2020年01月18日

幸せの言の葉〈1330〉

「ぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにゃあしなや みずから水やりを怠っちょいて」(茨木のり子)


戦後の日本を代表する女性詩人で、エッセイスト・童話作家・脚本家の、茨木のり子(1926〜2006)さんの言の葉ながやき。


この茨木さんの詩(「自分の感受性くらい」)の一節は、まっこと心にズシンと響くがよ。


ストレス社会と言われる現代は特に、心がぱさぱさに乾いてしもうて、自分を見失うてしもうたりすることが少のうないがやき。


そんなときゃあ、心にまったく余裕がないなるもんやき、ついついそれを他人や環境のせいにしとうなるもんながよ。


けんど、それがたとえ実際に他人や環境に原因があったとしたち、おまさんの心をぱさぱさに乾かせるがは、他人でも環境でものうて、そりゃあおまさん自身やっちゅうこたぁ、間違いないことながやき。


常に日々、自らの心に水やりを怠らんかったら、たとえ他人や環境からどれっぱあヒドイ目に遭わされたとしたち、心がぱさぱさに乾いてしまうっちゅうこたぁないがぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(4)
この記事へのコメント
sJLTeuHhKV
Posted by raiWdlkXKV at 2020年01月18日 09:51
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Posted by XRGCpPUATHE at 2020年01月18日 09:51
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Posted by MJfSEGboRpyneLPC at 2020年01月20日 00:08
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Posted by CPtrpWwTiHlYf at 2020年01月20日 00:08