかったりするき、なかなか厄介ながよ。
さらに、愛や感謝の欠乏は、食べ物の欠乏以上に生きる力を奪うき、世界中でこの欠乏によって命を落とす人が、いつまで足ったち減らんっちゅうことながやき。
そんな世界中の愛や感謝に対する飢餓に、どうやって立ち向かうか、どうやって支援物資を送るかっちゅうたら、そりゃあたった今この場で、おまさんが愛と感謝の言葉を発するだっけでえいがよ。
たったそれっぱあのことで何になるがなと思うかもしれんけんど、おまさんがある人に向けて発した愛と感謝の言葉が、そのある人から次の人に、そのまた次の人にっちゅうように循環し、あるいは拡散し、どっかで今まさに愛の欠乏により命を落とす寸前の人を、救うことになるかもしれんがやき。
SNS社会となって、何じゃちアッちゅう間に拡散する時代やからこそ、愛と感謝に満ちた言葉の拡散により、たくさんの人々を救うことができるとしたら、何と素晴らしい世の中になったことやろうと思わんかよ?
・・・さて、2019年令和元年のワシのブログも、今回が今年のラストながよ。
読者の皆さん、今年もまっことありがとうございました!
また来年2020年、令和2年も、ワシのこのブログと司牡丹を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。