「人間の幸福っちゅうもんは、時たま起こるすばらしい幸運よりか、日々起こって来る些細な便宜から生まれるもんながぜよ。」(ベンジャミン・フランクリン)
アメリカ合衆国建国の父の1人として讃えられる、政治家・外交官・著述家・物理学者・気象学者、ベンジャミン・フランクリン(1706〜1790)さんの言の葉ながやき。
幸福になるためにゃあ、時たましか起こらんようなすばらしい幸運が必要やと思うちゅうやったら、その人の一生は、間違いのう不幸やと断言できるがよ。
人間の幸福っちゅうんは、そういうもんやのうて、実は普段は気づかんような何げない日常の中で起こりゆう、ほんのちんまい「えいこと」の積み重ねの中から生まれるもんやっちゅうことながやき。
日常のほんのちんまい「えいこと」が、昨日は2つあった、今日は3つあったっちゅうて、就寝前の1日の終わりに、毎日発見し続けることができるような、そんな考え方を持っちゅう人、そんな日々をおくりゆう人こそが、ホンマに幸福な人やっちゅうことながぜよ。